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2014年12月

2014年12月31日 (水)

小林家の食卓・つきたて餅のみそ焦がし炒め

Pc300959 私の住まいのすぐお隣の陶芸家さんのお宅で、餅つきが行われました。私も、近所のお米農家の方からいただいてきたもち米を持参して、餅をついてきました。

左の写真は、つきたての餅をその場でのして、そのまま我が家に持ち帰ったのし餅。

餅つき、大好きです。餅をつくとき、重たい杵(きね)も重たく感じません。何度でもつけます。1日中、ついていたいです。つく度に、餅つきのある国に生まれてよかったと思います。餅つきは千代に八千代に伝えていきたい日本の伝統だと思います。

・・・さて、以下は私のお気に入りのお餅の食べ方です。

Pc300964 ゴマ油を敷いたフライパンに餅を入れて炒めて

水で溶いた白みそを加えて、餅にからめながら、少し焦がす感じで炒める。

みその香りの香ばしい餅料理です。小林農場の葉物野菜も加えていっしょに炒めてみたけれども、上手に料理できませんでした。今回は野菜なしの料理です。

2014年12月30日 (火)

栽培暦 12月21日~12月27日

以下はこの週に行われた仕事です。

収穫、出荷  片づけ  干し芋作り  米ぬか入手  ジャガイモの芽かき  果菜類の畑の片づけ  

小林のひとり言

一足早く、新年の抱負

・ナタネをしっかりと収穫して、ナタネ油を作りたい。今までも毎年、ナタネの種を播いていたけれども、花を楽しむだけで収穫はしなかった。今年はぜひ、料理油を自給したい。

・稲作に関わって、できるだけお米を自給したい。自分一人で田んぼを管理するのは難しそうなので、それとは違うやり方で稲作と関わりたい。

・野菜の種の自家採種をしたい。種は買ったほうが楽なので、なかなか自分で種を採る手間をかける気力が湧かないのだが、最低10種類の野菜の種の自家採種をしてみようと思う。農業の今後を考えると、自分で種を採る技術は身につけておいたほうがよい。

・農場の整理整頓。片づけの苦手な自分の性格を克服。小林農場の見学を希望される方々を迎えいれて楽しんでいただけるようなステキな空間を作る。出荷所などももっと作業しやすいように整理しなおしたい。

・私も30代を終えて40歳になる来年中に、しっかりと農業で生計を成り立たせておきたい。少しずつ野菜の売り先が増えているので、来年の今頃はしっかりと貯金を築けるように。

以上、がんばれば実現可能な抱負を書き出してみた。これらの抱負を実現させるには、日々の規則正しい生活が不可欠。仕事が忙しいからといって、睡眠時間を削ったり整理整頓をさぼったりして生活が乱れれば、たちまち抱負はかなえられずに消えてなくなるだろう。

2014年12月29日 (月)

冬支度

冬支度   平成26年12月16日

歳晩の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか?

  冬の本格的な寒さを迎え、作物の防寒作業をすませました。大根や里芋は畑より全て掘り取り、深く掘った貯蔵用の溝に埋め込みました。白菜も畑から全部切りとって、霜の当たらぬ屋内に移して防寒。人参やカブには株元にたっぷりと土を寄せてあげました。

  これだけ寒くなって日が短くなると、もう畑になんの種を播いても発芽はしません。この先、春が来るまで、新たに収穫できる作物はそんなに多くありません。現在収穫時期を迎えている作物を大事に貯蔵しながら、3月まで出荷していくことになります。

  じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、長ネギ、白菜、ほうれん草、あぶら菜。以上の9種類は3月まで確実に野菜セットに加えていける見通しです。

  これらの他には、葉物野菜では小松菜、みず菜、みぶ菜、ターサイなどが収穫時期を迎えています。大根は青首大根の他にも、まん丸い大カブのような形をしていて肉質がち密で柔らかな「聖護院大根」もたくさん貯蔵してあります。かぶは、白いかぶ以外にも赤いかぶも作りました。

  冬用のカボチャの栽培に失敗したのは残念でした。ゴボウも不作で、あまり多く出荷できないと思いますが、少しずつ出荷できると思います。12月から3月の寒さが厳しい時期は、2000円セットには12種類くらいの野菜をお届けできると思います。

  3月以降、気温が上昇してくると、作物の貯蔵が効かなくなって、貯蔵していた多くの作物が傷んでいきます。真冬の頃よりも、3月から5月までの早春のほうが出荷できる野菜の種類が少なくなって、種類数をそろえるのに苦労します。

  この秋に種を播いて育てた小松菜は、販売しきれずにまだ、畑に残してあります。これが来年の3月になると茎を伸ばしてつぼみをつけ、これらをかきとって集めれば、「菜の花」として出荷することができます。3月以降の貴重な一品です。

  またこの秋には、早春に収穫できる春キャベツや、5月以降から収穫できる玉ねぎやサヤエンドウの種も播いておきました。現在、静かに少しずつ生育しています。

  6月のジメジメとした梅雨の時期にも多くの作物が傷んでしまい、今年はこの時期に出荷できる野菜の種類数をそろえるのに苦労しました。今年は秋のうちにネギの種を播いてみました。来年の6月には、小ぶりながらも出荷できる大きさに育っていると思います。

  今まで里芋の貯蔵が調子良く、気温がぐんぐん上がっていく5月になっても6月になっても良い状態で保存できていました。来年は確実に6月まで里芋を野菜セットに加えていけるように、出荷していく量を調整していきたいと思っています。

  野菜の種が播かれてから収穫にいたるまで、数ヶ月間の長い期間が必要です。「今すぐにこの野菜を出荷したい」と思ってからすぐにその野菜の種を播いても、遅すぎます。

  来年の前半の半年間をすでに視野に入れながら、今年の秋から種を播いたりして準備をしました。このようにして多品目の野菜が年中、途切れることなく出荷されていきます。

2014年12月28日 (日)

12月21日~12月27日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、かぶ、赤かぶ、里芋、長ネギ、白菜、ほうれん草、油菜、みず菜

小林のひとり言

収穫した野菜を丁寧に選別したり袋詰めしたりして野菜セットを作ってきたので、今の野菜セットは以前と比べて、受け取ってくださる方々が受け取りやすい形になってきているのではないかと思う。野菜が傷むのは自然なことだから出荷した野菜が傷んでしまう場合もあるけれども、細心の注意を支払ってきたので、出荷した野菜が傷むこともずいぶんと少なくなってきている。

ただ、丁寧に出荷しようとすれば、それなりに時間を費やさなくてはいけなくなる。今週はひとつひとつの出荷作業に時間をかけすぎて時間に間に合わなくなりそうになり、出荷作業の最後のほうは大慌てで作業を行った。案の定、出荷先を間違えて野菜を送るなどの間違いを犯し、出荷先のみなさんにご迷惑をおかけした。

出荷作業は丁寧に行わなくてはいけないのもちろんだが、それを手際良く行って時間を省略していかなくてはいけない。もたもたしていると、今回のように制限時間に間に合わなくなり、結局、慌てて慌てて仕事が雑になる。

出荷作業を手際よく行えるように、出荷作業所を少し大がかりに改造していきたいと思う。

Pc220886 赤かぶ

2014年12月26日 (金)

小林家の食卓:全粒粉のナンもどき

Pc250901 毎日、畑仕事でお昼は忙しい。昼食を作る時間がたっぷりとれないときの料理です。

手元にある野菜を炒めて、

水で溶いた小麦粉を混ぜて、両面を焼く。

写真は、キャベツをざく切りして小麦粉といっしょに焼いたもの。ほとんど手間がかからずに数分間で焼きあがり、お腹も満たされます。「簡単なお好み焼き」、または「発酵しないパン」みたいなもので、私はこの料理を「ナンもどき」と呼んでいます。

小麦粉は小林農場産です。品種は「南部」。風味の良い品種で、味付けしなくてもおいしく食べられ、こんな簡単な料理方法にむきます。

製粉所で小麦を製粉してもらうと、ついでに副産物の「ふすま」もいただいています。ふすまは小麦の表皮の部分で、小麦粉を精白にするときに取り除かれます。このふすまも混ざっている小麦粉を「全粒粉」というのですが、あまり一般的に販売されていません。

精白した小麦粉は見た目がきれいで料理もしやすいので多くの人に愛用されていますが、このふすまにたくさん栄養が含まれているので、ほんとうは全粒粉を食べたほうが健康に良いです。私は、ナンもどきを作る時、必ずふすまも加えています。

最近、直売所に小麦粉を販売するとき、小分けしたふすまもいっしょに販売してみました。思っていた以上にふすまを買ってくださる方が多かったです。全粒粉に興味のある方は少なくないようです。

ふすまを販売したら、小麦粉の売れ行きも良くなりました。ふすまをつけることで、小林農場の小麦粉に付加価値がついたようです。

2014年12月25日 (木)

小林家の食卓:赤緑クリスマス色炒めもの

Pc230896 千切りした人参と細かく刻んだみぶ菜を合わせて炒めた炒め物。

赤と緑の組み合わせ。華やかな感じがして、個人的に好きです。この組み合わせを「クリスマス色」とよんでいます。

冬の間、食卓で活躍してくれる人参が主に「赤」を担当します。みぶ菜やターサイなどの緑の鮮やかな葉物野菜が「緑」を担当します。

寒くなればなるほど、露地の葉物野菜の葉の緑色が濃くなっていくような気がします。

2014年12月24日 (水)

赤かぶ

Pc220886_2 白いかぶ以外にも、外皮が赤いかぶも栽培してみました。冬はしばらく、かぶの紅白を楽しめそうです。

薄切りして浅漬けにしたりサラダにしたりすると、料理がきれいにうっすらと赤く染まって華やぎます。煮て食べてもおいしいですが、煮汁が赤色に染まりどきつい色彩の煮ものになってしまうかも。

春や秋には二十日大根が収穫されますが、赤かぶと同じように料理されたりします。

Pc220891_2

2014年12月22日 (月)

つながる

つながる    平成26年12月8日

寒さがひとしお身にしみるころとなりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  先月、地元の市貝町でマルシェが開催され、小林農場も出店させていただき、野菜や加工品を販売いたしました。「マルシェ」とは、フランス語で「市場」という意味です。

  このマルシェで販売されているのは、無農薬栽培で育てられた農産物やそれらを素材にして使られた加工品や飲食。素材などにこだわった手作りの工芸品。「できるだけ人の心身に健康なものを売る」という明確なこだわりを持っている地元の生産者が集まりました。

  普段はなかなか売り先の見つからない小林農場の加工品も、このようなマルシェでは多くのお客さんに買ってもらえます。普段から安全性の高い良品を求めているお客さんが、財布のひもをゆるめながらマルシェを訪れてくれました。

  この規模の小さな手作りマルシェにこれだけのお客さんを呼び込めたのは、出店者のみなさんが口コミで自分たちのまわりの人々に宣伝してきたおかげです。現在はフェイスブックなどのSNSが発達して、食の安全や地球環境問題などに興味を持っている者同士が新たに仲間を作って情報交換を行い、共に行動しやすい時代となりました。

  他にも商品の安全性にこだわったマルシェが各地でいくつか開催されています。私もよく知っている無農薬栽培をされている農家の方々が主催しているので、私も客として足を運びました。無農薬で育てたナタネを搾って作ったナタネ油や無農薬の大豆から作ったしょうゆ、無農薬で育てた雑穀などを購入してきました。

  普段でも、私は自分の食べているお米を無農薬でお米を栽培している近所の農家の方から購入していますし、常飲しているお茶は自然食品を扱っている近所のお店から無農薬で育てられたお茶を購入しています。

  一般の売り場では、このような安全性の高い良品を探すのは大変かもしれません。でも、私自身が無農薬で野菜を生産しているので、その関係で私はそのような明確なこだわりをもっている生産者、販売者と出会うことができます。

  小林農場のすぐ隣の農家の方の鶏舎では、安全性の高いエサを与えながら数百羽の鶏を通気性の良い広々とした空間で健全に育てています。その鶏から採れる卵もまた健全で、私もその農家の方から卵をお分けしていただいています。卵を希望される方に野菜セットの中に加えて、野菜といっしょにお届けしています。

  小林農場では多品目の野菜と数種類の加工品をみなさんにお届けしていますが、それ以外の農産物、例えば無農薬のお米などをご希望される方もいらっしゃるかと思います。私に声をかけていただければ、そのような農産物を生産している農家の方々をみなさんに紹介していけるかと思います。

  安全性の高い良品を生産している生産者とそれらを求める消費者が結ばれていけばよいと思います。点と点が手を結んで線になり、線が重なり合って面となり、その面に美しい模様を紡ぎだせればすばらしいと思います。

2014年12月21日 (日)

栽培暦 12月14日~12月20日

以下はこの週の仕事です。

収穫、出荷  片づけ(年末大掃除開始)  サトイモ収穫、貯蔵

小林のひとり言

サトイモを全部収穫して貯蔵穴に伏せこんだ。これにて冬の貯蔵作業も終了。今までずっと畑仕事に追われながらくらしてきたけれども、しばらくは追われる仕事はなく、落ち着くことができる。

散らかし放題になっている農場を片づけていくことに時間を費やしていきたい。ここで片づけをさぼると、来年も散らかっている環境で仕事をしなくてはいけなくなる。

今の時期が片づけの習慣を体に染み込ませるための好機だ。また暖かくなって畑仕事が忙しくなれば、忙しいことを言いわけにして片づけなくなる。ここで片づける習慣を身につけておかないと、一生、私は片づけが下手なままで終わってしまう。

農家が最も優先しなくてはいけない仕事はなにか?それは整理整頓だと、最近、思うようになった。農場をきれいにして、農場を訪問してくるお客さんを気持ちよく迎えるようにしていきたい。

2014年12月20日 (土)

12月14日~12月20日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットです。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、かぶ、赤かぶ、里芋、長ネギ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜、みず菜

小林のひとり言

  寒波がやってきて、日本中、大変な寒さに。毎日、早朝には、畑の葉物野菜はまっ白に凍る。

  お日さまが十分に上った午前10時頃にみず菜を収穫しようとしたら、根元はガチガチに凍ったままだった。それでも収穫を強行したら、収穫されたみず菜はクシャクシャにしおれてしまった。仕方なく、午後、収穫しなおした。

  凍った状態のまま収穫すると、作物は回復できずにしおれてしまう。今の時期、午前中はまだ葉物野菜は凍ったままの場合があるので、午後になって十分に解凍されてから葉物野菜を収穫するのが無難だろう。 

  この時期の葉物野菜は強いもので、何度凍りついても枯れて死ぬこともなく、毎日、蘇生してくれる。冬の時期、けっこう、葉物野菜を楽しめる。

2014年12月19日 (金)

農家の健康法・私はこれで腰痛を改善しました

私は腰に「爆弾」を抱えていて、畑仕事中に何度かぎっくり腰をやらかして痛い目をみてきました。コルセットでギュウギュウに腰をしめつけて背中を固定させておかないと、怖くて畑仕事ができませんでした。

美木良介著の「ロングブレスダイエット」

以上の本に書かれていた腰痛を改善するための簡単な運動を毎日行っていたら、長年苦しめられてきた腰痛もずいぶんと解消されました(毎朝起きたらすぐ、5分間だけ腰をグルグル回すだけです)。今年はコルセットを巻き付けなくても安心して畑仕事ができました。

私にはとても効いた健康方法です。腰痛持ちのみなさん、試しにやってみてはいかがでしょうか。ついでに、ダイエットにも良いようです。

2014年12月17日 (水)

小林家の食卓・暖か鍋料理

Photo_6大根、白菜、里芋、長ネギ。現在、収穫期を迎えている野菜です。ぐつぐつと煮て食べる鍋料理にあう食材ばかり。冬は冷たい北風とともに、人の体を温めてくれる食材もいっしょに連れてやってきます。

小林家では毎晩、鍋料理です。ストーブに身をよせながら、ストーブの上に鍋を乗せて、のんびり、ぐつぐつ煮ながらいただきます。
上の写真では、土鍋でお米を炊いています。朝起きたらすぐにストーブをつけて、その上に一晩、水に浸していた米が入っている土鍋を乗せておきます。
日が昇るまでストーブで暖をとりながら本を読んだり事務仕事をしてすごしているうちに、土鍋は勝手にお米をおいしく炊いてくれています。

2014年12月15日 (月)

草の知らせ

草の知らせ   平成261125

霜寒の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  早朝には霜が連日降りるようになり、畑の表面は真っ白に凍ります。まだ暑い頃に元気に畑に生えていた夏草のハキダメギクにはひとたまりもなく、霜焼けして真っ黒になって枯れていきました。いっぽう、その株元では春草のハコベが地表を這っていく姿が、すでに目立つようになってきました。

  畑にはいろんな植物が暮らしています。農家は、おいしく食べられる植物を「野菜」と呼んで、そのひとつひとつに「大根」とか「人参」とか呼び名をつけます。いっぽう、それら以外のあまり人の役に立たない植物を「雑草」とひとくくりにして呼んでいます。

  勝手気ままに自生しているように見える雑草も、自分たちのすごしやすい土地を選んで生えてきます。例えば、ハコベはとても肥えている畑に生え、ハコベの姿が見える畑では作物がよく育ちます。昔から「ハコベが生えるようになるまで堆肥をはこべ」と言いながら農家は土作りにはげんでいたようです。

  小林農場が現在葉物野菜を収穫している畑では、ハコベやオオイヌノフグリやホトケノザなどの雑草がよく生えます。これらはみんな、肥沃地に生えると言われる草で、実際にこの畑で育てた葉物野菜はとてもいきいきと生育している最中です。

  特にほうれん草は葉物野菜の中でも土をえり好みする作物で、肥沃な土でなければうまく生育してくれません。この秋、他の畑で栽培したほうれん草は葉が黄ばんでしまって大きくならず、出荷できませんでした。ハコベが生えているこの畑では順調にほうれん草が育ち、ようやく収穫時期を迎え、これから冬の間中、みなさんにお届けできそうです。

  小林農場の最も広い畑の奥の方の部分は、春先からスギナが地表を一面、覆います。スギナは酸性の強い土壌を好んで生えます。多くの野菜は酸性の強い土壌を嫌いますので、スギナの生えている畑では野菜が作りにくいです。実際にこの畑でカボチャを栽培したことがありますが、スギナの生えている部分と生えていない部分で、明らかにカボチャの生育に差が生じていました。

  でも、じゃがいものように、稀に酸性土壌でも平気な顔して生育してくれる野菜もあります。この畑にじゃがいもを育てたら、普通に生育して、たくさん収穫できました。

  一般的には雑草が元気に生えている畑では、野菜も元気に育ちます。逆に言えば、雑草が元気のない畑では、野菜もよく育ちません。雑草が元気のない畑には、野菜を育てる前に、堆肥を施すようにしています。

  目の前に生えている雑草は、畑の土の状態を教えてくれます。そして、その畑に堆肥を施した方が良いのかどうか、または、その畑にどんな野菜を作付けすればよいのか、教えてくれます。

  「雑草」という名前の草はありません。目にする草をちゃんとした名前で呼んであげられるようになれば、農家はより深く、自分たちの畑の様子を把握していけるでしょう。

2014年12月14日 (日)

栽培暦 12月7日~12月13日

以下はこの週に行った仕事です。

収穫、出荷  片づけ  人参、かぶの土寄せ防寒  不織布をべたかけ  大豆の収穫、貯蔵  里芋収穫、貯蔵
小林のひとり言
  去年、ネギロータリーという耕運機を買った。この機械で耕すと、土が両側に飛び散り、耕した跡には深い溝ができて、両側には高く土が盛られる。
  ネギロータリーを1台持っていると、かなり作業がはかどる。特にこの時期の作物の防寒作業に活躍してくれる。大根を土中に埋め込むための溝を作ったり、畑で生育している人参やかぶにたっぷりと土を寄せて防寒できる。
  ネギ栽培では、ネギロータリーを使って、株元に土をたっぷりと寄せていく。冬の防寒対策になるのと同時に、土を寄せられる度にネギは長くてしっかりとした姿になり、軟白部分も長くなる。ネギロータリーがなかった頃と比べ、今はしっかりとした長ネギが栽培できている。

2014年12月13日 (土)

12月7日~12月13日

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、長ネギ、白菜、レタス、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、みず菜、春菊
小林のひとり言
  レタス、ブロッコリー、春菊などの秋野菜は、あまり寒さに強くないので、間もなく霜枯れする。氷点下近くまで生き残れる耐寒性のある野菜だけが、今後の野菜セットの中に残る。
  じゃがいも、人参、大根、かぶ、里芋、長ネギ、白菜、ほうれん草、あぶら菜、みず菜。この10種類は確実に来年の3月まで出荷し続けられる見通し。これらの他にどれだけ多くの種類の野菜を野菜セットに加えていけるかどうか。
  冬用カボチャの栽培に失敗したのは残念だった。ゴボウも不作で、出荷できるかどうか分からない。でも、他の作物は冬の間中、出荷できるので、冬もそれなりの野菜セットが作れると思う。
Pc120853現在出荷している長ネギ。

2014年12月12日 (金)

追跡記録・白菜の生育

12月3日撮影  8月16日播種の白菜

Pc030820 ちょうど収穫適期を迎えている。小さな種からこんなに大きく育つ。白菜の大きさを分かりやすく写真で伝えるため、携帯電話を置いてみた。白菜が人の顔ほどの大きさに生育していることが分かる。

Pc100847 寒さが厳しくなり、畑に白菜を置いておくと凍ってしまう。屋内に移動して防寒。畑から離れても白菜は腐らずに生き続け、冬の間中、おいしく食べられる。

10月27日撮影  8月16日播種の白菜

Pa250755 Pa250757

10月4日撮影  8月16日播種の白菜

Pa040693 (左)外葉を広く伸ばしながら、中心部では結球を始めようとしている白菜。

(右)白菜畑の様子。Pa040696_2

9月5日撮影 8月16日播種の白菜

(右)定植した後の苗の様子。P9050609

2014年12月11日 (木)

小雪とはどんな季節?

小雪 (平成26年は11月22日~12月6日)

Pc030814朝は寒くても、昼に晴れると陽気を感じられる頃です。この季節の晴れは、まるで春が戻ってきたようなので「小春日和」と呼ばれます。
Pc030824木枯らしが吹く頃です。強い北風が木々の葉を全て払い落し、幹と枝だけの冬木立となります。
そして、ときおり時雨れる頃です。気温の低い今、雨が降る度に地面がなかなか乾かず、住まいの周りの地面はいつもグチャグチャしていて、なにをするにも長靴が必要で面倒です。
Pb280807_2畑では、冬の間貯蔵しておきたい作物の貯蔵作業をすませておくべき頃です。左の写真は、貯蔵穴に埋められていく大根。
そして、連日、ストーブに火を灯し始める頃です。ストーブの上に鍋を乗せて、暖をとりながら鍋料理を楽しんでいます。
月の満ち欠け
11月21日 新月
12月6日 満月

2014年12月10日 (水)

衆議院選挙直前特集

小林農場は、原発の再稼働を推進する安部政権に、断固、反対いたします。

鹿児島県の川内原発が近いうちに再稼働する見通しとなりました。安部政権は今後も原発の再稼働を推進していく方針のようです。

原発がなくても電気量は十分に足りています。原発こそが最も費用のかかる発電方法なので、原発をやめれば日本の経済は改善していくでしょう。

原発は地球温暖化の防止に有効な環境に優しい技術だと安部政権は言いますが、処理のできない危険な放射性物質を量産し続ける原発が地球環境に優しいわけがありません。実際に、原発は福島の大地に取り返しのつかない汚染をまき散らしてしまいました。

原発を再稼働しなくてはいけない理由は、どこにも見当たりません。なのに安部政権は「原発がなくなれば電気が足りなくなる」「原発がなくなれば日本の経済が悪くなる」などとウソを言ってまで、必死に原発を再稼働させようしています。

原発のような巨大な施設をめぐって、多額のお金が動きます。だから「利権」が生じやすいです。自分たちに有利な「原発利権」を手放したくないので、安部政権は原発を再稼働させたいのです。

日本に原発があるかぎり、どこかで再び原発事故が繰り返されることでしょう。あの福島第一原発事故では、私たち農家は本当にひどい目にあいました。農業は原発とは絶対に共存できません。

一人の農家として、みなさんにお願いいたします。次の衆議院選挙では、原発の廃止を訴えている候補者に一票を投じていただきたいです。

今回の選挙は安部首相の個人的な思惑によって突然に行われることになった、全くやる必要もないくだらない選挙だと思います。でも、だからといって選挙に関心を持たずに選挙に参加しない人が増えて投票率が落ちると、組織力のある自民・公明の政権与党が選挙戦を有利に戦えることになります。選挙を棄権することは、政権与党を支持したことと同じことになってしまいます。安部政権に少しでも不満を持っている人は、必ず投票所に足を運んで自民党以外の政党に一票を投じたほうが良いです。

自民党を支持している消費者の方々はもう、小林農場の野菜を買ってくださらなくなってしまうかもしれませんが、でも言わずにはいられません。安部政権は間違っています。

安部首相のおっしゃるとおり、私も日本は美しい国だと思います。首相のおっしゃるとおり、人々が自分の国を愛する心をもつことは大切なことですし、私も日本を愛しています。首相も、日本をすばらしい国にしたいという情熱を燃やしながら政治家になったのだと思います。福島で起こった悲劇を思い返しながら、原発を再稼働させていく国が本当に美しいのかどうか、もう一度、安部首相に考えていただきたいと思います。

2014年12月 7日 (日)

小林家の食卓・大根の葉のふりかけ

Pc050833 材料  大根の葉、米、ゴマ、カツオブシ、ごま油、しょうゆ

大根の葉を細かく刻み
ごま油を敷いて熱したフライパンで、できるだけ水分がなくなるまで炒め
ゴマとカツオブシを混ぜて最後にしょうゆを回し入れ
フライパンから取り出して、アツアツに炊いたご飯のうえに乗せる。
大根は、根の部分だけでなく葉の部分もおいしく、野菜の全ての部分を食べることにより、よりつりあいのとれた栄養を補給できるようです。
でも、今後、大根の葉は寒さのため枯れてしまうので、これが今年度の大根の葉の食べ収めです。
 

栽培暦 11月30日~12月6日

以下はこの週に行った仕事です。

収穫、出荷  片づけ  マルシェ出店  白菜の貯蔵  大根、かぶの貯蔵  堆肥の切り返し
小林のひとり言
  本格的に寒くなっていくこの時期、貯蔵作業をすすめている。白菜は畑から屋内に移して防寒。その数は350個ほど。大根は畑から貯蔵穴に移して防寒。その数は180本ほど。冬の間中出荷し続けていくには、余裕のある数だと思う。

2014年12月 6日 (土)

11月30日~12月6日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、かぶ、さといも、長ネギ、白菜、ブロッコリー、サニーレタス、小松菜、ほうれん草、春菊

小林のひとり言

  小松菜などの葉物野菜は、みんな、生育の速さに差がある。先に大きくなったものから収穫して、その空いた空間に葉を伸ばしながら、まだ小さかったものがのびのびと大きく生育していく。大きくなったものから順番に収穫していくことにより、長期間、収穫を楽しめることができる。

  ところが、今年は、あまりにたくさん葉物野菜が順調に育ったため、出荷しきれずにいる。よって、たくさんの葉物野菜はみんな、狭い空間でぎゅうぎゅうに押し合いながら生育しているため、背ばかりが高くなって、ヒョロリとした軟弱な格好になってしまった。

  葉物野菜が健全に生育していくためには、あまり良い環境ではないと思う。込み合うようであれば、収穫時期を待たずに早めに間引いていったほうがよいのだろう。ついついもったいないと思って、間引くことをためらってしまったりするけれども。

  人参やかぶの栽培では、生育の早い段階で間引く癖が身についているので、あまり収穫に追われずにすんでいる。しっかりと太った人参を収穫できている。

2014年12月 3日 (水)

追跡撮影記録・大根の生育

11月28日撮影  9月10日播種の大根

Pb280804畑から抜き取られた大根。品種は「青首長大根・青の幸(トーホク交配)」。収穫された大根のほとんどがきれいにまっすぐに伸び、中身にスが入らず、外の皮も中の肉質もまぶしいばかりの白色で、しかもおいしい。ここ数年で最も出来栄えの良い大根で、収穫していて楽しかった。

Pb280807_2(右)寒くなるため、大根を防寒。深い溝を掘り、畑から抜き取った大根を溝の中に並べる。

Pb280808 (左)溝に土をたっぷりかぶせる。


10月20日撮影  8月21日播種の大根

Pa200751大根の収穫。品種は「打木源助」。あまり長くならず、ずんぐりとした体型。食べきるにはちょうど良い大きさかも。

9月18日撮影 8月21日播種の大根

P9180645_2 (左)播種後、約1カ月後の大根。(右)虫食われ穴がほとんどなくとても葉がきれいだったので、間引いた葉を出荷してみた。

P9180650_3

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9月3日撮影 8月21日播種の大根

P9030585 (左)発芽したばかりの大根の芽

(右)大根や葉物野菜を防虫ネットで囲み、防虫

P9030581

小さな農場の細やかな心配り

小さな農場の細やかな心配り   平成261110

落ち葉が風に舞う季節となりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  農薬をまくことによって虫の被害のないきれいな野菜が当たり前に売られるようになっている現在では、どうしても虫が野菜にくっついていることを苦手に感じる方もいらっしゃると思います。「虫の食われた跡のない野菜がほしい」というご要望をみなさんからいただくこともあります。

無農薬栽培をしている私には厳しいご要望に感じられました。でも、虫害の目立つ作物は、実はそんなに多くありません。葉物野菜に虫はつくけれども、じゃがいもや人参などの根菜類は目立った虫害はうけません。虫の苦手な方の野菜セットには葉物野菜の代わりに根菜類など増やして対応してみました。

人参をミキサーにかけてジュースにして飲む習慣のある方から「人参をたくさんほしい」とのご要望をいただきました。人参を収穫していると、割れてしまっていたりタコ足のような変な形をしていたり、売り物にならないような人参もいっしょに掘り取られます。これらの人参を捨ててしまわずに加工用に有効に使われることはありがたいことなので、大量の人参を必要とされている方々に野菜セットとともに規格外人参をお分けしています。

野菜セットに関するさまざまなご要望をみなさんからいただいてきました。どのご家庭にとっても食生活は重要な位置を占め、食材に関する独自のこだわりもお持ちかと思います。特にお子さんが食物アレルギーを持っているご家庭や、赤ちゃんが生まれたばかりのご家庭などは、食べ物に対して気をつけていらっしゃることかと思います。各ご家庭の事情により、野菜セットに対して要望したいことがあるかと思います。

私にご要望を伝えるときに「できる範囲でかまいません」という気遣いの言葉を添えてくださる方々もいました。個別に対応しようとして私の仕事の手間がいちじるしく増えてしまわぬようにと、気遣ってくださいました。

個別対応をしていくことにより、農場の方にも利点があります。みなさんのご要望を聞くことにより、みなさんが野菜セットに何を望んでいるかを察していくことができます。それは、今後の野菜セットの品質向上のために役に立ちます。

多くの方々から「大根は根だけではなく葉もほしい」とのご要望をいただきました。それまでは、他の葉物野菜がたくさん収穫されるこの時期にわざわざ大根に葉をつけてお届けすることもないだろうと思い、大根の葉を切り落として出荷することが多かったです。

でも、大根の葉には、小松菜にもほうれん草にもマネできない味わいがあります。みなさんから、大根の葉を刻んでふりかけにして食べる食べ方も教わりました。みなさんからいただいたご要望は、私に大根の葉を見直すきっかけを作ってくれました。

数千軒、数百軒もの世帯を相手にしている大きな農場には細やかな個別対応は難しいかもしれませんが、数十軒のご家庭とお相手させていただいている小林農場のような小さな農場なら、それができます。遠慮は無用です。ご要望があれば、お伝えください。

2014年12月 1日 (月)

小林家の食卓・おやき風のおもてなし料理

Pb300813_2 小林農場産の小麦粉(小麦の品種は「南部」)を使用。

千切りした大根、人参に小麦粉と水を適量、混ぜて軽く練って生地を作り

ゴマ油を敷いたフライパンに生地を広げて、両面を炒め

最後にしょうゆを回し入れて、味付け

農場を訪問してくるお客さんにおもてなしができる素朴な一品として、小麦粉を使った簡単でおいしい料理を考案しています。

おやきのような料理方法を研究中。まだ、改良の余地あり。生地の練り方などに、工夫を加えていきたいと思います。

栽培暦 11月23日~11月29日

以下はこの週に行われた仕事です。

収穫、出荷  片づけ  タマネギに施肥  ジャガイモの防寒  大根の伏せこみ  切り干し大根、切り干し人参を作る

小林のひとり言

  雨がよく降る。防寒のために白菜を畑から屋内へ移して長期間貯蔵したいのだけれども、白菜は雨で湿ったまま。できればもう少し乾いてから貯蔵できればよいのだけれども。

  雨のため、防寒作業が遅れてしまっている。次の週から冬の寒さが厳しくなるらしい。もうゆっくりと仕事はしていられない。この防寒作業を終えれば、ようやく畑仕事に追われることがなくなり、ゆったりと年を越せる。

  切り干し大根、切り干し人参や干し芋をしっかり作って、しっかりと出荷できるようにしていきたい。収穫できる野菜が少なくなる冬の時期、貴重な保存食となる。

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