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2011年11月

2011年11月28日 (月)

一ヶ月早い 平成24年 新年の抱負 その1

年が明けるまで、残すところあと1ヶ月。おそらく日本で一番早い「新年の抱負」公開。

小林農場の野菜セットを食べてくださっている方々より「いつも農場から野菜が届くのを楽しみにまっています。」とのお便りをいただく度に、野菜作りを続けてきてよかったと元気が沸いてきます。

畑仕事をしている最中、突然、腰の左側に稲妻が突き抜けたかのような鋭い痛みが走り、そのまま畑にぶっ倒れることが、何度かありました。持病のぎっくり腰が再発する回数が、今年になって多くなっています。幸い大事には至らずすぐに回復するのですが、放っておいてよいはずはないでしょう。

農家は体が資本。私もまだ老ける年齢ではありませんが、自分の体の健康を細かく気にする必要のある年にはなったようです。自分の体への心配りは、私の野菜を楽しみに待ってくれている方々へこの先もずっと野菜を送り続けていくためにも大切です。

持続的に効率的な仕事を、そして、よりよい毎日をすごすために最も必要なこと。それは、十分な睡眠であり、質のよい食事であり、整理整頓された空間でしょう。

仕事が忙しいことを理由に睡眠、食事、片付けの時間を削るのは本末転倒。ますます、忙しいだけの貧しい生活になっていくでしょう。

忙しくなくても、気持ちがいらいらしていると、暴飲飲食をしたり、部屋中を散らかしっぱなしにしたり、夜更かしして遊んだりして、生活が乱れます。

睡眠、食事、片付けは、自分の夢をかなえるための単なる手段ではありません。睡眠、食事、片付けを大事にできる生活、それ自体が、私の夢です。自暴自棄に陥ることなく規則正しい穏やかな生活が暮らせればすてきだと思っています。

平成24年 辰年の陣  睡眠、食事、片付けは優先順位の一丁目一番地

一ヶ月早い 平成24年  新年の抱負  その2

年が明けるまで、残すところあと一ヶ月。おそらく日本で一番早い「新年の抱負」公開。

10年前の話ですが、関西地方の農家の方の田んぼを見学させていただいたことがあります。

その田んぼは、「不耕起草生栽培」で20年以上、稲が栽培されていました。田んぼを耕さず、雑草もじゃまものとせずに田んぼから持ち運ぶことなく、そうすると、耕したり雑草を運び出したりするよりも、土は豊かになっていくのだそうです。これほど人為を除いて自然界の摂理に委ねる栽培法は他にはないのではないでしょうか。

その田んぼに足を踏み入れたときの、私の足に伝わってきた土のふくよかな感触、10年たった今でも、忘れません。

農家の方からお話を伺う機会がありました。不耕起栽培によって土が豊かになっていく理(ことわり)、さらに、自然界とどう向き合っていくのか、人としてどう生きていくかといった哲学に話が発展していきました。奥深き不耕起草生栽培の世界に酔いしれた、至福の時間でした。

農家の方が最後に言いました。「私の言葉にとらわれないでください。不耕起とは、耕す必要がないから耕さないのであって、いかなる時も耕してはいけないという意味ではありません。もし耕す必要があるのであれば、耕せばいいのです。」この言葉を聞いて、さらにこの農家の方に尊敬の念を抱きました。

不耕起栽培で育てたゴボウが収穫時期をむかえたとき、土を掘って収穫したりしたら土を耕すことになってしまうので、せっかくのゴボウを収穫できなくなってしまった。そんな笑い話があります。この場合は、ゴボウの収穫のため、素直に土を掘るべきでしょう。

多くの人がこの不耕起栽培に挑戦するものの、あまりに魅力的なため、その方法論に固執しすぎて失敗してしまう人もいるときいております。

作物栽培の基本は、まずはよく作物を観察して作物と会話して、作物が望んでいるように生育させ、ときどき手助けしていくことだと思います。最初から用意された、自分が思い描いている栽培方法の手引きで無理に作物を育てることは、できるだけ避けるべきでしょう。

今、さまざまな「こだわりの栽培方法」で生産された「こだわりの商品」が店頭に並んでいます。こだわりをもつことがすばらしいとされています。

そんな中、私は、どうやったら自分のこだわりから解放されて、まっさらな気持ちで作物と会話できるのか、考えてみたいと思います。

平成24年 辰年の陣  作物栽培は一に観察、二に観察、三、四は観察、五は読書して勉強、六に観察、七に観察

一ヶ月早い 平成二十四年  新年の抱負 その3

年が明けるまで、残すところあと一ヶ月。おそらく日本で一番早い「新年の抱負」公開。

人間活動から排出される二酸化炭素が地球全体の気温を上昇させ、地球温暖化によって近い将来、自然環境に多大な悪影響が及ぼされる。この「人間活動による地球温暖化説」は今は国際的な常識となっています。

一方で、あちらこちらの専門家から、この説の信憑性に疑問があり、このまま世界中が地球温暖化防止のために労力をかけることは徒労だとの声が挙がっています。

この先、地球温暖化の問題の真偽について、活発な議論が交わされるのではないかと私は思っています。もしかしたら、私たちが信じていた地球環境問題の常識がひっくり返るかもしれないと思いながら、少しだけ、注目しています。

明治維新の前と後では、ずいぶん人々の価値観は変わったことかと思います。太平洋戦争の前と後でもそうだろうし、私たちが生きている今の時代でも、少し前まで正しいと信じられていた価値観は、今では必ずしも正しくなくなってたりします。 

また、今、私たちが正しいと信じている価値観が私たちの次の世代も同じように正しいと信じてくれるかどうかは、全くわかりません。人が正しいと思うものは不変ではなく、移ろいやすいものなのだと思います。

どの時代にもそれぞれの価値観があり、どの時代の価値観が正しくて、どの時代の価値観が間違っているかなど、誰にも言うことができません。ただ、人々は、その時代その時代の価値観の中を必死に生きていくのみです。

「自分こそが正しい」との考え方が多くの争いを生み、多くの悲劇を生み出した。人類史に触れると、そんな想いを抱いたりします。本当に警戒すべきは、正義感を持たない罪人ではなく、罪の意識のない正義感でしょう。

本当に正しい人とは、自分も間違いを犯すことを自覚している人のことだと思います。本当に美しい人とは、自分の醜さを直視できる人のことだと思います。

しかし、それでも、人は絶対に正しいものを求め、自分が進むべき道をたずねようとします。なかなか、「この世に正しいものなんて何にもないよ」などとニヒルに生きていくことはできないものです。

私は、誰がなんと言おうとも正しいと思えることが2つあると思っています。一つは、人は空気と水と食べ物がないと生きていけないということ。もう一つは、誰しもがいずれ、死を迎えること。

これら、「ゼッタイ正しいこと」を叩き台にして、自分の進むべき道を探っていければと思っています。

平成二十四年  辰年の陣 こう思索してみると、けっきょく農で暮らしていくのが一番確実な生き方だと結論 

一ヶ月早い 平成24年 新年の抱負 その4

年が明けるまで、残すところあと一ヶ月。おそらく日本で一番早い「新年の抱負」公開。

去年、私の借家に初めてインターネットとE-mailを導入しました。入手したコンピューターの本に従うと、コンピューターの素人の私でも、簡単に自分のブログを開設することができました。

その後、アナログ人間だった私がデジタル化されるまで、あっという間でした。今では、コンピューターのない生活は考えられません。

予想はしてはいましたが、やはり、インターネット依存症にかかりました。あてもなくサイトからサイトへと移り、気に入った動画を見つけたら10回も20回も繰り返し見続け、インターネットの画面の前から離れなくなり、気がつけば夜が明けようとしていた・・・。そんなことが何度かありました。

生活に支障をきたし始め、インターネットは自分にとっての「麻薬」になりかねないと感じ、電話会社に電話をして、「使い放題の料金プラン」から、「使用量が増えただけ使用料金が高くなる料金プラン」に変えてもらうことにしました。

そういう事情なので、インターネットの使用回数を少しでも減らすため、小林農場のブログの更新も少し減らしていくことにしました。

自分の意見を公のネット上に発表して、ネット上で人と意見を交わすこともできます。

ただ、人と意見を交わす時、正しい意見を述べようとすることも大事ですが、もっと大事なのは、自分の発言に対してしっかりと責任を背負うこと。ネット上にはどこの誰だかはっきりと名乗らないままに書き込まれた意見もたくさんありますが、それらの意見はどんなに素晴らしい内容でも、責任の所在が不明なので無効となってしまいます。

けっきょく、人に自分の思いを伝えようと本気で思うのであれば、人と顔を合わせ、自分の発言に対して相手がどのように表情を変えたかを確かめ合いながら言葉を交わす作業がどうしても必要なのだと思います。

ネット上で交わされる一方通行の意見のやり取りは、かりそめの触れ合い。今、私は、ブログに自分の意見を書きながら、そのように痛感しています。

ブログを開設したために小林農場の様子を皆さんにお伝えしてゆけたし、福島第一原発事故が発生した当初はネットからの情報がかなり頼りになりました。インターネットは、有用な道具であることは確かです。

「麻薬」にもなりえるし、かりそめの触れ合いばかりを増やす装置にもなりえることをしっかりと自覚している人が、インターネットを使う資格を有すると私は思います。

平成二十四年  辰年の陣  インターネットとはつきすぎず、でも、離れすぎず

2011年11月16日 (水)

11月16日(水)  晴れ  3~13度

今日の仕事  収穫、出荷  不織布べたかけ(ほうれん草、油菜、小松菜、レタス類、春菊)  ほうれん草、油菜除草  

2011年11月13日 (日)

暫定基準値について 食品安全委員会  放射性物質を含む食品による健康影響に関するQ&A 

食品安全委員会がとりまとめた福島第一原発事故による食品への放射能汚染に対する影響評価。詳しくは、こちら

まとめ  現在の原発事故が収束していない状況において、食品の暫定基準値では、放射性ヨウ素は年間2msSv(シーベルト)、放射性セシウムは年間5mSv(シーベルト)までに食品からの内部被ばくをおさえるとしている。

この規制値をもとにして、日本人の食生活を考慮し、SvをBq(ベクレル)の値に換算して、次のような暫定規制値が設定された。

核種        品目         規制値 

放射性ヨウ素   飲料水       300Bq/kg

           牛乳、乳製品   300Bq/kg

           野菜        2000Bq/kg

放射性セシウム 飲料水       200Bq/kg

           牛乳、乳製品   200Bq/kg

           野菜        500Bq/kg

           穀類        500Bq/kg

           肉、魚、卵、その他 500Bq/kg

今後、原発事故も落ち着き始めてきたため、緊急時のためにゆるめた規制値を、再び厳しくする方針。人が生涯、食品から被ばくする放射線量の累積を100mSvまでにおさえるように努力する。(人の一生を100年とすると、年間平均1mSv)。 

           

           

          

暫定基準値について 武田邦彦 中部大学教授 ブログ

武田邦彦中部大学教授は、かつて原子力関連の仕事で重役を担った、原子力の専門家でもある。福島第一原発事故後、放射能汚染に対しての具体的な対策をご自分のブログで毎日発信。歯に衣着せぬ発言で物議をかもしながらも、食品への放射能汚染に不安を抱く消費者をはじめ、子を放射能から守りたい母親など、ブログは1日50万のアクセスを超える。

国が定めた食品への暫定基準値はゆるすぎると、以下の理由で武田教授が指摘している。

その1 人体にとって、放射線は全く浴びないにこしたことはないのだけれども、現実的にはどうしても微量の放射線を浴びる場合もあるので、数々の研究と考察により、国際的な合意では、人体が許容できる被ばく量は、年間1mSvまでと決められ、これを受けて、日本でも法律によって、この規制値を採用している。

原発事故以後、この厳しい規制値は現実的に守れそうもないので、政府は規制値をやむをえず変更、引き上げることに。食品への放射性セシウムに対する規制値だけでも、年間5mSvまで引きあがった。

しかし、原発事故の以前も以後も、放射能が人体へ与える影響力が変わるわけでもないのに、規制値を上げてしまうのは危険。事故後も、年間1mSVの規制値を守るべき。

その2  原発事故以後、私たちは、放射線物質で汚染された食品を取り込んで人体の内部から被ばくするほか、水を飲んだり呼吸をしたりして放射性物質を体内にとりこんだり、また、放射性物質に触れたりして体外から被ばくするなど、いろんな場面で被ばくする機会がある。いろんな場面で受けた被ばく量を全部足した量が、私たちが現在受けている被ばく量として考慮される。

食品の暫定基準値を定める際、食品からの被ばく以外からも被ばくすることも考慮にいれながら、決めていく必要がある。

しかし、政府は、食品からの被ばくしか考慮にいれず、他の要素からの被ばくは考慮されていないため、自ずと設定される暫定規制値は、甘くなる。

以上のことを指摘されたうえで、武田教授はご自分が試算した規制値をブログ上に公開している。

7月7日のブログ

8月4日のブログ

低線量の被ばくについて

実際、人体は、どれくらいの量の放射線を浴びれば、明らかに健康を害するのだろうか?詳しくは  食品安全委員会   武田教授ブログ

まとめ  放射線物質から発せられる放射線の量を表す単位がベクレル。

同じベクレルの量の放射線であっても、放射線の種類によって人体に与える影響力が違ってくる。人体が受ける放射線の量を表す単位がシーベルト。

現在の科学では、年間100mSvの放射線を受けた人はガンになりやすいことが知られている。年間100mSv以下の放射線量は「低線量」と表現されているが、現在の科学では、低線量の被ばくがどれだけ人体に影響を与えるのか、はっきりと解明されてない。

この場合、「危険性がはっきり確認されないのであれば、心配しなくてもよい」と考えるのではなく、「安全性がはっきり確認されるまでは、危険であるとして、警戒する」と考えるのが、世界のリスク管理の常識のよう(予防原則という)。

年間100mSvでの人体への悪影響ははっきりしているので、その100分の1である年間1mSvまでなら放射線を受けても大丈夫だろうと推測し、年間1mSvという規制値が世界的な合意になった。

福島周辺では、3月から、低線量の被ばくを受け続け、その対策が行われている。

自然放射線について  

私たちは、普段から、自然界にもともと存在している放射線を浴びながらくらしている。詳しくは  食品安全委員会  武田教授ブログ

まとめ  日本では、日本人は年間平均1.5mSvの自然放射線を浴びている(世界では年間平均2.5mSv)。自然放射線は長い間、人類と共存してきた放射線。原子力関連で人体に悪影響を与えると問題にされるのは人工的に生み出された「人工放射線」であり、放射線に関する規制値を定める際、自然放射線量は計算に含まれず、人工放射線のみを対象としている。

以上、数回のブログで、福島第一原発事故に関連したいろんな数字をおさらいしてみました。

基準値にしろ、放射線量にしろ、ここで使われている数値は、物事を理解していく上でのただの目安にしかならないかもしれませんが、判断材料となる目安を持っておくことにより、放射能に対する漠然とした不安が、少しでも解消されていくのではないかと思っています。

2011年11月12日 (土)

11月12日(土)  晴れ  10~20度

今日の仕事  風呂場、住居の整備、修理

2011年11月11日 (金)

11月11日(金) 満月  雨  8~11度

今日の仕事  収穫、出荷

2011年11月10日 (木)

11月10日(木)  くもり ときどき はれ  8~15度

今日の仕事  収穫、出荷  さやえんどう播種  ほうれんそう、油菜播種  緑肥用小麦播種  そらまめ播種

2011年11月 9日 (水)

11月9日(水)  はれ  8~16度

今日の仕事  収穫、出荷  さやえんどう支柱作成

2011年11月 8日 (火)

11月8日(火)立冬  はれ  13~18度

今日の仕事  収穫、出荷  玉葱定植  施肥、トラクター耕

2011年11月 7日 (月)

卯年立冬  その1

福島第一原発事故による放射能汚染は、現在進行形で食の安全を揺るがしています。

先日、小林農場のすぐ隣の地主さんの農場から採取された落ち葉がモニタ二ング検査を受けました。結果は、1kgあたり160ベクレルの放射性セシウムが検出されたとのことでした。無視のできない高い数値でした。

福島原発から流れ出た放射性物質がこの地にも降り注いだことを、改めて思い知らされました。

落ち葉は毎年、畑仕事のさまざまな場面で活躍してくれる、私たち農家にとって馴染みのある材料なのですが、今回の検査結果を受けて、今後の落ち葉の使用をどうするのか、考える必要があります。

数か月前、全国に販売されていた牛肉から規制値を超える放射性物質が検出された事件がありました。牛が放射能に汚染されていた稲わらを食べていたのが原因でした。

少しでも油断していれば、除染されずにそこらじゅうに散らばったままの放射線物質が、何らかの形で自分の畑に侵入してくるでしょう。

また、各自治体が農産物の検査結果を公表していますが、各市町村の狭い地域でも放射性物質は一様に拡散しているわけではなく、もっと細かく一軒一軒の畑を検査してみると、公表されている数値とは大きく違う数値が検出されたという事例もあります。

また、現在は放射性セシウムのみが注目されていますが、ほかにも、放射性ストロンチウムなど、測定のされにくい放射性物質も福島第一原発から飛散されたと考えられています。

このように不安要素がたくさんある中で、生産者側がなんの根拠も示せないまま「自分の作物は安全」と強調すれば、消費者側は「本当に?」とますます疑いを強めていくのではないでしょうか。

消費者は、いつも正確で正直な情報を生産者に求めています。このような状況であるからこそ、自分の農場の置かれている状況をできるだけ正確に正直に伝えていき、消費者の方々と信頼関係を築き、共に食の安全について考えていければいいと思います。

(落ち葉や腐葉土は放射性物質をスポンジのように吸収する性質があるようで、東日本のどの地域でも落ち葉からそれなりの数値の放射性物質が検出されるだろうと推測されます。

一方で、田畑に落ちた放射性物質は、たいていは土中に固定されていて作物に移行しにくい状態になっていて、実際に、各自治体の検査では、作物から放射性物質が検出されなくなってきています。)

卯年立冬  その2

先週、「放射能から子供を守る方法」という演目で講演が行われていたので、私も参加してきました。

まだ、生まれたばかりの赤ん坊を抱えながら、母親が発言していました。「原発事故後、被ばくしている東日本産の食材を避けて他の産地の食材を購入してきたけれども、手に入る食材の種類は限られ、食生活に無理がかかり、家族はストレスを感じ始めてきた」、と。

私と同世代の若い母親が必死の想いで我が子の健康を守りぬこうとしている姿を目にすると、胸が打たれます。

どんなに規制値を大きく下回っていても、たとえ放射性物質が検出されなくても、福島周辺地域産の食品は食べたくない。そのような消費者の方々の気持ちは、理解できます。

ただ、このまま消費者の支えを失えば、生産者の暮らしは成り立たなくなり、農地は放棄され、人の足がふみいることのできない荒地と化します。日本人の命の糧を産み出してきた産地が、日本人の心の原風景でもある産地が、たくさん福島周辺から消えてなくなってしまいます。

自分たちの地域で、自分たちの国で、食糧を自給していくことは、この上なく大切なことだと思います。放射能から身を守ることが大事であると同時に、日本の産地を守っていくことも大切です。

前述した母親のように、関東に暮らしていて東日本産の食材を完全に避けることは容易ではないようで、放射能対策のためにと無理をした食生活を強いて心身の健康を崩してしまうことも懸念されます。

栃木県で定期的に県産の農産物の検査が行われていますが、ほとんどが放射性物質は不検出です。地元の農家や私自身も農作物を検査機関に提出して検査してもらいましたが、やはりたいてい、不検出でした。

現在、私は地元の学校に学校給食の食材として野菜を出荷して、地元の子供たちにも私の野菜を食べてもらっています。私は検査で不検出の野菜であれば出荷していこうと考えていますが、みなさんはどう、思いますか?

私は、モニタ二ング検査によって導き出された数値を見て自分の野菜を出荷して大丈夫かどうか判断していくつもりですが、みなさんはなにを基準にして食材を選びますか?

生産者と消費者が一体となって、食の安全について考える頃なのだと思います。

同時に、私は農家として、私の野菜を食べてくれた方々が放射能物質にも負けぬ免疫力をつけてくれるように、生命力の強い野菜を栽培していきたいと思います。

(たいていの場合、自治体などが使用している放射能測定器は、検出下限値は20ベクレル。よって、たいていの場合、「不検出」とは、「20ベクレル以下」という意味。)

2011年11月 6日 (日)

11月6日(日)  くもり  のち  雨   10~20度

今日の仕事  玉葱定植  買い物

2011年11月 5日 (土)

11月5日(土)  晴れ のち くもり  10~20度

今日の仕事  玉ねぎ定植

2011年11月 4日 (金)

10月4日(金)  晴れ  10~22度

今日の仕事  収穫、出荷  播種(ホウレンソウ、油菜、かき菜、京菜、ターサイ、かつお菜)  トラクター耕)

11月4日の野菜セット

Pb030699_2 じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、かぶ、さつまいも、長ネギ、かぼちゃ、キャベツ、レタス、サニーレタス、ブロッコリー、さやいんげん、小松菜、ルッコラ、二十日大根

「毎回更新 野菜セットの食べ方 走り書き」配布

2011年11月 3日 (木)

11月3日(木)  くもり  12~18度

今日の仕事  収穫、出荷  大根除草  トラクター耕  大根、かぶ間引き

白金台内観研修所  心をめぐる話 内観から学ぶ

「内観」と呼ばれる自己観察法がある。「自分はなにも悪くないのに、どうして私のまわりの人は私にひどい仕打ちをするのだろう」と重たい悩みを抱えていた人が、内観を経験した後、「まわりの人が悪いのではなくて、私が悪かったんだ」と笑顔で語り、足取り軽くして去っていくという。詳しくは、こちら

追伸  私がこのメールマガジンと出会ったのは、8年前。100ページを超えるこのメールマガジンを全部、印刷して、何回も読み返し、そのたびに目から鱗が落ちました。時間のある方は、1ページ目の2002年1月20日の記事から順番に読み進めてみてください。

塔が建つ

Pb030701茎が段々と高く高く伸びていく、緑色と赤色の葉が鮮やかなこの植物は、サニーレタス。夏に種を播いたほとんどのサニーレタスが、収穫される前にトウがたってしまいました。夏の高温に当たると、茎を伸ばす性質があるようです。

2011年11月 2日 (水)

11月2日(水)  晴れ  7~20度(水) 

今日の仕事  収穫、出荷  施肥、トラクター耕  ヤーコン収穫  ホウレンソウ除草  風呂釜のバーナー、購入

2011年11月 1日 (火)

11月い日(月)  はれ  8~20度

今日の仕事  収穫、出荷

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