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野菜セット をお届けしています。

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小林農場は、旬の野菜を詰め合わせて各ご家庭にお届けしています。

小林農場の野菜セットは・・・

  ・季節感あふれる内容(その季節に採れる旬の野菜が入り、季節が変わってゆくと同時にセットの内容も変わります。)

  ・野菜の種類数が豊富(年間50品目ほどの野菜を栽培。毎回、10種類ほどの野菜がセットに入ります。)

  ・安全性が高い(無農薬栽培など、人の体にも自然環境にもできるだけ優しい栽培方法を目指しています。)

  ・野菜だけでなく通信もお届け(それぞれの野菜の説明や料理方法、農場の様子をつづった農場通信もお届けします。) 

「お試しセット」もご用意しております。小林農場の野菜を一度試してみたいとお考えの方は、どうぞご注文ください。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

ご注文は電話、メールなどで小林農場までお伝えください。

Dscf0469 小林農場 風家(かざいえ) の連絡先

住所: 〒321-3415 栃木県芳賀郡市貝町杉山1000-1

電話: 090-4915-1418 

  (留守の場合、留守番電話にご自宅の電話番号を伝えていただければ、後ほどこちらから連絡させていただきます)

 メール:  kobayashikazaie@gmail.com  (令和4年1月より新たに農場のメールのアドレスが変わりました。それまでのアドレス「kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp」でのメールは現在は使用されていませんので、上に記入されている新しいほうのアドレスに送信してくださるようにお願いします。)

代表: 小林 武

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小林農場の日々の風景や考え方など、ブログでお伝えしています。以下をクリックしてご覧ください。

毎回公開・野菜セットの内容(12月7日更新)・・・野菜セットの内容を、毎回公開しております。

農場通信(12月9日更新)・・・農場で起こっている出来事をつづています。その時に感じたこと、考えたこと、農場が目指していること、農場の想いをみなさんにお伝えしています。

追跡・作物の生育日記(10月25日更新) ・・・さまざまな野菜の生育状況を追跡しながら、写真でお伝えしております。

小林家の食卓(11月20日更新) ・・小林農場の野菜を使った料理方法をご紹介いたします。

歳時記(11月30日更新)・・・旬の季節の農場の光景を、写真でつづります。写真をクリックすると写真が拡大してもっと見やすくなります。

命名百科(10月26日更新)・・・小林農場で出会える生き物を、写真や挿し絵などで公開しています。

関連リンク

ネット活用 情報館(6月17日更新)・・・インターネット上で小林が気になった情報をご紹介しています。 

半農半歌~声に出して歌わずにはいられなくなる名曲たち~(3月9日更新)・・・小林が選曲した名曲をご紹介しているページです。個人的な趣味ページ。

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2023年12月 9日 (土)

顔を見せるのが苦手な農家による顔の見える農場  令和5年6月8日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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顔を見せるのが苦手な農家による顔の見える農場  令和5年6月8日

梅雨の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先日の日曜日に小林農場の地元の市貝町でのお祭り「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催されて、小林農場も農産物を持参して出店させていただきました。地元の市貝町や芳賀郡にお住いの方々の他にも宇都宮市や茨木県などの様々な地域にお住まいの方々も会場まで足を運んでくださいました。来場してくださった皆様に感謝をもうしあげます。

  私は東京都の下町に生まれ育ち、生粋の江戸っ子なのですが、人が集まる祭りのような賑やかな場所が苦手でした。人と顔を会わせるのを辛く感じて、「誰とも会わずに一人で静かに暮らしたい」と願うこともあり、それで今は、他に誰もいない広い畑に一人きりで畑仕事をする生活を送ることになり、農家になることによって私の願いはかなえられました。

  たくさんの消費者の皆さんが、小林農場のような小さな農場から野菜を購入してくださっています。「顔の見える生産者から安心して商品を買いたい」と考えている消費者も多いと思いますが、大規模な農場よりも小さな農場のほうが消費者には顔が見えやすいかもしれません。小林農場のような小さな農場が生き残ってゆくためには消費者に自分の「顔」を見せるようにして、自分はどのような考え方に基づいてどのような生産方法で野菜を生産しているのか伝えて、それに共感してくれる消費者を募ってゆくことが大切だと思います。SATOYAMAヘルシーマーケットにも出店して、人前に顔を出すようにしています。

SATOYAMAヘルシーマーケットの会場に足を運ぶ来場者の皆さんの中には、出店者達との会話を楽しみにしている方々も多いと思います。私は人と顔を会わせて会話をするのが苦手ですが、農産物の他にも面白そうな小道具も会場に持参して店頭に飾り、それらを「話のネタ」にしながら来場者の皆さんとの会話をできるだけ楽しめるように工夫してみました。来場者に小林農場の野菜セットを宣伝することも話のネタとなり、この催しで野菜セットのことを知って定期購入を申し込んでくださる方々も複数いらっしゃいました。

最近では「人に自分の表情を見られるのが恥ずかしい」と思ってずっとマスクを着けて顔を隠しながら暮らしている日本人が増えているようで、人と顔を会わせるのが苦手な私もその心境をなんとなく理解できます。生まれつき脳の機能に障害があって人との会話がうまくできない「発達障害」と診断される大人や子供も少なくないようで、私にも発達障害があるのかもしれないと思いたくなるほど、私も人と顔を会わせるのが苦手です。そんな私が、いつの間にか消費者に顔の見える農家を目指しながら暮らすようになっていました。

発達障害の人達など、うまく人間関係を築けずに仕事を長く続けられず悩んでいる大人達も少なくないようですが、そのような人達に農業という職業は適しているのかもしれません。主に人を相手にするサービス業とは違い、農業では主に作物や家畜を相手にしますので、人との会話が苦手でも務まります。そして人間が生きてゆくためにはまずは食料が必要なので、食料を生産する農家は必ず社会から必要とされます。食料を提供することで多くの人々に喜ばれて、人と会話をするのが苦手でも胸を張って人と接することができます。

2023年12月 8日 (金)

令和5年12月4日の野菜セット・ホウレンソウの赤い根本について

12月4日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、カボチャ、長ネギ、サンチュ、ホウレンソウ、水菜、ターサイ、春菊、おやつジャガイモ

今後の野菜セットの内容・・・色んな種類の葉物野菜を出荷して、セットに葉物がたくさん入る。カブや大根の出荷を継続。人参、カボチャ、長ネギなども少しずつ出荷。

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Img_20231130_201337ホウレンソウ

寒くなると甘味が濃くなります。わざわざアク抜きをしなくてもおいしく食べられます。

根本の赤い部分も甘味があっておいしく食べられます。根元の部分を切り取って水に浸しておくと、根本に付いている泥をきれいに洗い流しやすくなります。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細については、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年12月 7日 (木)

令和5年12月1日の野菜セット・秋のSATOYAMAヘルシーマーケットが無事に終了

12月1日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、カボチャ、長ネギ、サンチュ、ホウレンソウ、水菜、ターサイ、春菊、おやつジャガイモ

今後の野菜セットの内容・・・色んな種類の葉物野菜を出荷して、セットに葉物がたくさん入る。カブや大根の出荷を継続。人参、カボチャ、長ネギなども少しずつ出荷。

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12月3日に地元の市貝町で開催された「第18回SATOYAMAヘルシーマーケット」が無事に終了いたいました。小林農場も出店して野菜を販売させていただきました。

今回は初めて市貝町役場の敷地内の「さわやか広場」で開催されましたが、見渡しの良い広い広場にたくさん方々が来場してくださり、賑わいました。

私は毎回、このような催しでは農場の連絡先をお伝えしながら小林農場の野菜セットを宣伝しています。そうすると新たに小林農場の野菜のことを知った方々が定期的に小林農場の野菜を購入してくださいました。

今回は小林農場の野菜を「YURURi」さんと「ナチュラルフード森の扉」さんが料理の食材として利用してくださり、多くの来場者の方々に小林農場の野菜を味わっていただけました。それらの料理を購入して食べてくださった来場者の方々より「野菜もおいしかった」というご感想をいただき、小林農場の野菜にも関心を寄せてくださり、野菜セットの定期購入にも関心を寄せて下さっていました。

開催実行委員会によって「ヘルシーボックス」が販売されましたが、これは小林農場を含めた様々な出店者の生産物を詰め合わせたボックスです。この催しをただ単に楽しいものにするだけではなく、出店者にできるだけ利益をもたらせるように配慮されて企画されたボックスだと思います。様々な出店者の生産物が詰め合わせられているので、購入された方々も十分に楽しめる商品ではないかと思います。

また来年の春にも開催されると思います(また会場が変更するかもしれません)。楽しみにしたいと思います。

今回、来場してくださった全ての方々に、感謝を申し上げます。

2023年12月 2日 (土)

令和5年11月27日の野菜セット・日曜日に開催「SATOYAMAヘルシーマーケット」の事前情報

野菜セットを食べていただき、ありがとうございます。今回の2000円セットの内容です。

人参、大根、カブ、カボチャ、長ネギ、サンチュ、ホウレンソウ、水菜、ターサイ、春菊、おやつジャガイモ

今後の野菜セットの内容・・・色んな種類の葉物野菜を出荷して、セットに葉物がたくさん入る。カブや大根の出荷を継続。人参、カボチャ、長ネギなども少しずつ出荷。

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明日の日曜日、小林農場の地元の市貝町にて「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催されて、小林農場も出店して農産物を販売いたします。

第18回 SATOYAMAヘルシーマーケット

  日時:12月3日(日) 

  場所:市貝町役場 さわやか広場 

    (前回までは「観音山 梅の里」で開催されていましたが、今回は初めて市貝町役場のさわやか広場で開催されます)

地元周辺の農家、料理人、工芸家、音楽家などが出店して、いろんなものを販売いたします。開催の詳細や出店者の情報は、以下の「SATOYAMAヘルシーマーケット」のホームページをご覧ください。

「SATOYAMAヘルシーマーケット」のホームページ

よろしければどうぞ里山までくつろぎにお越しください。

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地元の農家が提供した野菜を料理人が料理して開催当日に販売されます。このマルシェでは、他では食べられないような料理を楽しめると思います。

今回のマルシェでは、小林農場の野菜が「YURURi」さんの料理と「ナチュラルフード森の扉」さんの料理に使用される予定です。ジビエ入りのカレーライスや餡かけ丼ぶりなどの料理が販売されるようです。

開催当日は私もすぐにこれらの料理を購入して確保しておきたいと思います。料理は早い時間帯に売り切れる可能性があるので、料理を楽しみたい方はできるだけ早く会場までお越しになることをお勧めします。

 

令和5年11月24日の野菜セット

11月24日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、カボチャ、長ネギ、サニーレタス、ホウレンソウ、水菜、ターサイ、春菊、

今後の野菜セットの内容・・・色んな種類の葉物野菜を出荷して、セットに葉物がたくさん入る。カブや大根の出荷を継続。人参、カボチャ、長ネギなども少しずつ出荷。

・葉物野菜はあまり長く保存が効かないので、できるだけ早く料理してください。または、軽く茹でて水気を絞ってラップにくるんで冷凍庫に入れて冷凍すると長期保存ができます。

・人参や大根やカブなどの外皮もおいしく食べられ、皮を切り除かなくても大丈夫です。

人参・・・大きく育った人参から先に出荷しています。大きすぎますが、味はおいしいです。

おすすめ料理「きんぴら炒め」(野菜は千切りすると甘味を感じやすくなり食べやすくなる)

①人参や大根などを千切りする(千切り用のスライサーを使えば簡単)②フライパンにごま油を入れて、野菜を炒める。醤油やみりんなどで味付け(塩は入れなくてもよい)。

大根・・・根だけではなく茎葉もおいしく食べられます。茎葉を細かく刻んで、水気がなくなるまで炒めて、ゴマなどと合わせて、「ふりかけ」としてご飯にかけて食べてもおいしい。

カブ・・・小林農場のカブは、浅漬けやぬか漬けなどの漬物にしてもおいしいと思います。

カボチャ・・・表面に深い溝がある「菊かぼちゃ」で、しっとりとした肉質で、煮崩れしにくいので煮物などにも良いです。千切りして軽く炒めたカボチャをサラダに混ぜても良し。

おすす料理「カボチャの煮物」(みりんやしょうゆで煮る。おいしくカボチャを煮るコツ)

①フライパンに少しだけ水を入れて(水をいれすぎない)、食べやすい大きさに切ったカボチャを入れて蓋をして、焦げないように中火や弱火でコトコトと時間をかけて蒸すように煮る。②みりんを加えて、カボチャがだいたい煮えてきたらしょうゆも加えて味をつける。③ほっくりとカボチャが柔らかくなれば強火にして水気をとばして、皿に取り出す。

サンチュ・・・結球しないレタスの仲間。別名は「包み菜」。サンチュの葉で焼き肉を包んで食べてもおいしいです。普通のレタスのようにサラダとして食べてもおいしいです。

ホウレンソウ・・・根本の赤い部分も甘味があっておいしく食べられます。根元の部分を切り取って水に浸しておくと、根本に付いている泥をきれいに洗い流しやすくなります。

水菜・・・細長くて葉の縁がギザギザとしている葉物野菜。炒めたりおひたしにしたり、いろんな料理方法で食べられます。歯ごたえがシャキシャキとしていて、サラダで生食してもおいしいです。寒い時期には鍋料理の食材としてもよく利用されます。

春菊・・・独特な香りが特徴で、寒い時期は鍋料理の材料として人気があります。おひたしにしたり、卵とじにしたりするのが私は好きで、春菊の香りを生かした料理だと思います。

ターサイ・・・座布団のようにペッチャンコな形をした葉物野菜。株元に包丁を入れると、葉がきれいにばらけて料理しやすくなります。小松菜などと同じように料理できます。油との相性が良いので、炒め物にするのがお勧めです。濃い緑色の葉の色合いもきれいです。

おやつジャガイモ・・・小さなジャガイモです。そのまま丸ごと煮て、芋が柔らかくなったら取り出して少し冷まして、手やスプーンの先などで外皮を取り除いて塩などをつけておやつのように食べてもおいしいです(昔はおやつに蒸した芋がよく食べられていたよう)。

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細については、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年11月30日 (木)

「五十節」の第四十六節目 「モミジの葉 紅色に燃ゆ」 ~11月20日から11月27日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が上弦(🌓)となる11月20日から満月(🌕)となる11月27日頃までが第四十六節目となります。

第四十六節目の季節名は「モミジの葉 紅色に燃ゆ」です。近所のイロハモミジが紅葉して、燃えているように赤色に染まっています。

第四十六節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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小林農場の敷地内に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

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里山の木々が順番に紅葉していますが、近所のイロハモミジもようやく紅に染まりました。

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11月下旬、さらに色を濃くする里山の紅葉。この秋は11月下旬が里山の雑木林の紅葉の見頃だったと思います。12月に入った後は、おそらく葉がずいぶんと落葉して、木々はスカスカとなっていると思います。

Img_20231128_160709 夕方に、西日を浴びて黄金色に輝く雑木林。

Img_20231130_044925 雑木林の地面に積もっていた落ち葉。形も色もいろいろ。細長いのはクリの落ち葉。少し頭デッカチな円形のコブシの落ち葉。丸いカキの落ち葉。薄紅色のヤマザクラの落ち葉。イチョウ色でイチョウ型をしたイチョウの落ち葉。

Img_20231128_155016 とても大きなホオノキの落ち葉。

Img_20231129_114456 近所の耕作放棄地の様子。秋の頃まではクズなどの雑草に覆われて青々としていましたが、それらが黒焦げに枯れて、冬の景色が広がっています。

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玉ネギの苗を苗床から取り出して、一本一本、畑に植えています。来年の5月以降に玉ネギが収穫・出荷されます。

Img_20231129_114152 今年の玉ネギの苗は例年と比べて細く、少し心配です。大事に育てます。

2023年11月26日 (日)

家庭菜園 対 小林農場   令和5年5月26日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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家庭菜園 対 小林農場   令和5年5月26日

衣替えの季節となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  最近は自宅の庭などで家庭菜園を始める家庭が増えているようです。庭のない家庭でもベランダにてプランターで野菜を育てたりしています。人間が生きてゆくためには絶対に食べ物は必要であり、自分で食べ物を作れる人が増えてゆくのは頼もしいことです。「自分で育てた野菜は特別においしく感じる」と言う人も多いですが、それはそうでしょう。

  近所のホームセンターに行けばあらゆる種や肥料や資材が購入できます。ときどき家庭菜園を行っているご家庭より、「どんな肥料を購入すればよいのか」と質問をいただくのですが、専業農家の私にもよく分かりません。分からなければ肥料を使わずに野菜を育ててみてもよいと思います。土が肥えていなくても育ってくれる野菜はけっこう多く、小林農場の野菜セットに入れているサヤエンドウ、ソラマメ、レタス、カブ、大根、水菜なども肥料を与えていない土で育ちました。特にサツマイモは土がやせていても育ちます。以上のような難しい土作りをしなくても育てやすい野菜が家庭菜園の初心者に向いていると思います。

  ナス、オクラ、ピーマンなど、果樹の果実のように実って収穫できる夏野菜を家庭菜園で育てるのは特に楽しいと思います。これらは適切に肥料を与えなくては育たない場合も多く、小林農場は夏野菜を栽培するのがあまり得意ではありません。家庭菜園で上手に夏野菜を育てている皆さんと肥料の種類や使い方などについて情報交換ができればよいです。

  夏野菜の中でも特に人気が高いのがトマトですが、昨年は小林農場の畑では全くトマトが実りませんでした。いっぽうで近所の家庭菜園では、真っ赤に熟したトマトがたくさん実っていました。小林農場は家庭菜園に負けていました。プロの歌手よりも上手に歌を歌える一般人がいるように、プロの農家よりも上手に野菜を育てられる家庭菜園実践者も多いと思います。しかし、歌を歌うことで収入を得ながら生活をしてゆけるのはプロの歌手のみであり、作物を栽培することで収入を得ながら生活をしてゆけるのはプロの農家のみです。私はトマト栽培が下手ですが、多種類の野菜をセットにして販売する技術を持っています。

  今の時代はインターネットで簡単に野菜の育て方が調べられるようになり、ネットの進歩も家庭菜園の普及に貢献していると思います。ただし、それぞれの人間の性格が違うようにそれぞれの菜園の性質も違い、ネットから入手した情報が必ずしも自分の菜園に当てはまるわけではありません。入手した情報を実際に自分の菜園で試してみながら自分の菜園に適した育て方を見つけてゆきますが、それまでには栽培に失敗することもあります。

  まだネットがそれほど普及していなかった頃、農業の経験がなかった私は師匠の農場で野菜の育て方を体得して農家として独立するまでに10年間ほどの月日を費やしました。私が師匠の農場で授かったのは野菜の育て方だけではなく、農家として生きてゆくために必要な「根性」でした。根性があれば失敗してもすぐにやめたりはしません。昨夏は近所の家庭菜園で上手に育てられていたトマトをじっと観察して、小林農場のトマト栽培の改善策が見えてきました。家庭菜園から教わった改善策を今夏に生かしてみたいと思います。

令和5年11月20日の野菜セット・寒さが本格的に厳しくなる直前頃に出荷しておきたい葉物野菜

11月20日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

人参、大根、カブ、カボチャ、長ネギ、サンチュ、ホウレンソウ、水菜、ターサイ、春菊

今後の野菜セットの内容・・・ピーマン類の出荷は休止へ。色んな葉物野菜をたくさん出荷する予定。カブ、大根の出荷を継続。人参、カボチャ、長ネギ、ジャガイモも少しずつ出荷。

Cimg2332ターサイを出荷。

座布団のようにペッチャンコな形をした葉物野菜です。

株元に包丁を入れると、葉がきれいにばらけて料理しやすくなります。

小松菜などと同じように料理できます。油との相性が良いので、炒め物にするのがお勧めです。濃い緑色の葉の色合いもきれいです。

Img_20231126_125429 水菜もたくさん出荷。

細長くて葉の縁がギザギザとしている葉物野菜。

炒めたりおひたしにしたり、いろんな料理方法で食べられます。歯ごたえがシャキシャキとしていて、サラダで生食してもおいしいです。寒い時期には鍋料理の食材としてもよく利用されます。

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小林農場は常に野菜セットの定期購入を申し込んでくださる方々を歓迎しております。まずは野菜セットを試しに一度、購入してみたいとお考えになっている方々には「お試しセット」もご用意しております。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細については、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

2023年11月23日 (木)

「五十節」の第四十五節目 「霜が降り 毎朝、凍る」 ~11月13日から11月20日頃まで~

小林農場の独自の暦・「五十節」では、夜空の月が新月(🌑)になる11月13日から上弦(🌓)となる11月20日頃までが第四十五節目となります。

第四十五節目の季節名は「霜が降り 毎朝、凍る」です。連日、早朝になると霜がふるようになって、畑が霜で白く染まり、作物が凍りついています。

第四十五節目の小林農場周辺の風景を、写真でつづってまいりたいと思います。

(小林農場の独自の暦・「五十節」とは何か?詳しくはこちらをクリックしてご覧ください

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小林農場に鎮座しているコブシの巨木の現在の様子。

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連日、早朝には霜が降りて畑が凍るようになりました。作物も霜で白く染まります。

ホウレンソウなどの作物は寒さに強く、霜で凍っても凍死しません。日が高く昇って暖かくなると霜が溶けて、元の姿に戻ります。霜で凍ることによってホウレンソウなどの味はさらに濃くなります。霜が野菜の味をおいしくしてくれます。

Img_20231122_150601 春キャベツの苗。緑色だった葉の色が、霜が降りた後、赤紫色に霜焼けしました。寒さに当たると葉が変色する性質があります。

Img_20231119_150830 主に夏に繁殖する雑草のハキダメギクは寒さに弱いようで、霜に当たるとたちまち茎葉は焼かれたように黒焦げになります。

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早朝には霜で凍り、昼には雲のない青空が広がり、夕方には夕焼けで赤く染まる。以上が栃木県の平野部の冬の日常風景です。

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紅葉する里山。すでに全ての葉を落として冬木立になっている木もたくさん現れていますが、クリの木などの葉はまだがんばって枝にぶら下がっているようです。

Img_20231122_150101 紅葉する針葉樹、メタセコイア。

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我が家の目の前に鎮座しているクリの巨木も黄葉している最中。イチョウやモミジのように鮮麗に一色に染まる黄葉は人々の目をひきつけますが、クリの木のようにくすんだ感じの黄葉もよく見ると味わい深くて見入ります。

2023年11月21日 (火)

追跡・作物の生育 11月21日に撮影

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9月上旬に種が播かれて生育している白菜の様子。

Img_20231121_124324 9月下旬に種が播かれて生育している白菜の様子。

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9月末に種を播かれて育っている大根の様子。右上の写真は間引かれた大根の根の様子。

Img_20231121_123750 10月中旬に同じ日に種が播かれて育っている小松菜(写真の左側)とホウレンソウ(写真の右側)。

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左上の写真は一本ネギの様子。右上は分けつネギの様子。

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サヤインゲンの実がカラカラに乾いて、黒色の種が熟している様子。

Img_20231121_082401 霜が降った時のサンチュの様子。

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