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2013年10月

2013年10月31日 (木)

栽培暦 10月20日~10月26日

以下はこの週に行った仕事です。

収穫、出荷  片づけ  育苗  除草、追肥(玉ねぎ、ゴボウ、ほうれん草)  播種(ほうれん草、油菜、かき菜、かぶ、ナタネ)  かぶ、虫獲り  稲わら、屋内へ移動  じゃがいも収穫  住まいの衣替え

小林の手帳より

季節は10月の下旬になっているが、害虫の勢いが衰えない。特にかぶは何回にも分けて種まきしたが、どのかぶもシンクイムシやカブラハバチの幼虫に食いつくされ壊滅状態。葉物野菜もキスジノミハムシに食べられ、発芽が悪い。今年の冬の出荷が厳しくなってきている。今回は「新畑」で秋作野菜を作ったが、この畑は秋になると虫害を受けやすいようだから、来年の秋作はこの畑での栽培を避けたほうがよい。また、大根やかぶなど重要な作物は一つの畑で栽培するのではなく、複数の畑に分散させて栽培したほうが危険性を減らすことができると思う。

2013年10月30日 (水)

日誌をつける

日誌をつける    平成25年10月21日

秋冷の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  早朝に起きて日が昇って畑仕事を始めるまでの間、前日に行った畑仕事を作業日誌に書きとめることが、私の毎朝の習慣です。小林農場では一種類、二種類の作物だけではなく、年間で50種類以上の作物を栽培しています。全ての作物の播種適期を全部私の記憶に残しておくのは無理な話で、日誌をつけておくことは重要です。

どの作物のどの品種の種をどの畑のどの部分にどのくらいの量をどのくらいの間隔でどのようにして播いてどのような理由でそのような選択をしたのかなど書いておきます。そしてその時に播いた種がどのくらい発芽してどのように生育していつ収穫時期を迎えたかも後日書き足していきます。

  秋作の作物は特に播種時期が敏感な作物と言えます。秋は次第に日が短くなっていき、気温が下がっていきます。「秋は1日だけ種まきが遅れると3日は収穫が遅れる」とよく言われます。寒い冬を迎えてしまうと作物は生育しなくなってしまいますので、もしほうれん草や油菜などを冬の間中ずっと収穫したければ、冬が本格化する前に作物が収穫時期を迎えているように早く種をまく必要があります。

  一方で秋は害虫が活発に活動している時期でもあり、まだ気温の高い早い時期に種まきすると、虫の被害を受けやすくなります。虫害を避けるには、気温が低くなって虫が静まる頃を待ってから種まきをします。

  よって、どの時期にどのくらいの種を播けば効率的に良いのか、かけひきが必要となります。それを考える時に助けになるのが、過去の記録です。

  前の年の日誌をめくってみると、大根やかぶは秋分(9月20日頃)より前に種を播くと虫害を受けやすく、秋分をすぎて10月に入る前に種を播くと虫害を受けずに収量が良く、肌のきれいな良質な作物がたくさん収穫されていました。以後、私は大根やかぶは秋分を迎えるまでは種を少なく播き、秋分の前後に種をたくさん播くようにしています。

  異常気象が度々話題になる現在でも、厳然と変わることのない自然の周期があります。必ず玉ねぎは9月に播かれた種が6月に収穫時期を迎え、必ず麦は11月に播かれた種が6月に実を実らせます。その周期を日誌に残すことは大切です。

  その週、その月の畑仕事の予定をたてる時は、過去の日誌を読み返します。逆の言い方をすると、日誌がなければ何をどうしていいのか分からなくなります。

  私は日々の暮らしを日記につづってきたし、インターネットでは小林農場のブログを開設してマメに更新してきました。もともと私は今まで自分がやってきたことを記録に残していく作業が大好きな人間です。

  畑仕事でも人生でも、過去をしっかりと見つめることで、これから自分が何をすべきか見えてきます。我が家の本棚が少しずつ作業日誌で埋まっていく様子を楽しく眺めています。この作業日誌が農場の心臓となり、農場の命となります。

2013年10月28日 (月)

10月20日~10月26日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、長ネギ、さつまいも、大根、かぶ、ピーマン、トマト、レタス、ナタネの葉、チンゲンサイ、シュンギク、ニラ、ニンニク

2013年10月25日 (金)

栽培暦  10月13日~10月20日

以下はこの週に行った仕事です。

収穫、出荷  片づけ  育苗  じゃがいも収穫  玉ねぎ除草  雑木林、整理  播種(ほうれん草、油菜、からし菜、かき菜、みず菜、みぶな)  定植(みず菜、みぶな、ターサイ、春キャベツ、レタス、サニーレタス)  台風対策  苗間引き  ヘアリーベッチ播種  ナタネ播種

  

2013年10月22日 (火)

受け取る側の視点でみれば

受け取る側からの視点でみれば   平成25年10月15日

秋の夜長、みなさん、いかがおすごしでしょうか?

  私の食事は毎日、小林農場から採れた野菜を料理して自炊しています。自分の食べ物を自給できる幸せに浸れるし、食費もかかりません。なによりも、料理することによって小林農場の野菜を受け取ってくださっているみなさんがどんなふうにこの食材を扱っていらっしゃるのか、少しでもみなさんの立場に立って想像することができます。

  少し心配なことがあります。家庭菜園などで自分で野菜を作った人達はみんな口をそろえて「自分で作った野菜は特別においしく感じる」と言います。本当にその通りで、私も自分で作った野菜は、際立ってまずくなければなんでもかんでもおいしく感じてしまいます。自分が作った野菜の味を客観的に評価することは、けっこう難しいです。

  私は畑にいけば簡単に食材を手に入れることができますが、みなさんは食材を入手するためにお金を支払います。食材に向き合う姿勢が若干、違ってきます。

  私には妻もなく子供もいなく、いっしょに食事をともにする家族がいません。自分のためだけに料理をします。家族のためにおいしい料理を作るという大役を担っている主婦や主夫の方々と、ここでも食材に向き合う姿勢に違いが生じやすくなるかもしれません。

  小林一人の感性のみで野菜セットを作っていけば、みなさんの想いとはくいちがった野菜セットになっていくだろうと感じます。毎月、東京で暮らしている父と母に野菜セットを贈っているのですが、その度に母から野菜セットについての感想が返ってきます。消費者の視点からの忠告は貴重です。

  以前に段ボールに野菜をそのまま詰め込んで実家に届けていましたが、「段ボールから野菜を取り出して冷蔵庫にしまう時、野菜についている泥が床にこぼれて台所がドロドロに汚れてしまう。」という母からの指摘を受けて、それ以降、野菜セットに詰める野菜はちゃんと一品一品袋に入れてお届けするようにしました。

  小林農場の野菜セットは、おかげさまで多くのみなさんからご好評をいただいてまいりましたが、一部の方からは「セットの中に入っている野菜が傷んでいた」とのご指摘もいただいています。真剣に受けとめるべき貴重なご指摘です。

  横浜市に暮らす姉にも野菜セットを定期的に届けているので、先日、姉に電話をして野菜セットの感想をきいてみました。以前にみなさんからご指摘を受けた品目について順番にひとつひとつ、姉にたずねてみました。話を聞いていると姉に届けている野菜セットの状態は良好のようなので、安心いたしました。

「もし万が一、届けた野菜セットに不備な点があったら伝えてほしい。それで改善していくことができるから」と姉につたえました。これからも実家や姉に電話をして、届けた野菜セットの状態について詳しく教えてもらおうと思います。

みなさんからの声に揉まれれば揉まれるほどに野菜セットの質は向上していくことでしょう。「いつもおいしくいただいています」と言っていただける野菜セットにしたいです。

2013年10月20日 (日)

10月13日~10月19日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、サツマイモ、長ネギ、サヤインゲン、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、春菊、ナタネの葉、チンゲンサイ、ニラ、ニンニク

小林の手帳より

ナタネの葉を出荷。ナタネの葉とは、この夏に収穫し残したナタネからこぼれた種が発芽して勝手に生育したもの。どういうわけかちゃんと栽培している小松菜よりも虫害が少なくて葉が比較的にきれい。少し葉が固い感じはするが、なるべく若い葉を選んで収穫すればそんなにその固さは気にならなく、味は普通。

大根とかぶが虫の食害を受けて収量が少ない。なんとか野菜セットに入れていけるくらいの量は確保できそう。人参はたくさん出荷していけそう。収穫時期を迎えている。

2013年10月18日 (金)

10月17日  野菜セットを出荷しました。

Pa170149 少量ではありますが、まだトマトが良い状態で収穫できるので、野菜セット入れています。人の体を冷やす効果のある夏野菜なので、今の時期に生でトマトを食べると体が冷え過ぎてしまうかも。煮たりして火を通して調理するとおいしく食べられます。

2013年10月17日 (木)

10月16日  16日に関東地方に接近した台風による被害は、小林農場では確認されませんでした。

Pa160147 午後は雨もあがり日差しが戻ってきたので、畑からじゃがいもを掘り出しました。

2013年10月15日 (火)

夏の終わり

夏の終わり   平成25年10月7日

秋月の候、みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  すっかり秋となりました。小林農場の野菜セットにも食欲の秋に欠かせないサツマイモが加わるようになりました。夏はとっくに終わっていますが、農場ではナス、オクラ、ピーマンなどの夏野菜がまだわずかながら実りをならしています。これらの夏野菜が間もなく実らなくなり、農場の夏も本当に幕を下ろします。

  ナスやトマトは、3月に種を播かれて5月に畑に植えられる頃は、まだ小さな苗でした。でも7月以降にたくさんの実をならす頃には、低木のように大きくなります。倒れてしまわないように、しっかりとした支柱を作って固定をしてあげます。

  ところが、今年の夏は他の作物の栽培にも忙しく、夏野菜の支柱を作る時間を確保できませんでした。当たり前ですが、ナスもトマトも支えてくれる支柱がないまま、その大きな体は横に倒れてしまいました。作物がみんな倒れてしまった畑の光景は醜く、とても人様に見せられる状態ではありませんでした。

  夏野菜は毎日実をならすので、夏は毎朝ナスやトマトの実を収穫しました。実を見つけるために倒れてしまった作物をいちいち起こしてあげないといけないので、やたらと収穫に時間がかかりました。こんな無様な仕事ぶり、プロの農家のやることではありません。

  こんなひどい私の管理でも、ナスやトマトはくじけませんでした。株もとから横に倒れてしまっても、葉先はなお、お日様にむかってまっすぐに立ち上がろうとしていました。その姿はとても健気でした。今までみなさんに絶え間なく夏野菜をお届けできたのは、私のおかげではなく、作物たちの生きようとする生命力のおかげでした。

  そんな作物たちから種を採って、その種を来年播いてみて育ててみようと思いました。作物たちは花を咲かして実をならして、そして種を作って自分たちの子孫を残すために一生懸命に生きてきたのです。たいていは子孫を残す作業が完了する前に人間に収穫されて食べられてしまうのですが、農家が少しでも作物から種を採ってその子孫を残していこうとすれば、作物たちも少しは喜んでくれるかもしれません。

  夏野菜の種採りは今までやったことがありませんので、本で調べたりしながら手探りで行いました。やってみたら思ったより手間がかからず、この程度の手間なら毎年種採りをしてもさしつかえないと思いました。

  問題は、本当に私が採種した種が来年ちゃんと発芽して生育して、今年と同じように実をならしてくれるかどうかです。それは、来年のお楽しみ。

  作物の種は今まで、お店から購入していました。自給自足を目指す小林農場としては、種を自分で採種できるようになれば、その意味はとても大きいです。

  手間が必要な葉菜類や根菜類の作物の種採りと比べて、実を食用とするナスやトマトなどの果菜類の作物の種採りは、私のように種採りの初心者にもとっつきやすいと思います。これらの作物の種採りを成功させて自信を深めていきたいと思います。

2013年10月14日 (月)

栽培暦 10月6日~10月12日

以下はこの週に行った仕事です。

収穫、出荷  片づけ  育苗  じゃがいも収穫  定植(サニーレタス、レタス、シュンギク、ターサイ、みず菜、みぶな、春キャベツ)  サツマイモ収穫  播種(ほうれん草、油菜、からし菜、ルッコラ、かき菜、ターサイ、みず菜、かつお菜)  草刈り

小林の手帳より

今年のじゃがいもは大豊作。いもの数が多く、いも一つ一つの大きさも大きく、収量が多すぎて長期貯蔵する場所を確保するのが大変なくらいで、まだ全部掘りきれていない。今まで「外畑」でじゃがいもを栽培してきたが、今年は「新畑」で栽培してみた。どうやら、この土はじゃがいもに合うらしい。もう土の中に収穫されぬままに置いておくと品質が悪くなるだろうから、貯蔵場所を確保しながら今月中に全部掘りきりたい。地元の学校からの給食用のじゃがいもの需要が多く、販売先もある。

一方でかぼちゃとさつまいもはさんざんな収量で、なんとか野菜セットに出荷できる量しか収穫できなかった。これらの作物は放任していても勝手に生育してくれるだろうと思ってしまう癖が私にあり、いつもかぼちゃ畑やさつまいも畑は雑草だらけにしてしまう。しかし、人の背丈以上の雑草が覆ってしまうジャングルのような畑では、これらの作物でもまともに育つことはできない。最低限の除草をすべきだ。

2013年10月13日 (日)

10月6日~10月12日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、人参、長ネギ、大根、かぶ、さつまいも、なす、ピーマン、きゅうり、オクラ、トマト、二十日大根、小松菜、フダンソウ、からし菜、ナタネの葉、ニラ、ニンニク

小林の手帳より

葉物野菜が収穫できる時期になってきた。ただ、9月中旬に播いた葉物野菜は強雨に叩かれたり虫害にあったりして発芽が不良、10月下旬は葉物野菜の出荷は難しくなる。葉物野菜を出荷しやすくなるのは11月に入ってからか。

今年初めて、フダンソウを栽培してみた。味は特別においしいわけではないが、暑さに強くて夏にも収穫できて、虫害にもあいにくくて虫が多く発生する秋にも出荷しやすい。今後、この葉物野菜をもっと栽培しても良いと思う。

野菜セットは、多くの方からご好評をいただいている一方、傷んでいる野菜が含まれていたというご報告が絶えない。どんな状態で野菜がみなさんに届けられているのか把握するため、毎月野菜セットを届けている私の家族にたずねてみる。特に、以前にみなさんから傷んでいるとご指摘のあった野菜については、詳しくたずねてみたい。

2013年10月12日 (土)

9月下旬  いろいろと吊るして乾かしてみました。

Pa050139 左からにんにく、モロコシ(ポップコーン)、赤トウガラシ。

2013年10月11日 (金)

9月28日  稲わらをいただいて乾かしました。

P9290130 近所の稲作農家の方の田んぼから稲わらをいただきました。しばらく日に当てて乾燥させます。稲わらは畑仕事のいろんな場面で使用されます。

2013年10月10日 (木)

9月29日~10月5日の野菜セット

以下はこの週の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、長ネギ、葉付きミニ人参、ナス、ピーマン、甘トウガラシ、キュウリ、オクラ、ゴーヤ、トマト、二十日大根、小松菜、からし菜、フダンソウ、ニラ、ニンニク

栽培暦 9月29日~10月5日

以下はこの週に行った仕事です。

収穫、出荷  片づけ  育苗  草刈り  人参除草、間引き  播種(大根、かぶ、lほうれん草、小松菜、からし菜、チンゲンサイ、玉ねぎ)  定植、捕植(サニーレタス、レタス)  採種(きゅうり、オクラ)  じゃがいも収穫  除草、間引き(大根、かぶ、チンゲンサイ)  施肥、トラクター耕  苗、間引き  追肥(人参、白菜)  さつまいも収穫

2013年10月 8日 (火)

果たしたい約束がある 

果たしたい約束がある   平成25年9月30日

朝夕が日毎に涼しくなってまいりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  秋も本格的となりナスやトマトなどの夏野菜の収量が徐々に落ちていく一方、レタスや大根などの秋野菜の収穫時期はもう少し待たなくてはいけません。9月から10月の上旬の今の時期、夏野菜から秋野菜にきりかわっていくまでの秋の端境期(はざかいき)を迎えております。この谷間に出荷できる野菜の種類数をできるだけ落とさずにどう乗り切るかが課題となります。

9月から出荷できるはずのカボチャですが、小林農場ではうまく生育してくれずに全く収穫できず、みなさんにカボチャをお届けできなくなってしまいました。これで2年連続でカボチャの栽培に失敗しています。来年はもう少し雑草を抑えたりするなど、今まで以上に手をかけてみたいと思います。

ちなみに、冬に出荷する白色の冬カボチャはなんとかそれなりの数を収穫できたので、12月頃よりみなさんに冬カボチャをお届けできると思います。お楽しみに。

また、今まで私は栽培したことがありませんが、冬瓜やハヤトウリなどのカボチャ以外のウリ科の作物もこの時期に出荷できるようです。秋の端境期を乗り切りやすくするため、新たにこれらの作物を導入してみることも考えています。

現在、畑では、冬に出荷する作物の種を播いています。冬になると、日本全国、収穫できる野菜は減少して野菜が消費者に届きにくくなり、野菜の価格が高騰します。冬に野菜セットにいろんな野菜をたっぷりと詰めてお届けすると、受け取った方が喜んでくださいました。野菜が買いにくい季節なだけに、小林農場の野菜セットが相対的に種類数が豊富で安く感じるのでしょう。

冬の寒さから野菜を守る技術も身につけてきたし、冬こそが小林農場の出番だと思いました。この季節に内容の充実した野菜セットを作れればきっと多くの人に喜んでいただけると思い、張り切って冬野菜の種を播いてきました。

まだ秋に種を播いて作物を育てたことのない畑に初めて、冬野菜の種を播いてみました。しかし、発芽する種は少なく、調子が悪いです。どうやらこの畑は秋になると害虫が多発するようで、発芽したばかりの作物が小さな害虫に食い尽された痕跡が見られました。

落ち込んでいる暇はありません。気温は下がっていき日が短くなっていく今の季節、発芽の時期が遅れれば収穫の時期はさらに遅れ、収穫時期を迎える前に寒さが本格的になって生育が止まり収穫ができなくなってしまう可能性もあります。発芽に失敗したと気付いたら、すぐに種まきをやりなおさなくてはいけません。

「これだけ種を播いておけば、どんなに発芽率が悪くても、冬の間、野菜セットに入れられるだけの収量は確保できるだろう。」と思えるくらい、大量に種を播いておきました。

  一年を通して食卓に必要ないろんな旬の野菜をお届けしていくこと。これは、みなさんと私の間で交わされた約束事です。しっかり約束を果たせる農家でありたいと思います。

2013年10月 2日 (水)

虫の元気な頃

虫の元気な頃   平成25年9月23日

さわやかな秋晴れが続いております。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  気候はすっかりと涼しくなり、朝夕は上着が必要になってきました。ナスやピーマンなどの夏野菜は間もなく寿命を迎えようとして、実りが次第に少なくなってきています。

  一方で、9月は虫が活発に活動している時期でもあり、現在収穫時期を迎えている葉物野菜は、ずいぶんと虫に食われた跡が目立ちます。野菜セットの中には虫食われ穴のある葉物野菜だけではなく、虫そのものもいっしょに入っていたとのご報告も数件の方よりいただいております。

  今回の野菜セットには小松菜をお届けするつもりでいましたが、あまりに葉が虫に食われすぎてしまっていて出荷するのをためらい、代わりに、小松菜と比べればいくらか虫に食われていないからし菜やフダンソウを出荷いたしました。これらの葉物野菜は小松菜と比べてあまり一般的ではないと思いますので、「野菜セットの食べ方」で簡単に料理方法を説明させていただきました。どうぞ、ご覧になってみてください。

  もっと気温が下がり11月頃になれば、虫の活動もおさまり、大手のスーパーに販売できるようなきれいな葉物野菜を出荷できるようになると思います。この時期だけは、どうしても無農薬栽培で育てると、虫の害を避けることはできません。このことをみなさんにご理解していただけるように説明していくと同時に、防虫方法をもう少し勉強してみたいと思います。

  先日、梨を栽培されている近所の農家の方より、梨栽培で使われた使い古しの防虫ネットをたくさんいただくことができました。おそらく、野菜栽培の防虫対策にも利用できると思います。防虫ネットで常に畑全体を囲むことは大変な手間でしょうが、虫害の激しい一時期に作物を栽培している一部の畝のみにネットを張ることは、試してみる価値があると思います。

  それと、畑によって虫の密度が違うようで、同じ時期でも虫害の激しい畑もあれば、それほど虫害がひどくない畑もあります。畑ごとの性格を見極めていくことも大事だと思います。また、肥料をやりすぎると虫が寄り付きやすいようなので、肥料を控えることも大事です。他にも防虫方法がないか、調べてみたいと思います。

  小林農場の野菜は無農薬で肥料も少なめにして健全に育てています。見てくれは悪いかもしれませんが、中身が充実した野菜です。

  ただ、お届けした野菜セットの箱を皆さんが開けた瞬間に「わあ」と歓声を上げていただけるような、見た目がきれいに輝いている野菜をお届けしたいという想いは、常にあります。なかなか難しいですけれども、その想いは忘れずにいたいと思います。

私は虫に慣れていますが、虫を苦手とする消費者の方々もいると思います。虫にとっても作物はおいしいだろうし、虫は無農薬栽培の畑ではつきものではありますが、防虫害のためにできる努力はやっていきたいと思っています。

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