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2015年2月18日 (水)

栽培暦 2月8日~2月14日

以下はこの週に行ったしごとです。

収穫、出荷  大掃除  踏み込み温床作り  玉ねぎ植え戻し、除草  播種(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、レタス類)
小林のひとり言
  キャベツなどの種をポットにまいて温床に置いて保温。今春の育苗が始まる。
  育苗では温度の管理が重要になる。温床のフタやハウスのビニールを開けたり閉めたりして、育苗ハウス内の温度を調整する。
  温度計を温床内に設置。温度計を置く場所によって指し示す温度が違ってくるので、複数ヶ所に温度計を置いて、それぞれの温度を確認しながら正確な全体の温度を推測すること。特に苗にとって床土の地温が大切なので、気温だけではなく、地温も確認すること。
  春に育てる苗は、ナス、トマトなどの「夏野菜」とキャベツ、ブロッコリーなどの「春野菜」の2種類に分けられ、それぞれ温度管理が違う。以下に具体的な温度を再確認してみた。
  発芽適温(地温)・・・夏野菜は25℃前後。20℃以下で発芽不良、30℃以上で徒長(ひょろひょろとした弱い苗になること)。春野菜は20℃前後。15℃以上で発芽可能、25℃以上で徒長。特にレタス類は25℃以上では発芽不可能。
  発芽の限界温度(地温)・・・夏野菜は15℃~35℃。春野菜は10℃~30℃。
  生育適温(地温)・・・夏野菜は発芽後20~25℃(気温は25℃~30℃くらいだと思う)。定植直前には15℃~20℃。春野菜は15℃~20℃(気温は20℃~25℃くらいだと思う)。
  生育の限界温度(気温)・・・夏野菜は10℃~35℃。春野菜は0℃~30℃
P2081040_2温床の枠。ホームセンターからいただいてきた古いパネルを組み合わせて、パネルの中に稲わらを詰め込んで枠の壁を作る。
P2141046_2枠の中に落ち葉、米ぬか、鶏糞などを詰め込み、水を加えて発酵させる。やがて発酵熱が起こり、温床枠の中が温かくなる。
P2141052_2キャベツなどの種をまいたポットを、温床の中に並べて保温。寒い冬でも、種は温められて発芽する。

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