一ヶ月早い 平成24年 新年の抱負 その4
年が明けるまで、残すところあと一ヶ月。おそらく日本で一番早い「新年の抱負」公開。
去年、私の借家に初めてインターネットとE-mailを導入しました。入手したコンピューターの本に従うと、コンピューターの素人の私でも、簡単に自分のブログを開設することができました。
その後、アナログ人間だった私がデジタル化されるまで、あっという間でした。今では、コンピューターのない生活は考えられません。
予想はしてはいましたが、やはり、インターネット依存症にかかりました。あてもなくサイトからサイトへと移り、気に入った動画を見つけたら10回も20回も繰り返し見続け、インターネットの画面の前から離れなくなり、気がつけば夜が明けようとしていた・・・。そんなことが何度かありました。
生活に支障をきたし始め、インターネットは自分にとっての「麻薬」になりかねないと感じ、電話会社に電話をして、「使い放題の料金プラン」から、「使用量が増えただけ使用料金が高くなる料金プラン」に変えてもらうことにしました。
そういう事情なので、インターネットの使用回数を少しでも減らすため、小林農場のブログの更新も少し減らしていくことにしました。
自分の意見を公のネット上に発表して、ネット上で人と意見を交わすこともできます。
ただ、人と意見を交わす時、正しい意見を述べようとすることも大事ですが、もっと大事なのは、自分の発言に対してしっかりと責任を背負うこと。ネット上にはどこの誰だかはっきりと名乗らないままに書き込まれた意見もたくさんありますが、それらの意見はどんなに素晴らしい内容でも、責任の所在が不明なので無効となってしまいます。
けっきょく、人に自分の思いを伝えようと本気で思うのであれば、人と顔を合わせ、自分の発言に対して相手がどのように表情を変えたかを確かめ合いながら言葉を交わす作業がどうしても必要なのだと思います。
ネット上で交わされる一方通行の意見のやり取りは、かりそめの触れ合い。今、私は、ブログに自分の意見を書きながら、そのように痛感しています。
ブログを開設したために小林農場の様子を皆さんにお伝えしてゆけたし、福島第一原発事故が発生した当初はネットからの情報がかなり頼りになりました。インターネットは、有用な道具であることは確かです。
「麻薬」にもなりえるし、かりそめの触れ合いばかりを増やす装置にもなりえることをしっかりと自覚している人が、インターネットを使う資格を有すると私は思います。
平成二十四年 辰年の陣 インターネットとはつきすぎず、でも、離れすぎず
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