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2012年5月 4日 (金)

辰年穀雨 その3

今年の春作では、2月から4月の間に、小松菜などの葉物野菜を少しずつ、8回に分けて播種しました。うまく発芽すれば「勝ち」、発芽しなければ「負け」だとすれば、8回戦で5勝3敗という戦績でした。

1番最初の2月の種まきで発芽した後、3月からの種まきでは3連敗。これが響いて、5月上旬の野菜セットに入る野菜の種類数が乏しくなりそうです。とても心苦しいです。

小林農場の畑は粘土質のごろごろとした土で、播き溝を作るにも、播いた種の上に土をかぶせるのにも、あらゆる作業がやりにくく、この土では、きっと種も発芽しにくいと感じると思います。

それでも去年は、種を播けば発芽してくれて、「どんなごろごろした土でも、種を播きさえすれば発芽する」と自信をつけたはずでした。その自信が、ガタガタと音をたてて壊れていくのが聞こえてくるようでした。

4月上旬、あちらこちらの畑をトラクターで耕し、どこが種まきに最も適した土かを厳選し、播き溝を作り、種を播き、土をかぶせ、おまけに丁寧に播き溝を鎮圧し、防虫のために畝の上に布をかぶせ、一連の種まきの全ての作業に祈りをこめ、1粒入魂、渾身の種まき。

その種たちがきれいに発芽した時は、幾筋の播き溝が新芽の緑で染まっていく様子を、救われた想いでしみじみと眺めました。

種まきのコツをつかみ、この後の種まきも順調に発芽して4連勝。きっと、5月下旬には、野菜セットはいろんな葉物野菜に彩られることでしょう。

先の種まきの失敗を通じて、ごろごろとした土で種を播いて発芽させる技術を形にすることができました。

最終的には、「どんなごろごろとした土でも、種を播けば発芽する」という自信を深めていった、今年の春作でした。

P4291097 本当によく発芽してくれました。1つ1つの芽がきらきら輝いて見える。

P5041109 「この土ではまともに種の上に土をかぶせる作業はできない」と考え、思い切って、種を播いた後、土をかぶすのをやめてみました。でも、ちゃんと発芽してくれました。覆土がないことよりも、覆土をかけることのほうが発芽を難しくさせる要因を生み出しているようです。

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