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2015年10月28日 (水)

異常気象を生きる   平成27年9月18日

異常気象を生きる   平成27年9月18日

秋雨の日々、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  今年の秋はよく雨が降ります。お日様の日を浴びることによって作物は健全に生育してゆくだけに、最近の日が出ない天候は、作物にとって相当に厳しいと思います。今年の関東地方の秋野菜は全般的に不作で、野菜の価格が高騰しているようです。

  いっぽう、小林農場の畑でも、ナスやキュウリやピーマンなどの夏野菜が秋に入ってから徐々に収量を減らしていましたが、今週はさらに減り方が激しかったです。なんとかみなさんにお届けしてゆく量を確保するため、まだ小さな実も収穫して出荷しています。

  夏から秋に移り変わってゆく9月は、毎年、収穫できる野菜が減り、出荷に少し苦労します。今年の9月は特に天候不順で、よりいっそう厳しさが増しています。

  ジャガイモ、玉ねぎ、カボチャ、ニンニクなどはすでに畑より収穫して室内で保存しています。どんなに天候不順でも、これらの作物は安定して出荷してゆくことができます。

  現在、人参畑では人参の葉を間引く作業を行っていて、大量の人参の葉が畑より取り出されます。まだ根の部分が肥大していない若い頃の人参の葉は柔らかく、おいしく食べられます。特にかきあげにするとおいしく、みなさんにおすすめしたい食べ方です。

  普段は間引いた人参の葉はそのまま畑に捨てたりしていますが、収穫できる作物が少ない今の時期は、人参の葉も貴重な出荷作物となります。言い換えれば、今は人参の葉のおいしさを再発見してゆくのによい時期です。

  このように、いろんな作物を栽培していれば、1年間を通して、どんな天候であっても、収穫を楽しむことができると思います。できるだけ多くの種類の作物を栽培しておけば、異常気象が発生していくつかの種類が全滅しても、いくつかの種類は必ず生き残り、私たちに収穫の恵みを残してくれます。

  「最近の気象は異常だ」という言葉をよく耳にします。でも、長い歴史を振り返ると、大変な日照りがあったり飢饉があったり自然災害があったり、ご先祖さまたちは何度も異常な気象を経験しています。異常気象が長く発生しないことのほうが珍しいのではないのでしょうか。

それでも農業は滅びることがありませんでした。気まぐれな天候に左右されながらも農業には再生してゆく力があることを、ご先祖さまたちは示してくれました。

現在出荷に苦労しているのは、天候のせいだけではありません。小林農場の野菜の注文が少しずつ増えてきています。作物が不作の時期に出荷数が増えていっているので、嬉しい悲鳴をあげながら対応に追われています。

全国的に農作物が不作になる頃に、小林農場の野菜をご注文してくださる方が増える傾向があります。消費者の方々がなかなか農作物を手に入れにくくなる頃に、小林農場に出番が回ってきます。多品目を栽培することによって、気象がどんなに狂おうとも、何かしらはみなさんにお届けできる作物をご用意しておきたいと思います。

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