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2014年5月

2014年5月30日 (金)

5月25日~5月31日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

里芋、かぶ、玉ねぎ、キャベツ、レタス、サニーレタス、二十日大根、小松菜、山東菜、チンゲンサイ、春菊、ニラ、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ  人参ジュース(試食用)

小林の手帳より

  葉物野菜の比率がかなり多くなっている内容。葉物野菜はあまり保存の効くものではないので、一度にたくさんお届けしてしまうと食べきる前に傷んでしまう危険性がある。小松菜にしろ山東菜にしろ、もう少し1軒あたりの量を減らしていったほうが無難かもしれない。たくさんの葉物野菜をお届けすると、受け取る側は負担に感じる場合もある。

  大根を間引いてみると、すでに根の大きさが人差し指よりも太くなっていて、料理できる大きさになっている。これらの間引き大根を畑に捨ててしまわず野菜セットに加えていけば、葉物野菜を減らして根菜類の野菜を増やすことができる。人参も小さいけれど、料理に使える大きさになっている。

2014年5月28日 (水)

農家が手間をかけるべき仕事

農家が手間をかけるべき仕事   平成26年5月20日

若葉が目にまぶしい今日このごろです。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  農場のすぐ近くに新しく直売所が開店し、小林農場も野菜をそちらのお店に出荷させていただいています。葉物野菜は適当な量をビニール袋に詰めて店頭に並べているのですが、先日、お店の方より、ビニール袋に泥がついていたとのご指摘をいただきました。

  収穫した葉物野菜をそのまま袋に詰めれば袋のどこかに泥はついてしまいます。でも、店頭に並んでいる他の農家の方々の品物を見渡してみると、袋に汚れはありませんでした。

  他の農家の方にたずねて、袋の詰め方を教わりました。今では私もコツを覚え、袋に泥をつけずに葉物野菜を詰められるようになりました。

  直売所で野菜をお客さんに買っていただくためには、品物をきれいに包装して見た目を整えることが重視されます。直売所で自分の野菜を販売させていただくいじょう、きれいに包装をしてほしいというお店からの要請に応じていく必要があります。

  収穫した野菜を水洗いしてきれいに泥を落とし、乾かしてしっかりと水をきり、そして袋を汚さぬように注意深く野菜を袋に詰めていく一連の作業。はっきし言って、大変な手間です。どんなに手間をかけてきれいに包装しても、中身の野菜の品質は変わりません。

  この手間を省いて出荷作業を短縮し貴重な時間をたっぷりと畑仕事に費やすことができれば、もっと中身の質の良い野菜を作ることができるのに。そう思うと、袋を汚さぬために時間をかけてしまっている自分の仕事が、空しくなってきます。

  直売所などでで売られている大根などの根菜類は、たいてい水洗いされています。見た目が良いし、お客さんが水洗いする手間を省けるという利点があるいっぽう、水で洗ってしまうことで貯蔵性が低下して中身の品質が落ちる危険性もあります。

  小林農場の野菜セットでは、たいていの場合、根菜類は泥をつけたまま出荷しています。品質を保持するため、そして、出荷作業を省略化するためです。

  泥がついた野菜を裸の状態で箱に詰めてみなさんのお宅にお届けしたら、みなさんがそれらの野菜を取り出すとき、泥が床にこぼれて床を汚してしまうでしょう。だからビニール袋にそれぞれの野菜を簡単に詰めるようにしています。

  最近お届けしている里芋は、水洗いして泥を落としています。気温が上がっている今の時期、傷んだいもが増えてくるので、出荷する前に注意深く里芋を点検する必要があります。泥を落としておくと傷んでいるいもを見つけやすく、選別作業がはかどります。これらのようにやる価値のある包装や水洗いならば、小林農場も手間を惜しんだりしません。

  泥がついている根菜類でも虫食い穴のある葉物野菜でも、みなさんが寛容に受け取ってくださったから、私は出荷作業にあまり手間をかけずに畑仕事をすることができました。

  健全に育って味のおいしい野菜は、その姿も美しいです。だから見た目も大事で、姿の美しい野菜をお届けしたいと思っています。作物を健全に育てるために畑仕事にたっぷりと手間をかけられるように、出荷作業の手間を省く工夫をしていきたいと思います。

2014年5月23日 (金)

野菜セットが届くまで

野菜セットが届くまで  平成26年5月13日

緑風の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  野菜の味は、鮮度によって大きく影響されます。収穫されてすぐに出荷された新鮮な野菜は当然のことながら、収穫されてから日数が経過した野菜よりも良い状態を保っていて、味質も落ちにくいです。

  火曜日に出荷する野菜は、火曜日の早朝に収穫するのが一番良いでしょう。でも、収穫物の泥を落としたり水洗いしたり、袋に詰めたり箱に詰めたりして、出荷作業には時間がかかります。火曜日に出荷するには前日の月曜日に収穫をすませておく必要があります。

  それでも小松菜やサニーレタスなどの鮮度が命となる葉物野菜だけは、火曜日の早朝に収穫するようにしています。早朝の出荷作業が忙しくなり、最近の火曜日配送では農場を出発する時間が遅れてしまい、正午をすぎてからみなさんのお宅に野菜セットをお届けすることもしばしばありました。

  この季節、日中の気温が上がってきています。高温の中で野菜は傷みやすくなります。できるだけ良い状態でみなさんに野菜をお届けするには、涼しい午前中のうちに全ての配送を完了することがのぞましいことだと思っています。

  現在、日が長くなり、早朝の四時半にはすでに外が明るくなっています。先週は外が明るくなってすぐに収穫作業を始め、全ての配送を午前十時までに終了させました。月曜日の夜は早く寝て火曜日の朝は早く起きれば、配送当日に収穫したばかりの採りたての葉物野菜を涼しい午前中にみなさんにお届けすることができるでしょう。

  火曜日は一日中外出されているお宅には、指定された場所に野菜セットをおかしていただいています。野菜を冷蔵庫にしまうのが夕方以降になると思いますので、野菜セットの箱の中に保冷剤を入れて涼しい状態を夕方までできるだけ保持させようと思います。

  昨日、月曜日の朝のうちに、キャベツや大根などの比較的貯蔵性の良い作物の収穫をすませておきました。サヤエンドウはそれほど貯蔵性が良くありませんが、収穫作業に手間がかかるので、月曜日の朝のうちに収穫をすませておきました。

  収穫した野菜を、出荷野菜の貯蔵用に使用している我が家の家庭用冷蔵庫に入れています。できるだけ鮮度を維持できるよう、冷蔵保存しておきます。今日、火曜日の早朝に冷蔵庫より取り出し、箱に詰めていきました。

  火曜日の早朝に収穫する予定だった葉物野菜でしたが、その時間帯は天気予報では雨が降るとのこと。収穫物が雨でびしょびしょに濡れてしまわぬように予定を変更して、昨日の月曜日の日が暮れる寸前の夕方に、葉物野菜の収穫をすませておきました。

  今日の早朝に野菜の箱詰めも終了。今回は畑仕事がたてこんで、火曜日の朝にこの農場通信を大急ぎで書いていますが、この通信をセットの中に入れれば配送の準備は完了です。これよりみなさんのお宅に配送にうかがうところです。

5月18日~5月24日の野菜セット

この週の野菜セットの内容は以下の通りです。

里芋、かぶ、二十日大根、キャベツ、レタス、サニーレタス、新たまねぎ、小松菜、山東菜、みず菜、チンゲンサイ、ニラ、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ  試食用に人参ジュース

小林の手帳より

端境期も終わりに近づき、ようやく出荷できる野菜の種類がそろってきた。ただ、貯蔵性のあまりよくない葉物野菜ばかりが多く、偏った内容のセットになっている。人参やじゃがいもなどの貯蔵性のよい根菜類は、来月より収穫される見通し。

試食用に小林農場の人参を加工して作った人参ジュースを小林農場の野菜セットを食べてくださっている全部のご家庭に1本ずつお届けしている。人参ジュースとはどういうものなのか?それを知っていただくには、ご試食していただくのが一番良い。

2014年5月16日 (金)

小林農場の人参で作りました。人参ジュース

P5110403 小林農場の人参を新潟県の加工所に委託して人参ジュースに加工いたしました。

ジュースの瓶に貼られているラベルの内容は・・・

人参の豊かな風味が果物(リンゴ、レモン、梅エキス)の甘味と絡み合いました。幼いお子さんにも飲みやすいように爽やかな甘さに仕上げました。

原材料をすりつぶして搾汁しただけの製法。つまり、原材料の風味をより活かしたジュースに仕上がっています。

主体の人参は無農薬栽培で育てました。果物は国内産のものを使用。化学的に合成された添加物は加えられていません。安全性をできるだけ重視したジュースです。

常温での保存が可能です。開封後は冷蔵庫に保存してできるだけ早くお飲みください。

果肉が沈殿しておりますので、開封前によく振ってお召しあがりください。

P3290198 加工のために畑より収穫された人参。多くが出荷できないような規格外の人参で、加工用に有効に利用しました。

2014年5月14日 (水)

端境期 終盤   

端境期 終盤  平成26年5月5日

日中は汗ばむほどの陽気です。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  四月から五月の中旬にかけては野菜の端境期(はざかいき)で、一年間で最も出荷できる野菜の種類が少なくなる時期です。その端境期も終盤にさしかかってきています。

  冬の間中ずっと貯蔵してきた人参やじゃがいもを良い状態で出荷できるのは三月まで。春になって暖かくなると次第にこれらの根菜類の貯蔵状態は悪くなっていきます。でも、他に出荷できる野菜も少なく、四月以降も根菜類をぎりぎりまで出荷してきました。この時期に新たに収穫できる品目を増やすことができれば、四月以降に無理して根菜類を出荷しなくてもすむようになるでしょう。

  四月の上旬に、サニーレタスの苗を畑に植えました。早く新たな新鮮な作物を出荷したいので、サニーレタスの上に不織布という薄い布でできている保温資材をかけてみました。するとまるで魔法をかけられたようにサニーレタスはみるみる大きくなっていき、五月に入る前からサニーレタスを野菜セットに加えることができました。

  関東地方の北部に位置する栃木県の気候では、四月はまだ霜の降りるような寒い日が続き、露地で葉物野菜を収穫することができません。四月からみなさんにお届けしている葉物野菜は、ビニールや不織布などの簡単な資材を利用して保温しながら育てられました。

  ビニールハウスのような大量に石油を消費しながら保温するような大掛かりな施設がなくても、上記のような簡単な資材さえあれば栃木県でも端境期に青物野菜を収穫できます。資材に頼らずに自然に作物を栽培することを心がけている小林農場ですが、端境期にもできるだけ充実した内容の野菜セットをお届けするために、この時期だけはこれらの資材を積極的に活用して、出荷できる野菜の種類を増やしていこうと思います。

  資材がなくても四月に収穫時期を迎えるありがたい作物もあります。アスパラガスです。アスパラガスは種が播かれて収穫時期を迎えるまで二年間かかります。去年、種が播かれて小林農場の畑に植えられたアスパラガスの苗が順調に育ち、今年の春には若々しい新芽が地上に萌え出てきていました。この調子なら、来年の春から本格的に収穫ができ、それから数年間は毎年春になればアスパラガスを収穫できます。端境期の救世主になってくれることを期待しています。

  去年の晩秋に種がまかれ、冬を越してきたキャベツも、五月に入る前から収穫され始めました。今作のキャベツは面倒をみてあげられなく、あまり生育は良くなく、葉が少し固くて食味が最良ではありません。でも、端境期の真っ最中にキャベツが新たに収穫できるのは嬉しいもの。種を播く時期を工夫すれば、この時期からキャベツが収穫できます。

端境期にいかにして出荷できる作物を増やしていけるか、今後も工夫を重ねていきたいと思います。これからの季節は出荷できる野菜の種類が増えてゆき、その中から良い状態で生育している作物を選んで出荷していきたいと思います。出荷できる作物の種類がたくさんありすぎてどの作物を野菜セットに入れるか迷うような状況に変わることでしょう。

2014年5月 8日 (木)

観察 オオムギのノゲ

P5050344 穂を実らせるオオムギ。穂から数本、まっすぐに針のように伸びているノゲが、とても立派です。穂のひと粒、ひと粒からノゲが一本ずつ伸びているようで、太陽の光を浴びてデンプンを作り出し、粒に送っているようです。ノゲがこれだけとんがっていれば、スズメにも食べられにくいでしょう。

2014年5月 7日 (水)

5月6日の野菜セット

以下は5月6日の野菜セットの内容です。

大根、かぶ、株ネギ、里芋、人参、キャベツ、サニーレタス、二十日大根、小松菜、ほうれん草、山東菜、ニラ、乾麺

P5050346 P5050347 2月に種まきをして収穫時期を迎えた大根とかぶ。まだ若々しい頃の根菜類の野菜は葉もきれいで若々しく、おいしくいただけます。

2014年5月 6日 (火)

播種の暦

播種の暦  平成26年4月28日

惜春の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  それぞれの作物には種まきの適期があります。農家は長い経験を基にして、いつがその作物の種を播く適期かを記した「播種暦」を頭に入れておきます。

  ナスやピーマンなどの熱帯の地域を原産地とする夏野菜は、お日様が元気に照りつける夏に旺盛に生育します。いっぽう、寒さにはとても弱く、霜が降りるような低温に一度でもあたれば致命的な損傷を受けてしまいます。

  小林農場のある栃木県東部では、五月十日頃まで霜が降りる可能性があります。それまでは夏野菜を露地で栽培することはできません。露地に種を直に播くのであれば、五月中旬以降です。

  十月には早朝に霜が降りるようになり、夏野菜は収穫できなくなります。それまでにできるだけ長く夏野菜を収穫したいので、小林農場では五月中旬になるまで待たず、もっと前に夏野菜の種を播いて、霜の当たらないハウスの中で苗を保温しながら育てておきます。そして、五月中旬以降に苗を畑へ定植します。

  定植するにも適期があり、ナスの場合は本葉が5枚から10枚くらいできた頃に定植すると畑にすんなりと根を張ってくれます。ナスの種が播かれてそのくらいの大きさに育つまでに、だいたい2カ月くらいかかります。苗を育てる場合、逆算して、三月上旬頃がナスの播種適期となります。このようにして播種時期が決められていきます。

  麦は晩秋の十一月に種が播かれ、次の年の六月に収穫されます。秋のうちに発芽した麦は、冬の寒い間、眠っているかのように小さなまま生育が進みません。春になって十分暖かくなってから、今度は目覚めたかのようにいっきに生育を速めていきます。

  暖かな春に麦の種を播けば、すぐ発芽してすぐ大きくなります。ならばわざわざ秋に種まきせず春に種まきをすればよいのかといえば、そうではありません。

  暖かな時期に種を作れば、麦は効率的に自分たちの子孫を残すことができます。そうするためには、麦は麦なりに逆算して、冬から種を実らせる準備を始めようとします。寒さに当たることにより、麦は種作りの準備をする時期がきたことを感じとります。

  麦の種の部分を農家は収穫して、小麦粉やうどんなどに加工します。春に種を播かれて寒さを経験してこなかった麦は、あまり種を実らせません。よって麦の栽培では、麦が幼い頃に寒さに当てておく必要があり、そのためには秋が種まきの適期となります。

  「梅が咲く頃にじゃがいもの種イモを植えろ」「ネムの木が開花した頃に小豆の種を播け」など、昔からまわりの木や花の様子を播種時期の目安とする播種暦もあります。また、月の周期が作物の生育に影響を及ぼすと考え、月の満ち欠けを見て播種時期を決めていく宇宙規模の壮大な播種暦もあるようです。

  農家は常に気象状況に注意を払いながら、慎重に種まきの適期を見極めていきます。その時点で農家は季節の移ろいを敏感に感じ、その暮らしは自然界に溶け込んでいきます。

2014年5月 5日 (月)

今日の仕事 5月3日 ジャガイモの土寄せ

P5040340 ジャガイモ畑。ジャガイモを植えている列の間に草が生えてきたので、除草しました。

P5040343 地上に顔を出しているジャガイモの葉のまわりに土を寄せていきます。ジャガイモのまわりの雑草は土をかぶせられて生育できなくなります。また、寄せられた土の地下で、イモがのびのびと肥大していきます。

2014年5月 4日 (日)

穀雨の風景 アスパラガス萌芽

P4190279 去年の春にアスパラガスの種を播き、今年の春に萌芽(芽が萌え出てくること)しました。本格的に収穫できるようになるのは次の春からか。その後数年間、アスパラガスを毎年、春に収穫できるようになります。

2014年5月 3日 (土)

5月2日の野菜セット

5月2日の野菜セットの内容

じゃがいも、人参、里芋、株ネギ、ゴボウ、二十日大根、小カブ、キャベツ、サニーレタス、小松菜、山東菜、菜の花、にら、乾麺

P4280327 去年の秋に種を播いたキャベツを収穫。あまり良い出来具合ではなく、葉が固くて、最良の状態でみなさんにお届けできないのが残念。でも、まだまだ収穫できる野菜の種類が少ないこの端境期にキャベツが新たな品目として加わってくれるのはありがたいことです。

P4280331 サニーレタスも収穫開始。

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