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2015年4月22日 (水)

栽培暦 4月12日~18日

以下はこの週に行われた仕事です。

収穫、出荷  大掃除  育苗  播種(葉物野菜、大根、かぶなど)  里芋仮植え  播種(きゅうり、ズッキーニ、バジルなど)  定植(ネギなど)  除草(玉ねぎなど)  トンネルビニールや不織布の片づけ  
小林のひとり言
  小林農場の畑は粘土質で、ゴロゴロと固まりやすく、種をまくとき、まき溝をつけるにも種をまいた後に覆土すにも、とてもやりにくい。それでも今まで細かな工夫を積み重ねて、どんなにゴロゴロの土でも種を発芽させていけるコツを身につけてきた。
  しかし、今年の春作では、発芽がとても悪い。やはり、土がゴロゴロの状態のままでは種まきにしろ他の作業にしろ、やりにくくてしかたがない。土質を改良する努力をしはらうべきだろう。
  畑作業に適したすばらしい土の手触りは、粘土のように「ゴロゴロ」としていなく、砂のように「サラサラ」しているわけでもなく、その中間の「ホロホロ」としている。そのような土は排水性がよく、なおかつ保水性もよく、常に適度な水分を保持している。
  この3月下旬から4月上旬の2週間以上、栃木県ではまとまった雨が全く降らなかった。その間に播種した種が全く発芽しなかった。ゴロゴロの土では雨が降らないとカラカラに乾いてしまい、種も乾ききって死んでしまったのだろう。
  土がホロホロとしていれば、雨が降らなくても水分は保たれて、これほど発芽が悪くなることはない。「ゴロゴロ」を「ホロホロ」に変えていくには、有機物をもっとたくさん畑に投入するとよいと思う。やはり、堆肥の確保と散布が必要だ。
P9100618(写真)ゴロゴロの土の中で発芽した芽。あまりに土がゴロゴロとしていてうまく覆土ができなかったので、種をまいた後、土の代わりにもみ殻をかぶせた。さらにその上に一輪車のタイヤを走らせて鎮圧、種と土を密着させておいた。  

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