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2012年3月27日 (火)

辰年春分 その1

今年の冬は例年になく寒く、いつもなら2月には咲く梅もつぼみを閉じたまま。それでも、春の訪れは節々に見られ、日の光は力強さを増し、洗濯物がよく乾くようになりました。

年が明けると、お届けしている野菜セットの量も質も落ちてゆき、会員の方々に満足していただける内容にするのに苦心しました。寒い冬はどうしても出荷できる野菜の種類数も質も落ちていくのが自然なのですが、そんな中でも、一年間通して野菜セットの内容の質をできるだけ保ち続けるように工夫することが、今後の小林農場の課題です。

例えば、玉ねぎやさつまいもなどは、うまく貯蔵すれば、年が明けた後でも、今の時期まで出荷できます。じゃがいも、人参、ごぼうなど、比較的簡単に貯蔵できるものは、もっとたくさん作付けしといていいでしょう。また、ラッカセイ、小豆、ささげ、大豆などの豆類は時期を問わず貯蔵でき、冬にも出荷が可能です。京菜やターサイなどの低温に強い葉物野菜も、大事に育てれば、冬季に収穫できます。漬物などの加工品を作る技術が身に着けば、加工品を作って野菜セットの一品として加えることもできます。

これらを労を惜しまず一つ一つ実践すれば、次の冬には、今以上に充実した種類数の野菜セットが作れると思います。

この冬、ありがたいことに、数軒、小林農場のお試しセットの申し込みをいただきました。もうしわけないと思いつつも、お申込みをしていただいた方々には、お試しセットのお届けは、新鮮な葉物野菜が収穫され始める4月の下旬まで待っていただくように、お願いいたしました。まだお届けできる野菜の内容が充実していない冬の時期にお試しセットをお届けすることを避け、もっと内容の良くなる時期に野菜セットを試していただきたいと考えました。

本当は4月も、野菜の端境期(はざかいき)。出荷できる野菜の種類は限られ、お試しセットをお届けするには良い時期とは言えません。5月から次第に出荷できる種類が増え、6月から12月はそれはとてもとても豊かな内容の野菜セットとなります。

ただ、1日でも早く、できるだけ多くの方々に小林農場の野菜を食べていただきたいという想いは抑えがたく、新年度が始まり心新たにして事に臨む方々も多いであろう4月に、お試しセットのお届けを開始することに決めました。

4月からそれなりの量の野菜を収穫できるように、ビニールトンネルを建てて作物を保温しながら栽培しています。このように資材を使用して作物の生育を早めるやり方は、自然の旬に従って作物を育てていく小林農場の本来のやり方とは違います。年間通して途切れることなくそれなりの種類数の作物を出荷し続けることを第一に考え、収穫できる作物が極端に減るこの時期のみ、資材の力を活用しています。

小林農場の野菜セットを今まで食べってくださった方々にはさらに充実したセットをお届けできるように、また、これよりお試しセットを試される方々には、継続的に小林農場の野菜セットを食べたいと思っていただけるよう、全力をつくしてまいりたいと思います。

そして、もっともっと多くの方々に小林農場の野菜セットを食べていただきたいと願っております。

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