栽培暦 7月14日~20日
以下はこの週に行った仕事です。
収穫、出荷 片づけ 育苗 除草(バジル、ナス、ピーマン、トマト、モロヘイヤなど) ピーマン支柱建て、結束 播種(人参、小松菜、フダンソウ) 刈り払い 播種(キュウリ) 施肥、トラクター耕 トウモロコシ雄花除去 じゃがいも掘り 大豆、小豆播種
小林の手帳より
発芽して生育するキュウリの苗。床土は落ち葉や米ぬかなどを発酵させて1年間以上熟成させた自家製。今年の2月にこの自家製の床土を使用して作物の苗を育てるつもりでいたが、床土に種を播いてみても、ほとんど発芽してくれなかった。しかたなく、2月から5月の春作の苗作りでは自家製の床土をあきらめて、購入した床土を使うことにした。
発芽不良の原因として考えられるのは、床土がまだ熟成されていなくて未熟だったこと。自家製の床土を作ってから1年間は積んでいたのだが、たいていはこれだけ長い間積んでおけば熟成するものだが、今回は熟成がなんらかの理由で遅れたようだ。
2月にはまだ未熟だった床土も、さらに時間が経って6月頃から十分に熟成されたようだ。6月以降に自家製床土に種を播いたズッキーニやキュウリは無事に発芽して生育してくれた。これから秋作の苗作りが本番を迎え、いろんな作物の苗を育てることになるが、自家製の床土を使えるめどがたち、この秋作は床土をお店から購入しなくてすみそうだ。
1年間ではなく、2年かけて床土の材料を積んでたっぷりと熟成させて自家製床土を作る農家もいる。本当は2年くらい時間をかけて自家製床土を作ったほうが確実な床土を作れるだろう。
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