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2011年6月25日 (土)

卯年夏至 その4

私の父も母も兄弟、姉妹がたくさんいるので、私にはたくさんの親戚がいます。先日、私の叔父さん、叔母さんに、武が農家として独立して農産物の販売を始めたことのご報告を兼ねて、小林農場の野菜セットを贈呈させていただきました。

数日後、叔父さん、叔母さんの方々より、電話や手紙やE-mailなどで、野菜セットの感想を送ってくださいました。「鮮度がスーパーで買ってきた野菜とは別物」など、たくさんのお褒めの言葉をいただき、嬉しかったです。

「野菜に虫が混じっていた」との報告もいただきました。「でもそれは、農薬を使っていない証拠だから、逆に安心した。」と優しいご意見を添えていただきながら。

野菜セットの野菜の説明や食べ方を簡単につづった通信も野菜と一緒に添えてお届しました。「食べる側の目線に立った心配り」との評価をいただきました。時間を作って、農場の様子をつづった通信もお届していけるようにして、農場の畑をもっと身近に感じていただけるようにしたいと思っています。

そして、ありがたいことに、この野菜セットの贈呈をきっかけに、多くの叔父さん、叔母さんが小林農場の野菜セットの定期的な購入を申し込んでくださいました。私の父、母、姉も、小林農場の野菜を食べてくれます。

私の母は知り合いの方に小林農場のことを紹介してくれたため、そこからお試しセットをもうしこんでくださる方もいらっしゃいました。

安定した農場経営をしていくためには、野菜セットでの販売を増やしていくことがかかせないと、常々、考えていました。

自分と血でつながっている人々の存在を、今ほど心強く思ったことがありません。喜んで受け取ってくださるような野菜セットをお届することにより、みなさんにご恩をお返していきたいと思います。

また、私が東日本大震災の被災地へ救援物資として小林農場の野菜をお届けしたさいにお世話になった株式会社noicoさんも、そのホームページで小林農場の野菜セットを紹介してくださりました。この場をかりてお礼をもうしあげます。

(株式会社noicoさんの「農を届けるプロジェクト」では、被災地での救援を実施中。ご興味のある方は、こちら。)

どのようにして野菜セットを受け取ってくださる人を探したらよいのか。まずは、私の友人に声をかけてみることを考えました。

しかし、そのようなことを頼めるような友人の顔が、まったく思い浮かんできませんでした。いかに私が今まで人づきあいを疎かにしてきたかが、明るみになりました。

人として一人前になるという意味は、なんでもかんでも自分のことを自分一人でこなせるようになることではなくて、人は一人では生きていけないという現実をしっかりと見据えて、助けたり助けられたり支え合える関係を周りの人々と築いていくことではないか。最近、そのように考えるようになりました。

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