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2013年10月15日 (火)

夏の終わり

夏の終わり   平成25年10月7日

秋月の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  すっかり秋となりました。小林農場の野菜セットにも食欲の秋に欠かせないサツマイモが加わるようになりました。夏はとっくに終わっていますが、農場ではナス、オクラ、ピーマンなどの夏野菜がまだわずかながら実りをならしています。これらの夏野菜が間もなく実らなくなり、農場の夏も本当に幕を下ろします。

  ナスやトマトは、3月に種を播かれて5月に畑に植えられる頃は、まだ小さな苗でした。でも7月以降にたくさんの実をならす頃には、低木のように大きくなります。倒れてしまわないように、しっかりとした支柱を作って固定をしてあげます。

  ところが、今年の夏は他の作物の栽培にも忙しく、夏野菜の支柱を作る時間を確保できませんでした。当たり前ですが、ナスもトマトも支えてくれる支柱がないまま、その大きな体は横に倒れてしまいました。作物がみんな倒れてしまった畑の光景は醜く、とても人様に見せられる状態ではありませんでした。

  夏野菜は毎日実をならすので、夏は毎朝ナスやトマトの実を収穫しました。実を見つけるために倒れてしまった作物をいちいち起こしてあげないといけないので、やたらと収穫に時間がかかりました。こんな無様な仕事ぶり、プロの農家のやることではありません。

  こんなひどい私の管理でも、ナスやトマトはくじけませんでした。株もとから横に倒れてしまっても、葉先はなお、お日様にむかってまっすぐに立ち上がろうとしていました。その姿はとても健気でした。今までみなさんに絶え間なく夏野菜をお届けできたのは、私のおかげではなく、作物たちの生きようとする生命力のおかげでした。

  そんな作物たちから種を採って、その種を来年播いてみて育ててみようと思いました。作物たちは花を咲かして実をならして、そして種を作って自分たちの子孫を残すために一生懸命に生きてきたのです。たいていは子孫を残す作業が完了する前に人間に収穫されて食べられてしまうのですが、農家が少しでも作物から種を採ってその子孫を残していこうとすれば、作物たちも少しは喜んでくれるかもしれません。

  夏野菜の種採りは今までやったことがありませんので、本で調べたりしながら手探りで行いました。やってみたら思ったより手間がかからず、この程度の手間なら毎年種採りをしてもさしつかえないと思いました。

  問題は、本当に私が採種した種が来年ちゃんと発芽して生育して、今年と同じように実をならしてくれるかどうかです。それは、来年のお楽しみ。

  作物の種は今まで、お店から購入していました。自給自足を目指す小林農場としては、種を自分で採種できるようになれば、その意味はとても大きいです。

  手間が必要な葉菜類や根菜類の作物の種採りと比べて、実を食用とするナスやトマトなどの果菜類の作物の種採りは、私のように種採りの初心者にもとっつきやすいと思います。これらの作物の種採りを成功させて自信を深めていきたいと思います。

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