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2012年6月

2012年6月24日 (日)

栽培暦 6月17日~6月23日

収穫、出荷、販路開拓  育苗  支柱作り、支柱建て(トマト、ミニトマト、ナス類、ピーマン類)  玉ねぎ収穫、乾燥  肥料袋詰め、散布(里芋、ネギ、ゴボウ、ヤーコン、マクワウリ、ナス類、ズッキーニ、サヤインゲン、キュウリ)  部屋片付け  誘引(トマト、ミニトマト)  耕運機除草、土寄せ  観音山梅の里収穫祭出店

畑仕事 実況中継 (小林の作業日誌より)

  里芋の種イモを苗床で芽を出させてから畑に定植したものの、そのあと、芽がしおれて消えてなくなってしまった。土を掘り返して種イモを確認してみると、種イモから新たにちょこりと新芽が生え始めていて、かろうじて生き残っているようだ。畑の土がすごい粘土質でゴロゴロとしすぎている。これではすぐに土の表面は乾いてしまい、乾燥を嫌う里芋には厳しい環境だ。里芋に限らず、すべての作物にとって、ゴロ土では厳しい。サラリとした豊かな土に変えていくために、もっと積極的に有機物を畑にまいて鋤きこんでいく方針。有機物をどのようにして確保するかが課題となる。

6月17日~6月23日の野菜セット

19日

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、かぶ、小ネギ、ズッキーニ、ブロッコリー、サニーレタス、小松菜、春菊、みず菜、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ

22日

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、かぶ、小ネギ、きゅうり、ズッキーニ、ブロッコリー、サニーレタス、小松菜、春菊、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ

2012年6月17日 (日)

6月10日~6月16日の野菜セット

6月12日

人参、玉ねぎ、小ネギ、大根、かぶ、サニーレタス、ブロッコリー、ズッキーニ、小松菜、山東菜、春菊、みず菜、二十日大根、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ

6月15日

新じゃが、人参、玉ねぎ、小ネギ、大根、かぶ、サニーレタス、ブロッコリー、ズッキーニ、小松菜、春菊、みず菜、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ、ソラマメ

「毎回更新 野菜セットの食べ方 走り書き」配布

栽培暦 6月10日~6月16日

収穫、出荷、販路開拓  育苗  トラクター、カルチ、立ち鍬で除草  キュウリ、トマト誘引  芽かき(トマト、ミニトマト、ピーマン)  トマトわき芽移植  追肥(ピーマン、オクラ)  もみがら入手、散布  補植(オクラ、サツマイモ)  玉ねぎ収穫、乾燥  

6月3日~6月9日の野菜セット

6月5日

人参、玉ねぎ、大根、小カブ、小ネギ、レタス、サニーレタス、サラダ菜、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、山東菜、みず菜、二十日大根、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ

6月8日

人参、玉ねぎ、大根、小カブ、小ネギ、ブロッコリー、サニーレタス、サラダ菜、小松菜、山東菜、みず菜、二十日大根、春菊、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ

栽培暦 6月3日~6月9日

収穫、出荷、販路開拓  育苗  肥料作成  トラクター耕  播種(きゅうり、トウモロコシ)  人参間引き、除草  インゲン、ゴーヤ、ネット張り  定植(里芋、トウモロコシ、ニラ、モロヘイヤ、落花生、ヤーコン)  もみ殻入手、マルチ散布  

辰年芒種  その一

関東地方も梅雨にはいりました。人間にはうっとうしい季節であっても、畑の作物の中には、たっぷりと雨の恵みを受けて生き生きと生育していくものもいることでしょう。

春に育てた作物の苗もだいたいは畑に定植し終え、一年間の前半戦の山場は越えました。今年の春作をじっくり振り返っても良い頃です。

三月から五月の中旬頃までは野菜の端境期(はざかいき)と呼ばれ、収穫、出荷できる野菜の種類数が極端に少なくなる時期です。

二月の厳寒期には、小松菜やかぶなどの作物を播いた畝の上にビニールを張って小型のトンネルを作りました。とても簡単な保温方法なのですが、効果は大きく、端境期でも数種類の作物の収穫を可能にしてくれます。

ただ、やはり作物には少し無理のかかる栽培方法ではあるので、良質な作物を収穫できるかどうかは未知数。また、使い終わったビニールはゴミとなります。自然環境に調和した栽培方法から、少し外れます。

私と同じように野菜セットを販売している農家の方々の中には、自然の旬に従って、端境期は野菜セットの出荷をお休みする場合が多いようです。

ただ、私は一年間を通じて種類数が豊富な野菜セットをお届けすることにこだわりたかったので、積極的にビニールを使用しました。管理に手落ちがあり、大根やかぶはうまく収穫できませんでしたが、かろうじて、端境期の出荷を乗り越えられたと思います。

今年初めて、人参の種を二月に早播きしてみました。厳寒期の中、他の作物が寒さに身を縮めている横で、人参だけは平気な顔をしていつも通りに生育していました。

そして、例年よりも一カ月早く、無事に収穫までこぎつけることができました。例年通りに三月に種まきした人参を合わせて、この春から夏にかけて、いつもの年よりも一カ月長く、人参の収穫が楽しめそうです。

人参は各家庭でよく使われる食材です。特に、地元の小学校の給食には需要が高いです。人参の早播き、早穫りの意義は小さくないと思います。

キャベツの苗を600個ほど育てて畑に3月から4月にかけて畑に定植しました。とっくに収穫時期を迎えてもよい時期なのですが、未だに1個も結球してくれません。この春はこのまま、キャベツを1個も食べられないまま終わっていくのかもしれません。今まで経験したことのない異常事態です。

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、レタス・・・。今春はこれらの作物の栽培は惨敗でした。まだまだ、土作りについて分らないことがたくさんあります。自分の経験や直感のみに頼る栽培方法を見直して、本を読んだり人に聞いたりしながら、自分なりの理論を確立したいと思います。

しかし、キャベツの存在を忘れさせるくらいに、今の野菜セットの内容は充実しています。これが多品目栽培の畑の強み。一つの作物がつぶれても、他の作物がその穴を埋めていき、野菜セット全体の内容は維持されていきます。

畑に植えたナスやピーマンの与えた肥料の量が少なく、うまく育ってくれるか心配です。ゴロゴロの土の中に植えた里芋がすっかり乾いてしまい生育が悪く、心配です。これからもみなさんに内容の豊富な野菜セットをお届けできるかどうか、そんな心配ばかりしています。

緑豊かなのんびりとした自然環境に身を置きながら、もっとゆったりとした気持ちでくらしていけぬものか。苦笑してしまいます。

そんな中でも作物が実を結んで収穫まで行き着いた時の、報われたような救われたような気分。この感動は、何度味わっても色あせることはありません。心配して、感動して、生きている実感をかみしめる日々です。

辰年芒種 その二

地元の栃木県内で小林農場の野菜セットを購入してくださる方々を募り、この春から、個人のお宅へ直接、野菜セットの宅配をするようになりました。宅配の帰り、住宅地に立ち寄り、野菜セットの宣伝チラシを一軒一軒に配ってまわり、新たに小林農場とお付き合いしてくださる方々を募っています。

ちなみに、ご近所の方のご好意により、印刷機をお借りして格安の出費で大量のチラシを刷れるようになりました。感謝。

チラシ配りは手間がかかるものの、この手間がまったく無駄に終わることはありません。1000枚のチラシを配れば、2,3軒の方から連絡をいただきます。時間がかかっても、確実に野菜セットを食べてくださる方を増やしていけます。他に良い販路開拓方法が見つかるまでは、この地道なやり方で通していこうと思います。

ちなみに、私の実家の東京の母も、小林農場のチラシを東京で配ってくれています。おかげで、東京からも数軒、野菜セットを購入してくださるようになりました。感謝。

どんなに外国から値段の安い農産物が日本に輸入されてこようとも、顔の見える身近な農家から食材を手に入れたい。そう考えている消費者の方々の数は少なくないと、私は思っています。

みなさんに身近に感じてもらえるような農場にしていければよいと思います。野菜セットの中には毎回、野菜の食べ方や農場の様子を伝える便りも野菜と一緒にお届けしています。農場の想いを文章にしてお伝えする技は、小林農場の十八番です。

お試しセットを購入された方には、ご購入して1週間後、私の方から電話をしてお話をさせていただいています。その時に野菜セットの購入の継続をご希望してくださる度に、飛び跳ねたくなるほど、嬉しく思いました。

一方で、「セットの野菜の量が多すぎて、食べきれない。」というご意見を何度かお聞きしました。今の時代、大家族は減り、一軒あたりの食べられる食材の量はかぎられてくるかと思います。野菜セットの値段は2000円ですが、2000円分の野菜を1度にお届けすると、受け取る側も、それらを上手に保存して食べきるためには、手間と工夫が必要になるかと思います。

経営上の事情で、野菜セットは2000円以下にはできず、よって、野菜の量をこれ以上減らすことはできません。その代わり、小林農場から提案させていただこうと思います。

数軒の近所の世帯で、共同で野菜セットを購入してみるのはどうでしょうか。数軒で野菜代を負担し合い、野菜の量も扱いやすい量に分け合えると思います。野菜セットの共同購入にご興味のある方、ご連絡ください。その詳細について話し合いましょう。

緑豊かな自然に囲まれ、野菜を自給していける豊かな私の暮らし。この暮らしを続けていくためにまず最初にやらなくてはいけないことは、農業で生計を成り立たせることです。

どんなに自然環境にやさしい暮らし方をしていても、生計を成り立たせなくては長続きしません。みなさんにお金を支払っていただけるだけの価値のある野菜セットを作っていきたいと思っています。

今、私に必要なのは、誰の助けも借りずにたった一人で生き抜く力ではありません。歩いて歩いて、小林農場を支えてくださる方々を見つけだすこと。そして、お互いに支えあえる信頼関係を築いていくことです。

2012年6月 9日 (土)

雑草と作物

P6081186 ズッキーニの株もとに、畑に定植した後すぐに、たっぷりともみ殻を播いておきました。狙い通り、周辺は雑草で緑に染まっていく中でも、ズッキーニのまわりは雑草が生えず、ズッキーニが気持ち良さそうに生育しています。

P6071177 3月に種まきした人参がすごかった。ふつう人参の生育は雑草の生育と比べて遅いので、人参栽培では、地べたに這って人参のまわりの雑草をかきとる手間が必要になります。ところが今回は、人参だけが発芽して雑草は、ほとんど発芽せず、人参の完勝。なんて農家に都合のよい人参畑なのでしょう。こんな不思議なこともたまに起こったりします。

小林農場 風家(かざいえ)の野菜セットはいかがですか?

小林農場の野菜セットを食べていただく方を募っています。野菜セットに関する詳細は、画面右の「カテゴリー」の「大切なお知らせです」をクリックしてご覧ください。

そら豆

P6081184 そら豆の生き様をお伝えするため、稲垣栄洋氏の著書「身近な野菜のなるほど観察記」より引用させていただきます。

「エンドウのようにマメ科の草本はつる植物が多い。つるで支柱や、ほかの植物に巻きつきながら伸びる植物は自分の力で立つ必要がないので、茎を丈夫にする必要はない。(中略)それでもソラマメは支柱に身を寄せることなく自らの力で立つことを選んだ。ソラマメの茎を触ってみると、四角形をしていることに気がつくだろう。同じ断面積であれば、丸よりも四角の方が風など横からの力に対して強さを発揮する。これが自立する道を選んだソラマメの工夫だ。(中略)なんてけれんみのない生き方なのだろう。ふつうの豆類の莢は下向きだが、ソラマメの莢は上向きにつく。空をむいているからソラマメなのだ。(中略)地上に芽を出したその日から、この広大な空を目指して実直に生長してきたのだろう。つねに天を指しているソラマメの志の高さをかんじずにはいられない。」

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6月の小ネギ

P5311167_2 ネギの苗を定植する作業も終わり、植えきれずに余ったネギの苗を、野菜セットの中に入れてみました。5月まで収穫していた株ネギも寿命を迎えたところですし、その代わりの食材となります。青い葉まで柔らかいので、薬味にどうでしょうか。我が家では細かく刻んで、納豆にくわえています。

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2012年6月 6日 (水)

5月27日~6月2日の野菜セット

29日  里芋、株ネギ、人参、レタス、二十日大根、チンゲンサイ、ニラ、小松菜、ほうれん草、みず菜、山東菜、からし菜、ルッコラ、ブロッコリー、サニーレタス、サラダ菜、スナップエンドウ、キヌサヤエンドウ

1日  人参、新玉ねぎ、小ネギ、ミニ大根、二十日大根、ブロッコリー、レタス、サニーレタス、サラダ菜、小松菜、ほうれん草、山東菜、からし菜、みず菜、ルッコラ、キヌサヤエンドウ、スナップエンドウ

「毎回更新 野菜セットの食べ方 走り書き」配布

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栽培暦 5月27日~6月2日

育苗  収穫、出荷  田植えのお手伝い  ゴーヤ用支柱建て  定植(マクワウリ、ゴーヤ、ネギ、エンサイ、ツルムラサキ、トウモロコシ)  エゴマ播種  播種(オクラ、トウモロコシ)  チラシ作製  肥料袋詰め、散布  耕運機畝たて、施肥用溝掘り  サツマイモ定植  バジル補植  米ぬか入手  人参間引き、除草

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