年越しうどん 小林家の食卓
去年の大晦日は、小林農場産の「南部小麦」で製麺したうどんを食べて、年を越しました。
以前に「南部小麦」の太麺うどんを食べてくださった方から「鍋でうどんを煮込んで食べたら、食感がぼそぼそとしてしまった」というご指摘をいただきました。「南部小麦」は粘りが良いので、その用途は主にパン作りに使われます。うどんに製麺すると食感を重たくしてしまう場合もあるのかもしれません。
ただ、南部小麦は香りの良さで知られている品種です。サッと煮た後に冷水でしめて、「ざるうどん」にして食べると、そばのような食感となり、その香りの良さも堪能できます。他の品種で作ったざるうどんと食べ比べると、なお、南部小麦のおいしさが際立ちました。
うどんをじっくりと鍋で煮込んで食べたい寒い時期は、南部小麦うどんは活躍の場はあまりないかも。うどんをざるうどんやサラダ風してさっぱりと食べたくなる春に、南部小麦うどんに活躍の場が与えられるだろうと、年越しうどんを食べながら思いました。
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