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2014年11月 5日 (水)

楽しい小麦粉

楽しい小麦粉  平成26年10月7

さわやかな秋晴れが続いております。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場では今年の夏に収穫された小麦を製粉して小麦粉を作り、冷蔵庫にて冷蔵保存しながら現在、販売中です。新たに小林農場で栽培された小麦の品種は、岩手県の代表的な銘柄「南部」。製粉された小麦粉で自家製パンが作れる品種と聞き、栽培してみました。

小麦粉に水を加えて練ると、粘土のようにねばねばとくっつき、ゴムのような弾力を持った生地ができます。この粘り気の強さによって、小麦粉の種類が分類されています。

  粘り気が強いのが「強力粉」。粘り気が抑えられているのが「薄力粉」。その中間が「中力粉」です。一般的に小麦粉からパンなどを作る場合は強力粉が使用され、からっとしたコロモのついたてんぷらを揚げたいときは薄力粉が使われます。

  うどんなどの麺は、一般的に中力粉より作られます。日本の気候条件では強力粉の小麦を作るのは難しいのですが中力粉の小麦は栽培しやすく、古くから日本人はうどんなどの麺を好んで食べてきました。今まで小林農場が生産して出荷してきた小麦粉や乾麺も、中力粉の小麦の品種より作られています。

  ここで訂正とお詫びをさせていただきます。パンが作れるので私はてっきり、「南部」を製粉した粉は強力粉だと思いこみ、「強力粉」としてみなさんに農場の新たな小麦粉を紹介してきました。でも、よく調べてみたら、南部の粉は「中力粉」に分類されるようです。

  プロのパン職人の方の話を聞くと、本物の強力粉と比べると、南部の小麦粉を焼いた時のふくらみ方はやや弱いようです。それでもその風味と香りの良さのため南部を使用するパン職人もいるようです。パンが作れるほど粘り気の強い小麦粉であることは間違いありません。中力粉を強力粉としてみなさんに紹介したことを、お詫びもうしあげます。

  試しに私も、挽きたての南部小麦粉を使ってパンを手作りしてみました。丸めた生地を何度かねかせながら発酵させました。生地がふっくらと膨張しながら焼き上がっていく様子。焼き上がったパンを手で割るとふんわりとちぎれていく感触。一般的な国産小麦粉と比べて明らかに力強く膨らむ小麦粉であることを確認しながらおいしくいただきました。

  南部小麦粉を、希望される方に販売しております。パン作りの経験のない方も気軽にパン作りを楽しめるよう、パンの作り方も紹介いたします。もちろん、パン作り以外の用途にも利用ができます。お菓子作りやすいとんやお好み焼きまで、幅広くお使いできます。

  南部小麦粉で製麺した乾麺(うどん)も希望される方に販売しております。細麺をサッとゆでて食べてみると、ソバのようなおもしろい食感でおいしかったです。南部の風味と香りをぜひ、みなさんにも味わっていただきたいと思います。

  ケーキ、和菓子、ビスケット、てんぷらのコロモ、うどん、ラーメン、スパゲッテイ、パン、餃子の皮、すいとん、お好み焼き。これらは全部、小麦粉より作られます。小麦は1万年も前から人類に栽培され、粉にして、いろんな形に加工されながら主食とされてきました。小麦は人類にとって重要な作物であると同時に、とても楽しい作物だとも思います。

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