2016年9月25日 (日)

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小林農場 風家(かざいえ)の野菜セットはいかがですか?

  小林農場は、各ご家庭に、安全性に配慮して生産した多種類の旬の野菜をセットにしてお届けしています。ご興味のある方はここをクリックしてご覧ください。

 

毎回公開・野菜セットの中身 

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ブログの主役は畑の作物

 

小林農場の畑で育つ作物の生育の様子を写真に収めながらつぶさに追跡。みなさんもどうぞ、育ってゆく作物の様子をいっしょに見守っていてください。

オクラ  カボチャ  (=)キャベツ  キュウリ  ||ゴボウ  サヤインゲン  {}サヤエンドウ  ()ジャガイモ  ズッキーニ  ()ソラマメ  ダイズ  ()タマネギ  トマト  ()夏野菜の苗   ニラ  ニンジン  ||ネギ  <>ホウレンソウ  <>葉物野菜全般  <>春野菜全般   ヤマイモ

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農場の物語の世界へ ようこそ。 

農場通信・・・農場で起こっている出来事、その時に感じたこと、考えたこと。農場がめざしていること、農場の想いをみなさんにお伝えしています。

歳時記・・・旬の季節の農場の光景を、写真でつづります。写真をクリックすると写真が拡大してもっと見やすくなります。

栽培暦・・・現在行われている農作業を公開しています。毎週、更新。

調理法・・・野菜が主役のおいしくて、なおかつ簡単な料理法をご紹介いたします。

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9月23日の野菜セット(来年への秋の端境期への対策について)

9月23日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、葉ネギ、ナス、キュウリ、ピーマン、ゴーヤ、カボチャ、ミニトマト、サヤインゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、人参の葉

いよいよ「秋の端境期(はざかいき)」が深まってきている感じです。ナス、ピーマン、キュウリなどの夏野菜の収量はますます減ってゆき、なんとか実をかき集めながら野菜セットに分配しています。

ゴーヤ、ミニトマト、モロヘイヤ、青シソなどの、夏の間中収穫し続けてきた夏野菜がまもなくいっせいに野菜セットから姿を消すでしょう。

7月9日に種まきされたサヤインゲン(品種は極早生種の「マンズナル」)が9月の上旬から収穫できましたが、10月に入ろうとする頃には収量が落ちて、間もなく収穫できなくなるような感じです。

去年は7月18日に種まきしたサヤインゲン(ツルなしの品種)が、9月下旬から11月に入るまで収穫することができました。来年は時期ををずらしながら何回かに分けてサヤインゲンの種まきを行い、秋の端境期の間ずっと、サヤインゲンの収穫を楽しもうと思います。

この時期に出荷しようと思って栽培していたトウガンやショウガは、雑草の中に埋もれてしまい、生育できず。人参などの主要な作物の管理に専念していると、どうしてもこれらのあまり主要ではない作物の管理には手が回らなくなってしまいます。ほんの半日でもトウガンやショウガの周りに生えている草を刈る時間を捻出できていれば、今ごろ、これらの作物も野菜セットに加えることができたでしょう。

Dscf2871ほんのわずかだけ収穫できたトウガン。煮込んでおいしくいただきました。

シシトウもこの時期にはまだ収穫できる作物で、私も栽培していました。辛くないトウガラシのはずなのですが、収穫したシシトウを味見してみるとなんだかものすごく辛いシシトウが混ざっていました。これに当たると、全身から汗が噴き出そうになります。

少しくらい辛いのが混ざっていることはシシトウにはよくあることですが、あまりに辛いシシトウに当たる確率が高いので、シシトウを出荷するのをやめました。小林農場でシシトウを栽培すると辛くなりやすいのかもしれません。来年はシシトウの代わりに、以前に栽培していた伏見甘長トウガラシを栽培したいと思います。

Dscf2856夏野菜が姿を消してゆく中、いよいよ収穫時期を迎えようとしている人参。

2016年9月22日 (木)

トマトの収穫 開始    平成28年7月21日

トマトの収穫 開始 平成28年7月21日

花火の音が聞こえる季節となりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  例年どおり、7月に入ってトマトが収穫され始めました。去年は大玉トマトの栽培に失敗してほとんど収穫できず、ミニトマトのみの出荷となりました。大玉トマトはミニトマトよりも用途は広くて需要も高いので、今年は大玉トマトの栽培に力を入れてみました。

  トマトの故郷は南米アンデス山脈の高地で、強い日光が降り注ぐ乾燥した気候の中で誕生しました。夏の暑い時期に生育する作物ですが、日本の夏は雨が多くて多湿です。湿った環境を嫌うトマトを栽培するには、日本の気候はふさわしくありません。

専業農家は雨除けハウスの中でトマトを育てています。小林農場も普段は苗を育てたりするために使用しているビニールハウスを、夏になるとトマトの苗を植えてトマト栽培に利用しています。

  同じ作物を同じ場所で毎年栽培し続けていると、やがて「連作障害」が発生して、作物の生育が悪くなってしまいます。毎年、作物は違う畑で栽培するのが作物栽培の基本です。小林農場にはそんなにたくさんのビニールハウスがあるわけではないので、どうしてもトマトを毎年、同じハウスの中で栽培しなくてはいけませんでした。

今年の春に新たにビニールハウスを新設して、大玉トマトをその中で育てています。場所を新たに移し、今までのところ大玉トマトの栽培は順調。今年は大玉トマトが安定して収穫できそうな様子です。

雨除けハウスを大玉トマトにゆずり、今年はミニトマトを全部、露地の畑で栽培することになりました。ミニトマトは大玉トマトと比べれば栽培しやすいですが、やはり乾燥した環境を好む植物であることに変わりなく、どうしても雨が降って土が湿ると真っ赤に熟した実は割れやすくなってしまいます。割れてしまう前に、実が真っ赤に熟すより先に早めに収穫するようにしています。ミニトマトを収穫している時にいくつかつまみ食いしながら味見していますが、真っ赤に熟すまで待たなくても味はしっかりとしていておいしいです。

雨除けハウスに植えきれなかった大玉トマトの苗を、露地の畑にも植えてみました。大玉トマトは雨に当たると確実に品質が落ちるので、試しに、支柱を建てて即席の雨除け用ビニールを苗の上にとりつけてみました。

こんな簡単な雨除けで大玉トマトがまともに収穫できれば、トマト栽培はもっと気楽になります。毎年、場所を変えながらトマトを栽培しやすくなるので、連作障害の心配もしなくてすみます。今後の「即席雨除けハウス栽培」の収量を注目してみてゆこうと思います。

「いつ、トマトが野菜セットの中にはいるのですか?」というご質問を、毎年必ず、どなたかからいただいています。アンデス山脈から海を渡ってやって来たトマトは、今ではすっかり、日本で愛される作物となりました。トマトは数ある野菜の中でも最も栽培の難しい野菜の一つですが、多くの消費者の方々に最も喜んで受け取ってくださる野菜の一つでもあり、労力を費やしてでも栽培する甲斐のある作物でもあります。

黙々と伝わってゆくこと    平成28年7月14日

 

黙々と伝わってゆくこと  平成28年7月14日

    長雨が続き、梅雨が明けない今日このごろです。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  5年前の福島第一原発事故により、福島や東北・関東地方の農地は放射能によって汚染され、私たち農家は苦しい想いをしました。次に原発事故が発生すれば今度こそ日本は滅亡してしまうかもしれないという強い危機感があり、7月10日の参議院選挙では、私は原発の再稼働を反対している立候補者や政党に投票しました。

今回の選挙で勝利したのは、今後も原発を再稼働させてゆくことを明言している自民党でした。私のように今すぐに原発をなくしてゆくべきだと考えている人は少数派のようです。この数年間、国政選挙が行われる度に、自民党が勝利しています。今の日本の情勢を見ていると、よほどのことが起こらない限り、この先しばらく自民党政権は安泰で、ゆえに、原発も維持されていくでしょう。

  農場の畑では、先日、ネギの苗が雑草に飲み込まれてしまいそうになっていたので、きれいに耕した畑に苗を植え替えました。すっかり雑草に囲まれてしまったモロヘイヤやオクラなども、四つん這いになってひたすら株元に生えている雑草を手で引き抜き、雑草の森から救出しました。選挙があろうがなかろうが、淡々と生えてくる雑草を黙々と私が引き抜いてゆく、いつもの夏の農場の光景が変わることはありません。

  人それぞれ考え方が違うので、私の思い通りに日本の社会を変えてゆくのは難しいですが、小林農場の中では他の誰の意見にも左右されることなく、私の好きなように私の理想を実現してゆけます。原発のような装置に頼らなくてもよいささやかな暮らしを、この農場の中なら実現してゆけます。私のこの想いを、皆さんにお届けしている野菜の中に詰め込んでいます。声高に「原発反対」を訴えることに時間を費やすよりも、農場で黙々と畑仕事することに専念したほうが、私の想いを強く伝えてゆけるような気がいたします。

この通信を読んでくださっている方の中には、今回の選挙で自民党に投票された方もいると思います。私は自民党の今の政策に反対なので他の政党を応援してゆこうと思っていますが、たとえ選挙で投票する政党が違っていても、小林農場の野菜を食べてくださっている方々とならば、今後も野菜を通じてお付き合いしてゆくことができます。

考え方が違う者同士がお互いの考えをぶつけ合いながら議論することはとても大切なことですが、あまりに対立が深まりすぎてお互いに顔を会わせるのも嫌になってしまったりしたら、話し合いができなくなってしまいます。しかし、「好きな映画」とか「好きな歌」とか、お互いが共有して共感できる話題があれば、政治的な考え方が違っていても、継続して顔を会わせやすくなるでしょう。

このように本当に素晴らしい映画や歌などは多くの人々に愛され、人と人を結びつける「接着剤」のような役割を果たすこともあります。「本当においしい食材」もまた、どんな考えの持ち主にも共有されやすいものだと思いますし、小林農場がそのような食材をみなさんに提供できるようになれればよいと思っています。

 

2016年9月21日 (水)

平成28年秋作 ニンジンの栽培

Dscf2867「人参の葉」を野菜セットに入れてみました。

人参の根を肥大させるために、葉が込み合っている部分からいくつか葉を間引きますが、その間引かれた葉をその場に捨てずに大事に持ち帰れば、商品として出荷できます。

人参の香りを楽しめる食材です。味噌汁やスープの香りづけにしたり、またはゴマ和えにしたり、いろんな料理に利用できます。かき揚げやてんぷらにして食べるとおいしく、揚げ物を料理する方々には嬉しい食材なのではないでしょうか。

人参の葉の独特の細かな切れ込みが美しく、害虫に食べられることはほとんどありません。虫に喰われた穴が目立つ小松菜よりも出荷しやすい品目のように思います。

あまり葉が大きくなりすぎて人参畑が葉で込み合ってしまうと人参の生育に良くありませんですし、葉の食感も筋っぽくなって食べにくくなります。人参の葉を出荷できる期間は短いですが、私のお気に入りの品目なので、売り込みたいと思います。

Dscf2869根部では、人参の赤ちゃんが肥大し始めています。 

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7月から8月にかけて、人参の種を時期をずらしながら何回にも分けて種まきしました。

Dscf28569月18日撮影。1番最初に種まきされた人参。7月13日に種まき。10月に入る頃から収穫開始予定。

Dscf28609月18日撮影。最も最後に種まきされた人参。8月21日に種まき。ちょっと遅い時期の種まきとなり、冬の寒さが本格的になる前に十分に根が肥大してくれるかどうか、注目。

人参の種は条件が良くないと発芽しないこともあり、発芽させるのが難しい作物です。土が乾燥していたら発芽しないので、天気予報で雨が予想される日の前日あたりを狙って種まきするようにしています。

種を播いた後は、その播き溝の上に一輪車を走らせてタイヤで踏んで土を鎮圧します。こうして種と土を密着させておくと、種は乾きにくくなります。最後に播き溝にもみ殻を振りまいて、土が直射日光にさらされて乾いてしまわないようにします。

7月に種まきされた人参は、発芽が不良でした。おそらく、種の播き方が少なかったためだと思います。人参の種まきは、ケチらずにたっぷりと種を播かないと発芽させにくく、粘土質の小林農場の畑は特にその傾向が強いように思います。

人参の種は、一粒一粒が単独で土の上に芽を出すよりも、他のまわりの種といっしょに「いっせいのせっ」と土を持ち上げるほうが発芽しやすいようです。その後もお互いに葉と葉が触れ合うくらいの密な状態を維持しているほうが、安心して生育してゆくようです。

8月に入ってから、人参の種の播き方を修正して、たっぷりと種を播くようにしました(種代がかさみましたが)。遅まきした人参の種は、順調に発芽してくれました。

種まき後、うっかりして、もみ殻をまき忘れてしまった所がありましたが、その場所はやはり発芽が悪かったです。改めてもみ殻をまいておく必要性を再確認しました。

小林農場の畑は粘土質なので、直射日光を浴びたり強い雨に叩かれたりすると、表面がおせんべいみたいにパリパリに固まり、種が発芽しにくくなります。もみ殻には、土の表面が固まってしまうことを防ぐ効力もあるように思います。

小林農場ではいつの間にか秋作の人参の種まきがどんどん遅くなってきていますが、本当は6月の下旬から人参の種まきを始めていってもよいと思います。梅雨が明けて土が乾燥する頃に種を播くよりも、梅雨が明ける前に種を播いたほうが、発芽させやすいです。

年を越してから収穫する人参は7月、8月に種まきしたほうがちょうど良い大きさの人参を収穫しやすいですが、来年は、年内に収穫する人参の種を、6月下旬から播いてみようと思います。

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Dscf2768たくさん作っておきたい人参。しかし、除草作業にとても手間がかかり、たくさん作ると除草が大変です。

今年は試しに、真夏の暑い時期に、写真のように、人参の種を播く前に、畝に10日間ほどビニールを張ってみました。こうすると、土中の雑草の種は蒸し焼きされます。

これは「太陽熱除草」と呼ばれる栽培技術で、除草剤を使わなくても楽に雑草を退治できる除草方法として注目されています。

Dscf2841


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発芽した人参の芽。右の写真は太陽熱除草を施した畝で育てている人参。ほとんど雑草が生えていません。

左の写真は、太陽熱除草を施さずに同じ日に種まきして育てている人参。雑草もよく発芽しています。

太陽熱除草のような技術を取り入れてゆけば、人参も大量に作りやすくなるでしょう。

ただ、太陽熱によって、雑草の種だけでなく、有用な微生物まで蒸し焼きされている懸念はあります。もうしばらく、太陽熱除草を施した人参と施していない人参の今後の生育の様子を比較しながら観察してみたいと思います。

平成28年9月19日、20日の野菜セット(人参の葉について)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、葉ネギ、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、カボチャ、ミニトマト、サヤインゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、人参の葉

Dscf2867「人参の葉」を野菜セットに入れてみました。

人参の根を肥大させるために、葉が込み合っている部分からいくつか葉を間引きますが、その間引かれた葉をその場に捨てずに大事に持ち帰れば、商品として出荷できます。

人参の香りを楽しめる食材です。味噌汁やスープの香りづけにしたり、またはゴマ和えにしたり、いろんな料理に利用できます。かき揚げやてんぷらにして食べるとおいしく、揚げ物を料理する方々には嬉しい食材なのではないでしょうか。

人参の葉の独特の細かな切れ込みが美しく、害虫に食べられることはほとんどありません。虫に喰われた穴が目立つ小松菜よりも出荷しやすい品目のように思います。

あまり葉が大きくなりすぎて人参畑が葉で込み合ってしまうと人参の生育に良くありませんですし、葉の食感も筋っぽくなって食べにくくなります。人参の葉を出荷できる期間は短いですが、私のお気に入りの品目なので、売り込みたいと思います。

Dscf2869根部では、人参の赤ちゃんが肥大し始めています。

栽培暦 9月11日~9月17日(人参の種まきについて)

この週に行った仕事です。

収穫・出荷  整理整頓  育苗  ジャガイモ収穫  虫捕り  播種(京菜など)  草刈り  米ぬかを入手  長ネギの土寄せ  播種(玉ねぎ、ニンニク、大根、葉物野菜など)  定植(白菜、レタス類、シュンギクなど)  人参の間引き

7月から8月にかけて、人参の種を時期をずらしながら何回にも分けて種まきしました。

Dscf28569月18日撮影。1番最初に種まきされた人参。7月13日に種まき。10月に入る頃から収穫開始予定。

Dscf28609月18日撮影。最も最後に種まきされた人参。8月21日に種まき。ちょっと遅い時期の種まきとなり、冬の寒さが本格的になる前に十分に根が肥大してくれるかどうか、注目。

人参の種は条件が良くないと発芽しないこともあり、発芽させるのが難しい作物です。土が乾燥していたら発芽しないので、天気予報で雨が予想される日の前日あたりを狙って種まきするようにしています。

種を播いた後は、その播き溝の上に一輪車を走らせてタイヤで踏んで土を鎮圧します。こうして種と土を密着させておくと、種は乾きにくくなります。最後に播き溝にもみ殻を振りまいて、土が直射日光にさらされて乾いてしまわないようにします。

7月に種まきされた人参は、発芽が不良でした。おそらく、種の播き方が少なかったためだと思います。人参の種まきは、ケチらずにたっぷりと種を播かないと発芽させにくく、粘土質の小林農場の畑は特にその傾向が強いように思います。

人参の種は、一粒一粒が単独で土の上に芽を出すよりも、他のまわりの種といっしょに「いっせいのせっ」と土を持ち上げるほうが発芽しやすいようです。その後もお互いに葉と葉が触れ合うくらいの密な状態を維持しているほうが、安心して生育してゆくようです。

8月に入ってから、人参の種の播き方を修正して、たっぷりと種を播くようにしました(種代がかさみましたが)。遅まきした人参の種は、順調に発芽してくれました。

種まき後、うっかりして、もみ殻をまき忘れてしまった所がありましたが、その場所はやはり発芽が悪かったです。改めてもみ殻をまいておく必要性を再確認しました。

小林農場の畑は粘土質なので、直射日光を浴びたり強い雨に叩かれたりすると、表面がおせんべいみたいにパリパリに固まり、種が発芽しにくくなります。もみ殻には、土の表面が固まってしまうことを防ぐ効力もあるように思います。

小林農場ではいつの間にか秋作の人参の種まきがどんどん遅くなってきていますが、本当は6月の下旬から人参の種まきを始めていってもよいと思います。梅雨が明けて土が乾燥する頃に種を播くよりも、梅雨が明ける前に種を播いたほうが、発芽させやすいです。

年を越してから収穫する人参は7月、8月に種まきしたほうがちょうど良い大きさの人参を収穫しやすいですが、来年は、年内に収穫する人参の種を、6月下旬から播いてみようと思います。

2016年9月19日 (月)

平成28年9月16日の野菜セット(出荷作業の心得について)

9月16日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、ナス、キュウリ、ピーマン、カボチャ、オクラ、ゴーヤ、赤ピーマン、米ナス、ミニトマト、サヤインゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ

収穫したナスやピーマンやキュウリを、箱詰めする前に簡単に選別して、見栄えが良くておいしそうな物を選んで野菜セットの中に入れています。今回の野菜セットでは小さくてあまり見栄えの良くないナスやピーマンしか野菜セットに入れられず、なんだかさみしい印象のセット内容となりましたので、今まで貯蔵して温存してきたカボチャを、ようやく出荷してみました。

カボチャは、食べきりやすい大きさに切り分けて野菜セットに入れています。できるだけもちを良くするため、種とワタの部分を取り除いてから袋に密封してお届けしています。

どの野菜も、皆さんが野菜セットを受け取った後にすぐに箱から冷蔵庫に移しやすいように、袋に詰めてお届けしています。できるだけ皆さんが受け取りやすいように、丁寧な出荷を心がけています。

私が農業研修生として農家の方のもとで農業研修を受けていた頃、出荷作業では丁寧であることはもちろん、「速さ」も求められました。丁寧に出荷しようとしてあまり時間をかけていると、「丁寧にやりすぎないように」と注意をいただくこともありました。

皆さんに良質な作物をお届けしてゆくためには、畑仕事に時間をかけなくてはいけません。そのため、出荷作業にかける時間をどれだけ短くできるかが重要になります。

以前は私は、野菜セットの配送日の前日から配送の準備を始めていましたが、現在は配送日の前日もしっかりと畑仕事に時間を費やし、配送日当日に、収穫・箱詰め・配送を全部、すますようにしています。

仕事が丁寧であっても、時間がかかりすぎていては、けっきょく最後になると時間に余裕がなくなり、仕事が雑になります。皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間も遅くなります。「丁寧」と「速い」を相反させずにうまくかみ合わせてゆくことがプロと呼ばれる人々の仕事ぶりなのだと、出荷作業をしていると思います。

2016年9月14日 (水)

9月12日、13日の野菜セット(秋の端境期の見通しについて)

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、葉ネギ、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、米ナス、ミニトマト、サヤインゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ

夏野菜から秋野菜に切り替わってゆくまでの空白の期間「秋の端境期(はざかいき)」を迎えています。収穫できる野菜の種類が減る時期です。

Dscf2809ナス、ピーマン、キュウリなどの夏の果菜類は、量は減るものの、なんとか10月の中旬までは少しずつ出荷し続けていける予定です。

Dscf2802モロヘイヤ、青シソなどの炎天下でもしおれることなく生育してくれた葉物野菜も花を咲かせ始め、間もなく出荷が終了します。クウシンサイはしばらく出荷できると思います。日本では馴染みの薄い葉物野菜ではありますが、炒め物にも汁の実にも使えて、この時期の希少な葉物野菜です。

Dscf28499月になってもたくさん赤い実を実らせてくれている「マイクロトマト」。果たしてこれが、あとどれだけこの調子を維持してくれるだろうか。

現在は葉ネギを野菜セットに入れ始めていますが、これからは長ネギを出荷しはじめようと思っています。

Dscf2856人参の葉。去年は人参を10月に入ってすぐに収穫を開始していましたが、今年もだいたいそれくらいから収穫でしょう。

去年は間引いた人参の葉も野菜セットに入れたりして、端境期の野菜セットの種類数を確保していました。他に、間引いた大根の葉やカブの葉も野菜セットにいれていました。

Dscf2819そして、数週間前に収穫して、端境期が深まってゆく時期まで温存していたカボチャ。間もなく、野菜セットに登場です。

栽培暦 9月4日~9月10日(ネキリムシの被害について)

この週に行った仕事の内容です。

収穫・出荷  整理整頓  育苗  定植(白菜、キャベツ、レタス類など)  堆肥を入手、散布  除草(キャベツ、ブロッコリー、人参など)  ジャガイモ収穫  播種(大根、カブ、葉物野菜など)  麦を唐箕にかけて、製粉へ  草刈り、トラクター耕  虫捕り

9月4日に白菜やレタス類の苗を畑に植えてから1週間。ネキリムシによってたくさん根元から切り倒されて消えてしまいました。

苗を畑に植えてから毎朝、畑に足を運んで苗を見守っています、ネキリムシに切り倒された苗を見つけたら、そこを掘り返すとネキリムシが出てくるので、捕まえてつぶしています。

しかし、8月、9月はネキリムシが活発に動き回っているようで、ものすごい勢いで次々に苗を切り倒して、そして、土を掘り返しても見つからない場合が多いです。被害の拡散を防ぐことができませんでした。

これより、遅く種まきして育てた白菜の苗を植えてゆきますが、今まで植えた畑とは違う畑に植えようと思います。畑によって害虫の発生率もずいぶん違うので、畑を変えることによって害虫被害を軽減できることもあります。

植える時期が少し違っても、害虫の発生率が違うようです。8月28日に畑に定植したレタス類やキャベツはほとんどネキリムシの被害を受けなかったので、この秋はネキリムシが少ないと安心してそのすぐ隣に9月4日に白菜やレタス類の苗を植えたら、ほとんどがネキリムシの餌食になって消えてなくなりました。

時期を少しずつずらして種を播き、とにかく苗をたくさん作っておき、畑に植えた苗が害虫に食べられて消えてゆく度に新たに苗を植えて補い、「もうこれ以上は食べきれません。」とネキリムシに言わせるまで苗を次から次に植えてゆく。今は、こんな対策しか思いつきません。

秋作のアブラナ科の作物だけは、どうしても害虫による深刻な被害を受けやすいです。その他の作物については、そんなに深刻な虫害を受けることはないです。

Dscf2722定植される前のキャベツやブロッコリーの苗。

次週の仕事の予定

収穫・出荷  整理整頓  育苗  草刈り  種まき(玉ねぎ、大根、かぶ、葉物野菜、京菜、ニンニクなど)  定植(白菜、シュンギクなど)  米ぬかを入手  人参の除草・間引き  長ネギの除草、土寄せ  ジャガイモ収穫  カボチャの収穫  果菜類の管理  虫捕り 

 

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