雨を得た苗
苗を畑に定植しました。白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、レタス、サニーレタス、キュウリ。7種類の作物の苗、全部で800個ほど。
苗の善し悪しが今後のその作物の生育に強く影響を与えると言われ、苗作りの重要性を「苗半作」、または、「苗八作」と表現されます。苗の頃から農薬を使わないで丈夫に育てた作物を作りたいので、小林農場の作物の苗は、たまに市販で売られているものを購入することもありますが、ほとんどが農場内で種を発芽させて自分で育てたものです。
苗を育てる床土は、現在、市販で購入しています。化成肥料が入ってなくて、自分の納得いく材料で作った床土で苗を育てたいので、来年度からは、落ち葉や米ぬかで作って1年間かけて十分に完熟させた自家製床土を使用する予定です。
水を得た魚、そして、雨を得た苗。まだ畑に定植されたばかりで土中の水分をうまく吸えない苗に対して、照りつける日差しを覆ってくれた雲も、ときおり降ってくれた小雨も、みんな、今日の天候は優しかったです。数日間、雨が降らずに乾燥していた畑も湿り、そのうち苗も根を張ってくれるでしょう。
ラジオの天気予報に耳を傾け、雨が降る確立が高いと判断した時、急いで苗を畑に定植します。定植後に雨が降らなかったら手間をかけて畑にかん水することになりますが、今年度はほとんどかん水作業をしなくてすんでいます。
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