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2015年7月16日 (木)

野菜セットの衣替え    平成27年6月19日

野菜セットの衣替え    平成27年6月19日

梅雨寒の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  6月上旬より、関東地方は梅雨入りします。レタス類やブロッコリーなどの高温多湿の気候に弱い春野菜は傷みやすくなって出荷しにくくなります。去年は、この時期に野菜セットに入れる野菜の種類数を揃えるのに、かなり苦労しました。

  去年の7月に入る頃にようやく夏野菜のモロヘイヤが収穫時期を迎えました。でも、まだモロヘイヤの生育が勢いづく前だったので、その葉はかなり虫に喰われていました。      

出荷できる野菜が欠乏していた時期に新たに野菜セットにモロヘイヤを加えられることが嬉しくて、虫に食われた跡なんて気にも留めずに出荷しました。後で野菜セットを受け取った方より、「あれは商品とはよべない。」と手厳しいご指摘をいただきました。

  去年の反省を踏まえて、今年はモロヘイヤなどの夏野菜を去年よりも2週間ほど早く種をまき、予定通り、モロヘイヤはすでに収穫時期を迎え、野菜セットに加えています。今年はちゃんと収穫したモロヘイヤの状態を確かめる余裕を持ちながら、出荷しています。

  玉レタスは高温の環境に特に弱く、以前は6月に入る頃に、お届けした玉レタスが傷んでいたというご報告を多くの方々よりいただきました。それ以後、よっぽど状態が良くなければ、6月には玉レタスを出荷しないようにしています。

  今年、梅雨入りした頃より、お届けしたブロッコリーやカリフラワーが傷んでいたという報告を数軒の方々よりいただいています。これらの花蕾の部分を食用とする作物は高温多湿の中では保存性があまり良くありません。畑で良い状態で収穫されても、輸送中に低温を保てなければ、みなさんのもとに届くまでに簡単に傷んでしまいます。

どうしても畑で収穫時期を迎えた作物を無駄にすることなく全部出荷したいと思うのは農家の性(さが)です。でも、無理な出荷は、みなさんに傷んだ野菜をお届けしてしまう危険性を高めていきます。今年の経験から、ブロッコリーとカリフラワーも梅雨に入る頃には早めに出荷を打ち切ったほうが良いと思いました。

梅雨の時期に春野菜に頼るのは無理があります。今の時期からナスやキュウリやモロヘイヤなどの夏野菜を主体にした出荷へと切り替えていけるようにしたいです。

栃木県は5月上旬まで早朝に冷たい霜が降りる可能性があります。夏野菜は霜に当たると致命傷を負うので、小林農場では5月下旬まで待って、夏野菜の苗を畑に植えるようにしてきました。しかし、苗の植え付けを遅らせれば収穫開始時期も遅れて、梅雨の最初の頃は夏野菜があまり収穫できません。

今年は前述したとおり、夏野菜の苗の植え付けを早めてみました。遅霜が降りてきても手間をかけて苗の上に防寒用の布をかぶせればなんとか霜害をしのげると思います。

6月に学校や職場でも行われているように、野菜セットも「衣替え」をする季節なのだと思います。まだ夏野菜の生育に勢いはなく、キュウリやモロヘイヤなどの収量は少なく、出荷先が限られています。もっと「衣替え」を円滑にできるようにしてゆきたいです。

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