栽培暦 6月23日~6月29日
以下はこの週に行った仕事です。
収穫、出荷 育苗 片づけ トマト、ミニトマトの結束、誘引 刈り払い除草 不織布片づけ オクラ間引き ピーマン、伏見トウガラシ芽かき 施肥、トラクター耕 小麦刈り取り、脱穀 じゃがいも収穫 定植(アスパラガス、キュウリ、落花生、モロヘイヤ) サヤエンドウ片づけ
小林の手帳より
地主さんよりバインダーとコンバインをお借りすることになり、収穫時期を迎えた小麦を刈りとって脱穀した。これらの農業機械は、米や麦などの穀物の収穫作業で使われる。年に1回か2回しか登場することのない機械だが、これらを使わずに手作業のみで収穫作業をするととても手間がかかりすぎてやりきれなくなってしまう。穀物は一度収穫すれば腐ることなく年中ずっと保存できるという、野菜にはない豊かな特徴がある。穀物栽培は行うべきで、そのためにも機械の入手方法を考えておきたい。
バインダーという手押し型の機械を押しながら小麦畑を歩くと、バインダーが上手に小麦を刈りとってひと抱えほどの小麦をヒモで一瞬にして束ねてくれる。
コンバインがバインダーで束ねられた小麦を鋭い歯でかんで穂から穀粒をしごきとっている瞬間。脱穀。
脱穀された小麦はハウスの中に広げて日干ししてよく乾燥させる。そのあと、穀粒に混ざっているゴミを取り除く。そのあと、小麦粉やうどんに加工する。そのあと、適切に長期保存をする。
穀物栽培は収穫されたら終わりではない。むしろ、収穫されてから食卓に登場するまでの道のりが長い。
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