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2015年10月22日 (木)

雨天の農場  平成27年9月10日

雨天の農場  平成27年9月10日

9月10日、栃木県で記録的な大雨による被害が相次ぎました。栃木県にお住まいのみなさんの身を案じております。小林農場は特に被害はなく、無事でした。

  今回もがけ崩れや河川の増水による浸水など、大きな被害が発生しています。地震、火山の噴火、台風など、改めて日本列島は自然災害多発地帯であることを思い知らされます。

  それにしても今年の初秋は雨ばかり、全くお日様が顔を出しません。梅雨の時期ですらこれほど雨が続くことは珍しいのではないのでしょうか。

毎日出荷作業があるので、毎朝、雨に打たれがら収穫作業をしています。作業服だけでなく下着まで濡れてしまうこともしばしば。日が出ないのだから乾かすこともできず、着るものがなくなりそうです。

畑はすっかり湿ってしまい、畑に足を踏み入れれば足がとられてまともに仕事ができない有り様です。畑にトラクターを入れて耕すことも難しいです。

  先週から雨模様がすでに始まっていました。先週は金曜日に少しだけ晴れて、土曜日には久しぶりに雨が降らず天候が安定して、土が少しだけ乾きました。この好機に土を耕して、今までずっと播きたかった作物の種をまき、植えたかった作物の苗を植え、馬力をかけて一気に播種と定植を終わらせておきました。

  そしてその次の日の日曜日から再び、雨、雨、雨。本当に作物の種まきや苗の植え付けができたのは先週の土曜日だけで、この日を逃していたら種まきも植え付けもできぬまま、秋の後半には収穫できる野菜がなくなってしまっていたかもしれません。

  タマネギの種まきなど、まだまだ9月に播きたい種や植えたい苗がたくさん残されています。これから晴れる日が続いても、しばらく畑は湿ったままでしょう。畑を耕せば土はグチャグチャに練られてしまうので、播種・植え付け作業は工夫してやる必要があります。

ずっと雨除けハウスの中で乾燥させたまま置きっぱなしなっていた小麦をこの長雨の間に袋詰めして、製麺所にお渡ししました。大変に遅れましたが、10月には小林農場の小麦で作った小麦粉やうどんを、希望される方々にお届けできる予定です。小麦の袋詰めや事務仕事や倉庫の片づけなど、雨の日にもできる仕事はたくさんあります。

農家はたいてい、畑仕事に追われる毎日をすごしています。毎朝、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、その日の仕事の段取りを頭に詰め込んで、一日が始まります。

雨が降れば、畑仕事はお休みしなくてはいけません。朝から雨が降っていると、農家の気分は「休日」に。「畑仕事ができずに残念」と思う前に、ついつい「今日はのんびりできそうだ」と思わず嬉しくなったりもします。でも、これだけ雨が長く降り続いていたのに、毎日「雨の日にもできる仕事」に追われて、まったく「休日」を作れませんでした。

雨の日も休まずに働くとは感心なことだと、我ながら思います。でも、私は雨の日は読書にいそしむ「晴耕雨読」こそが農家の理想的な暮らしだと思っています。そのようなゆとりを生み出すことができれば、農業という仕事がもっと魅力的になることでしょう。

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