暑さ寒さも虫害も彼岸まで
畑に定植されて1週間以上経つ白菜の苗。葉の所々が虫に食われてますが、順調に育っています。
今さら言うまでもなく、小林農場の畑には農薬はいっさい播かれません。虫の被害が強まれば手で一匹一匹捕まえていくのですが、その作業も大変なので、虫の多い時期に作物をあまりたくさん作らない、虫がつかない作物を作るなどを心がけています。肥料を畑に与えすぎると虫が肥料の匂いに誘われて集まってしまうので、肥料を与えすぎないことも大事です。
今の時期は特に虫が活発に活動して、葉物野菜は虫の食い荒らした穴だらけにされてしまいますが、お彼岸をすぎれば、次第に虫も眠っていき、そのあとに播かれた葉物野菜はとてもきれいな葉で収穫されます。
葉物野菜の中でも、春菊は香りが強いためか、虫がつきません。無農薬でも、スーパーなどにも堂々と出荷できます。今後、春菊を小林農場の葉物野菜の主力としていきたいと思います。
キャベツは特に虫に食べられることが多くて害虫対策に追われる作物ではあります。今日、キャベツの種を播こうと思います。今の時期に播くと、収穫は来年の4月頃。これからの時期は虫が活動しなくなるので、最も虫の被害を受けずに済む作付けだと思います。
夏から初秋にかけてもキャベツの種を播いて育てていますが、この時期は虫が活発に活動します。春の長い期間、キャベツを収穫していけるのだから、わざわざ虫の多い秋にキャベツをたくさん作る必要はないのかもしれません。
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