栽培暦 6月7日~6月13日 畑の適切な広さについてのひとり言
この1週間の仕事は、以下のとおりです。
収穫、出荷 大掃除 育苗 草刈り オクラの種まきのやり直し、防鳥 除草(モロヘイヤ、バジルなど) 定植(サトイモ、サツマイモなど) 玉ねぎ収穫、乾燥 播種(トウモロコシ、シカクマメなど)
小林のひとり言
どれくらいの広さの畑を管理すればよいのか?それを考えるときは、雑草が最も生い茂る夏に畑が雑草に覆われてゆく光景を思い描きながら、自分だったらどれくらいの広さの畑ならば夏に畑を草だらけにせずにきれいに管理できるかを考えるとよいと思う。
現在、小林農場が管理している畑の面積は2丁(20,000㎡)ほど。実際に管理してみて、私の実力ではこの面積は広すぎて、夏草を抑えることが難しいことがわかった。
毎年、夏になると借地を草だらけにしてしまい、私に畑をお貸ししてくださっている地主さんには大変にもうしわけがない。今年の秋、夏野菜の栽培が終わったら、借地の一部を地主さんにお返しすることになった。
小林農場が管理する畑の面積は減るけれど、これによって野菜の収量も減るとは思わない。むしろ、収量を増やすことができると思う。管理しなくてはいけない面積が小さくなって草刈りの手間が減り、作物一つ一つに注ぐ手間と愛情を増やすことができるのだから。
畑は広ければよいというものではない。自分の身の丈を測りながら、身の丈に合った広さで営農することが大事だ。管理する畑が減って身軽になるので、来年以降もお借りする畑は草だらけにせずにきれいに管理できるだろう。この秋まではがんばって、現在の広い面積を草だらけにしないように管理してみせよう。
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