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2015年4月30日 (木)

食べ物とアレルギー   平成27年4月2日

食べ物とアレルギー   平成27年4月2日

桜花爛漫の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  花便りの嬉しいこの時期は花粉症の季節でもあります。私は花粉症を経験したことがありませんが、花粉症にかかっている方々が目や鼻を真っ赤に腫らしている様子を見る度に、くしゃみや鼻水や目のかゆみで辛い思いをされていることは容易に想像できます。

  春に収穫される食材のさわやかな苦味は花粉症の症状を和らげる効用があるとか。現在お届けしている野菜セットの中では、菜の花がそのような効用を期待できると思います。

  近年、人類は豊かな生活を目指して、今まで自然界に存在しなかった未知の化学物質を次々に生み出してきました。未知の物質に触れれば、その物質との付き合い方が分らぬ人体は、思いもよらぬ過剰な反応をしてしまいます。花粉症の主な原因物質は杉などの花粉ですが、自動車の排気ガスなどによる大気汚染がさらに症状を悪化させて患者の数を増やしているようです。

  広範に複雑に絡み合ったさまざまな環境汚染によってもアレルギーが引き起こされるので、どんなに個人が気をつけて生活していても、アレルギーにかかってしまう場合もあるでしょう。毎日自分の畑で採れた野菜を料理して健康的な食生活を送っている私も、ひょんなきっかけから突然、「花粉症デビュー」をはたすこともあるかもしれません。

  それでも、少しでもご自身やご家族のアレルギー体質を改善しようと、まずは人体に及ぼす影響が大きい食生活を見直しながら努力されている方々もいます。小林農場は、そんな方々の力になりたいと思っています。

  先日、お子さんの食べ物アレルギーを改善しようと小林農場の野菜セットを定期的に購入されていた方より、お子さんの症状の変化についてご報告をいただきました。なかなかアレルギーが改善されなかったとおっしゃっていました。

  小林農場の畑では農薬を使用していません。しかしたいていの農家の方々は、稲作に農薬を使用したり家畜の飼育に抗生物質を使用したりしているので、肥料として畑に散布するために他所の農場からいただいてくる米ぬかや家畜糞などにはそれらの化学物質がわずかながら混じっています。その肥料を吸収して育った作物を出荷していますが、敏感な体質の人々はわずかな量の化学物質であっても体が反応してしまうことがあると思います。

化学物質が全く混じっていない安全性が高い高級な肥料を畑に必要な量だけ確保することは、現状では不可能です。試しに肥料を全く畑に散布せずに作物を育てたこともあるけれども、作物はうまく育ちませんでした。これからも無農薬栽培を続けていきながら、その上で少しでも化学物質を農場より排除していける方法を考えてみようと思います。

  今では体の健康に不安のない私も、幼い頃はアトピー性皮膚炎に悩まされ、父や母にも苦労をかけました。アレルギー体質の方々の苦労は、よく分ります。

  「安全性の高い食材を食べるようになってから、体のさまざまな問題が解決した。」との体験談はよく聞きます。食材の安全性を高めていくことには意味があると信じています。

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