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2012年12月 8日 (土)

人参から考える野菜の出荷

12月に入ったばかりなのに栃木では数回雪も降り、真冬になったような強烈な寒さです。みなさん、お体にはくれぐれにお気を付け下さい。

今秋の人参はかつてないほどに惚れぼれとするできばえで、人参畑から引っこ抜く人参のほとんどすべてが肌に障害もなく、つやのある赤色に染まっています。大きさもみんな、大きすぎず小さすぎず、良いあんばいです。

ただ、身長の高い人もいれば低い人もいるし、五体満足に生まれてくる人もいれば心身に障害を抱えて生まれてくる人もいます。同じように、作物もまた、いろんな姿になって発芽して生育していき、みんながみんな、同じ形、同じ大きさに育つことがありません。それが自然なのです。

いくつかの人参は、何かの原因で肌に割れ目が入ったり枝分かれしたりします。一般流通ではこれらの人参は見た目が悪くてまともに売れません。しかし、それで味が格段に落ちるわけではなく、十分においしくいただけます。

まともに売れないからといって廃棄してしまうのは、あまりに忍びありません。特に人参は長い冬の間中ずっと貯蔵していく、とても希少な作物です。私は一般流通からはじかれた人参も大事に、野菜セットに入れて出荷してまいりました。

小さかったり形が悪かったり、少し料理に手間がかかる人参もあったとは思いますが、それでもそんな人参を寛容に受け取って大事に料理してくださったみなさんには、感謝をしております。みなさんの理解があるからこそ、一本一本の人参を大切に扱える農場を実現できているのだと思います。

ありがたいことに、先月は地元の小・中学校から給食用の食材としてものすごい量の人参の注文をいただき、一生懸命に出荷をさせていただきました。限られた時間の中で数多くの子供たちの給食を作らなくてはいけない調理人さんに、少しでも料理しやすい大きな人参をたくさんお届けしました。そのため、野菜セットには大きな人参をお届けするのが難しかったです。

この先人参の出荷も落ち着き、みなさんにももう少し大きい人参をお届けできる機会も増えると思います。楽しみにお待ちください。

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