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2013年3月14日 (木)

新聞切り抜き ネット版

私が最近気になった記事をご紹介します。今回も原発問題について。

2013214日、福島県健康管理委員会が3人目の甲状腺ガン(いずれも子ども)の発生を報じました。また7人が「ほぼ甲状腺ガン」と診断されています。男子3名、女子7名です。 Bandicam_20130214_102649114

甲状腺ガンは18才、40才ぐらいから増えるガンで、女性に多いのが特徴です。福島では18才以下の子ども18万人の対象のうち、3万8千人が検査していますので、国立がんセンターのデータでは、10万人に0.6人程度なので、3万8千人なら「0.2 人」が平均的ですから、その約50倍に当たります。

今回も「被曝による甲状腺ガンは45年かかる」と説明していますが、それは「医学的」に間違いです。というのは、「平均して患者が増えるのが5年目から」というのと、早期にガンにかかる子どもがいつからでるかというのは違うからです。

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チェルノブイリの患者発生のグラフは左の通りです。このグラフを見ると19884月の事故から4年目から甲状腺ガンの子ども(18才以下)が増えていますがチェルノブイリの近くのウクライナ、ベラルーシに限って言えば、明らかに2年後には増加傾向にあります。

このことは、平均して甲状腺ガンがでるのは4年目からだが、早期にガンになる子どももいるということを示しています。すでに3人が手術をしたと報じられていますが、実に可哀想です。

日本の未来を守るために、大至急、予防措置を取ることを求めます。

(平成25214日 武田 邦彦 中部大学教授 のブログより)

2月13日、福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会は、"新たに2人の子供に小児甲状腺癌が見つかったと公表した。事故後に癌が見つかったのは3人目で、さらに7人の子供に癌の疑いがあり、追加調査中だという。"
 ところが検討委の福島県立医大教授・鈴木眞一は"「もともとあったものを発見した可能性が高い。原発事故との因果関係は考えにくい」"と言う。福島県は、昨年9月に1例目の小児甲状腺癌が見つかった時も"「""原発事故と因果関係はない""」"と言っている。
 環境省も福島県外の長崎市、甲府市、青森県弘前市の子供を調査した結果、福島と同様の確率で嚢胞やしこりが発見されたと発表し、"「福島が異常な状態ではなかった」"と結論づけている。
 一見、安心しても良さそうなデータを並べてみた。
  

 "だが本来、子供(15歳未満)の甲状腺癌の年間自然発症率は10万人に対して0.05人~0.1人と、極めて低い。"
 "ところが福島県の子供の数は36万人なのに、すでに3人も見つかっている。"しかも、問題はそれどころではない。よく注意しないと見落としそうになるが、実は発表されたのは"「2011年度に3万8114人を対象に行った調査」"の結果なのだ。

 "本来、1年間に100万~500万人に1人しかいないものが、1年間に3万8114人から3人見つかり、7人に疑いがあるのだから、これは異常事態なのである!

"福島県がこの異常事態を「原発事故と因果関係はない」と言い張る根拠は、[チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺癌が急増したのが事故の4年後からだったから、1、2年の時点で癌を発症するはずがないという、ただそれだけである。]
 "しかし、福島とチェルノブイリは同じ事故ではないのだ。"どこに前例のないこと、計算外のことが潜んでいるかもわからないのであり、先入観なしにいま起きている事態に対処しなければいけないはずだ。
 "福島県の子供全員の甲状腺検査が終了するのは、2年半先だという。これも、4年経過するまでは甲状腺癌は出ないはずという決めつけから設定しているもので、今年1月の時点でまだ36万人中13万3千人しか検査を受けていない。 "

 出来る限り早く残り全員の検査を行わなければ、取り返しのつかないことが起こるのではないか? もしそれが杞憂だとしても、速やかに全員の検査をすることが、子供とその親に安心を与えることになる。それこそ最も優先するべきことではないか。
 確かに高確率で小児甲状腺癌が発生しているのに、それを目立たぬように発表し、しかも頑なに原発事故とは関係ないことにしているのでは、隠蔽が始まっているという疑いすら生じてしまう。

ここで連想されるのは、水俣病の先例である。水俣病の原因を最初に突き止めたのは、原因企業・新日本窒素肥料(チッソ)の附属病院院長・細川一だった。"しかしチッソは報告を受けながら事実を隠蔽した。"
 その後、熊本大学が水俣病の原因はチッソ水俣工場の排水に含まれる有機水銀であると公表した。
 "しかしチッソ、通産省(当時)、業界団体は結託して「御用学者」を動員し、水俣病の原因は有機水銀ではないという説を流布し、事態を決定的に悪化させたのだ。"
 既に多くの人が指摘しているが、福島第一原発事故と水俣病の類似点は驚くほどある。もしこのまま事故への関心が「風化」してしまったら、この先も水俣病と同じコースをたどって行くのは確実である。(3月9日 漫画家・小林よしのり のブログより)




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