冬支度
冬支度 平成26年12月16日
歳晩の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか?
冬の本格的な寒さを迎え、作物の防寒作業をすませました。大根や里芋は畑より全て掘り取り、深く掘った貯蔵用の溝に埋め込みました。白菜も畑から全部切りとって、霜の当たらぬ屋内に移して防寒。人参やカブには株元にたっぷりと土を寄せてあげました。
これだけ寒くなって日が短くなると、もう畑になんの種を播いても発芽はしません。この先、春が来るまで、新たに収穫できる作物はそんなに多くありません。現在収穫時期を迎えている作物を大事に貯蔵しながら、3月まで出荷していくことになります。
じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、長ネギ、白菜、ほうれん草、あぶら菜。以上の9種類は3月まで確実に野菜セットに加えていける見通しです。
これらの他には、葉物野菜では小松菜、みず菜、みぶ菜、ターサイなどが収穫時期を迎えています。大根は青首大根の他にも、まん丸い大カブのような形をしていて肉質がち密で柔らかな「聖護院大根」もたくさん貯蔵してあります。かぶは、白いかぶ以外にも赤いかぶも作りました。
冬用のカボチャの栽培に失敗したのは残念でした。ゴボウも不作で、あまり多く出荷できないと思いますが、少しずつ出荷できると思います。12月から3月の寒さが厳しい時期は、2000円セットには12種類くらいの野菜をお届けできると思います。
3月以降、気温が上昇してくると、作物の貯蔵が効かなくなって、貯蔵していた多くの作物が傷んでいきます。真冬の頃よりも、3月から5月までの早春のほうが出荷できる野菜の種類が少なくなって、種類数をそろえるのに苦労します。
この秋に種を播いて育てた小松菜は、販売しきれずにまだ、畑に残してあります。これが来年の3月になると茎を伸ばしてつぼみをつけ、これらをかきとって集めれば、「菜の花」として出荷することができます。3月以降の貴重な一品です。
またこの秋には、早春に収穫できる春キャベツや、5月以降から収穫できる玉ねぎやサヤエンドウの種も播いておきました。現在、静かに少しずつ生育しています。
6月のジメジメとした梅雨の時期にも多くの作物が傷んでしまい、今年はこの時期に出荷できる野菜の種類数をそろえるのに苦労しました。今年は秋のうちにネギの種を播いてみました。来年の6月には、小ぶりながらも出荷できる大きさに育っていると思います。
今まで里芋の貯蔵が調子良く、気温がぐんぐん上がっていく5月になっても6月になっても良い状態で保存できていました。来年は確実に6月まで里芋を野菜セットに加えていけるように、出荷していく量を調整していきたいと思っています。
野菜の種が播かれてから収穫にいたるまで、数ヶ月間の長い期間が必要です。「今すぐにこの野菜を出荷したい」と思ってからすぐにその野菜の種を播いても、遅すぎます。
来年の前半の半年間をすでに視野に入れながら、今年の秋から種を播いたりして準備をしました。このようにして多品目の野菜が年中、途切れることなく出荷されていきます。
« 12月21日~12月27日の野菜セット | トップページ | 栽培暦 12月21日~12月27日 »
「農場通信」カテゴリの記事
- 令和5年5月22日の野菜セット・家庭菜園の季節(2023.05.25)
- 自然な生活を取り戻せる好機 令和5年3月10日(2023.05.24)
- 人とウイルスの祭典 令和4年12月8日(2023.05.17)
- 声をあげるべき時は今 令和4年12月15日(2023.05.10)
- マスクを着用する自由、着用しない自由 令和4年11月24日(2023.05.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント