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2013年9月17日 (火)

おいしそうな畑

おいしそうな畑   平成25年9月8日

台風の話題をよく耳にする季節となりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか?

  今月より新たに地主さんより畑を一枚、お借りすることになりました。敷地内では一番低い位置にある畑なので「下畑」と呼んでいます。

  この下畑は30年以上も地主さんにより土作りが施されてきました。無農薬栽培を行ってきた地主さんは農薬や化学肥料をいっさい畑に播いてこなかったので、これらの畑には多様な小動物や微生物が棲みついて豊かな生態系が保たれていると推測できます。

  長年の間土作りを行った土は、保水性が良くなり、なおかつ排水性が良くなります。スポンジのように、できるだけ水分を適度な量に保つ能力があります。これなら、種まきも苗の定植も、あらゆる作業が非常にやりやすいです。

このような土にトラクターを入れて耕すと、土がふんわりと膨らみます。例えるならば、その表面は肌が均質できめ細かなカステラのようです。見ていてなんだかおいしそうなのです。

  ここ数日間、雨が続き、畑が湿って乾きにくい環境でした。白菜や春菊などの苗が大きくなり定植適期を迎えていましたので、畑への定植を強行しました。選んだ畑は下畑。

  まとまった雨がやんでから1日くらいしか経っていなかったのですが良い具合に乾き始めていました。手で植え穴を掘ってみてもあまり土が手にまとわりつかず、足もぬかるんで土にとられることもありませんでした。定植作業は順調に行われました。

  他の畑ではトラクターで耕しても土が固くてゴロゴロとしていて、定植作業をすると爪が割れそうになってはかどらない時も少なくありませんでした。それと比べて調子よく苗を植えていくことのできる畑での定植作業は、なんて楽しいこと。順調に作業ができる畑では、作物の生育もたいてい良好です。

  土作りは具体的にどのようにして行われるのか?作物栽培に適した土を作ってくれるのは土の中に棲む微生物や小動物です。なので、これらがエサとする米ぬかや稲わらや家畜糞などの有機物を土に与えていくと、土が作られていきます。

地主さんは養豚に力を入れてきたので、敷地内ではたくさんの豚が飼われ、毎日、それなりの量の糞が排出されます。農場では家畜の糞すら宝物です。堆肥舎に豚の糞を山積みしていき発酵させて堆肥にして、それを畑にまいていきました。

私が数年前に地主さんのもとで農業研修をさせていただいた頃、毎朝、豚舎の中の豚糞をかきだして堆肥舎に運ぶのが私の仕事でした。堆肥を作ってできあがった堆肥を畑にまくこともさせていただきました。下畑にもたくさん散布しました。

よって、新たに借りることになった下畑とはすでに前からに長く付き合ってきて、私の数々の思い出が刻み込まれています。もちろん、私だけではなく、地主さんのご家族やこの畑で農業研修を受けた多くの研修生たちの思い出も刻み込まれています。しっかりと管理していきたいと思います。

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