小林家の食卓:全粒粉のナンもどき
毎日、畑仕事でお昼は忙しい。昼食を作る時間がたっぷりとれないときの料理です。
手元にある野菜を炒めて、
水で溶いた小麦粉を混ぜて、両面を焼く。
写真は、キャベツをざく切りして小麦粉といっしょに焼いたもの。ほとんど手間がかからずに数分間で焼きあがり、お腹も満たされます。「簡単なお好み焼き」、または「発酵しないパン」みたいなもので、私はこの料理を「ナンもどき」と呼んでいます。
小麦粉は小林農場産です。品種は「南部」。風味の良い品種で、味付けしなくてもおいしく食べられ、こんな簡単な料理方法にむきます。
製粉所で小麦を製粉してもらうと、ついでに副産物の「ふすま」もいただいています。ふすまは小麦の表皮の部分で、小麦粉を精白にするときに取り除かれます。このふすまも混ざっている小麦粉を「全粒粉」というのですが、あまり一般的に販売されていません。
精白した小麦粉は見た目がきれいで料理もしやすいので多くの人に愛用されていますが、このふすまにたくさん栄養が含まれているので、ほんとうは全粒粉を食べたほうが健康に良いです。私は、ナンもどきを作る時、必ずふすまも加えています。
最近、直売所に小麦粉を販売するとき、小分けしたふすまもいっしょに販売してみました。思っていた以上にふすまを買ってくださる方が多かったです。全粒粉に興味のある方は少なくないようです。
ふすまを販売したら、小麦粉の売れ行きも良くなりました。ふすまをつけることで、小林農場の小麦粉に付加価値がついたようです。
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