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2011年2月28日 (月)

土作り

P2230123まだ、作物がほとんど作付けされていないこの時期の畑に有機物を投入していき、土作りにはげみました。土の中の有機物から放出される栄養を作物に与えているのは、土壌内外に生息する虫や微生物や植物の根であり、土を作るとは、これらの多種類の生命を畑に増やすことだと考えています。近所の米農家の方からお米のもみ殻を大量に譲っていただけたので、地面が見えなくなるくらいに畑の広い面積にもみ殻をまいて、トラクターで畑にすき込みました。もみ殻は、畑の中の水分と酸素を適度に調整して、土壌中の生物に住みやすい棲みかを与え、土壌改良にはとても良い有機物とされています。

P2210108 小林農場の借地は粘土質の畑のために土質が固いので、もみ殻の投入で少しでも土がフカフカと柔らかくなってくれることを期待しています。そんな土壌改良に効果的なもみ殻ではありますが、土の中で分解されて作物の栄養として吸収されるまでには数年間の長い時間がかかります。そこで、別に、すぐに分解されて作物に吸収される即効性の有機質肥料も同時に作っています。近場で安い値段で手に入る米ぬかや鶏糞などの有機物は、いっしょに混ぜて山にして積み水を加えれば、その中で微生物が増殖して、短期間で分解されていきます。今後、畑で栽培される作物がもっと栄養を欲すれば、この肥料をあたえていきます。

P2040021_2 畑に投入された有機物は、その年のうちに全部、分解されて作物の栄養になるわけではありません。何年もかけて分解されるまで、土壌に残ります。栽培する作物がどれくらいの栄養を必要するかが分かっていても、どの種類の有機物をどのくらいの量をいれていけばよいのかを机上で計算していくのは難しいです。作物の育ち方をしっかり観察しながら、次回に散布する有機物の量を増やすのか減らすのか決めていきます。一番警戒すべきは、畑が栄養過剰になってしまうこと。栄養過多によって成人病の患者が増えていることが社会問題になっていますが、作物の世界にもそれはあてはまります。

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